平和の建設とは
諦めようとする心と
確たる信念との闘争だ。
人間生命の変革へ
今こそ草の根の対話を!
陰徳陽報御書 P1178
『わどのの正直の心に主の後生をたすけたてまつらむとをもう心がうじやうにしてすれんをすすればかかるりしやうにもあづからせ給うぞかし此は物のはしなり大果報は又来るべしとおぼしめせ』
☆女性に贈ることば 八月六日
子どもたちが、長い一生を生き抜いていくうえで、心の支えとなっていくような、キラリと光る思い出を残してあげたい。
特に、夏休みは、その絶好のチャンスであろう。
それは、何か特別なことではない。お金をかけなければできない、というものでもない。
たとえば、空があり、星があり、そして、母親の愛情と智慧があれば、そこから、親子で、心躍る夏の物語をつくつていくことができる。
☆今日のことば365 八月六日
作者のいわんとする思想をよく見極め、登場人物を自分の身近なものとしてよく思索することが、小説をよく読むということだ。
☆創価青年大会 佐賀 青春勝利の"栄えの国" 2017年7月27日
池田先生の初訪問50周年を祝賀する佐賀総県の創価青年大会が23日、佐賀市文化会館で盛大に開かれた。
新時代の"栄えの国"を築こう!——この日を目指し、佐賀青年部は、懸命に広布拡大に走ってきた。
男子部は部平均2・5、女子部は本部1、学生部は部1以上の弘教を成就。さらに、地区で5人の青年が集う取り組み「薫風青年5」を、総県の全地区で達成することができた。
池田先生の佐賀初訪問は1967年(昭和42年)9月15日。現・佐賀市大和町で行われた記念撮影会で、先生は一人一人に視線を注ぎ、語り掛けた。
"私は全部諸君のためを思って開拓している""これだけの広宣流布の功績を開いたと言える人生を生き切ってください"と。
青年大会では、この師匠の思いを命に刻んだ後継の青年たちが躍動していた。
◇
合唱団として舞台に立った男子部の岡井貴之さん。昨年、転勤で佐賀の地へ。右も左もわからない地域。新しい職場環境。だが不思議と不安はなかった。"今いる場所で勝つことが弟子の証し"と勇み立った。
多くの業務を抱えつつも、男子部では部長として友の激励に奔走。活動メンバーがほとんどいなかった部で、新たな友が参加するように。さらに5月には、岡井さん自ら弘教を実らせた。「池田先生の弟子の誇りを胸に、佐賀広布を担い立ちます!」
女子部の伊藤昌美さんは「師へ感謝を伝えたい」と青年大会に向けて前進してきた。悩める友がいれば"大丈夫。必ず乗り越えられるよ!"と、心から励ました。その確信は、自身が乗り越えた信仰体験から生まれていた。
伊藤さんは小学生の時に突然、病魔に襲われた。闘病生活では、家族や同志の励ましに支えられた。不安にかられることもあったが、"絶対に治す!"と決めて祈り抜き、病に打ち勝つことができた。
そんな伊藤さんが2年前に入会に導いたのが、今回の出演者でもある八島由佳さんだ。
彼女に入会理由を聞くと「まさちゃん(伊藤さん)の確信あふれる言葉に、"やってみよう"と。この信心で強くなることができました」とほほ笑んだ。
隣で聞いている伊藤さんの目が潤む。「由佳ちゃんと同じ思いで信心に励めることが何よりうれしい」
2人は今年、共通の友人に折伏を実らせ、佐賀に希望のスクラムを広げた。
学生部の神宮明人さんは、太鼓のパフォーマンスで会場を盛り上げた一人。
活動に消極的だったが、信頼する先輩の「俺も頑張るけん。明人も一緒に信心頑張らんね」との言葉に心境が変わった。
家庭での悩みも抱えていた神宮さんは"この信心で成長したい"と折伏に挑戦。進路である公務員試験にも励みつつ、太鼓の練習では、手の皮が何度もむけるまで打ち込んだ。
そして迎えた当日。舞台には、ぎゅっとバチを握り締める神宮さんの勇姿が。
"家族に成長した姿を見せたい""師匠と同志へ感謝を届けたい"——その思いを乗せた太鼓の音が会場に轟いた。
池田先生は折々の場面で"一番信頼できるのは佐賀の人"と励まし続けた。その師の思いに応えようと、佐賀の若師子たちは"栄光輝く青春の勝利劇"へ、新たな前進を開始した。