会合に集った友を
「仏を敬うが如く」
真心と笑顔で迎えよう!
一人を徹して大切に!
それが創価の心だ。
内房女房御返事 P1423
『過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり』
☆女性に贈ることば 七月十五日
富める家に生まれたから、幸福ではない。
貧しい家に生まれたから、不幸ではない。
名声の一家に育ったから、幸福ではない。
さまざまな苦しみのなかを、泣きながら生き抜くなかに、普遍の幸福が築かれていくのだ。
大勢の悩める人に希望を贈れる生命が輝いていくのだ。
☆今日のことば365 七月十五日
海外への憧れも、その底流にはなんらかの確固たる目的観があって然るべきだと思う。それなくしては、青春の輝かしい思い出になるひとときも物見遊山で幻影におわってしまう場合もあろう。
☆インド・ガンジー研究評議会議長 N・ラダクリシュナン博士が寄稿 2017年7月3日
凱歌の朝が明けた! 民衆勝利の旗が空高く翻った! さあ清新な決意に燃えて、この世界広布の大道を、朗らかに歩み続けよう! 師と共に、全国・全世界の感激の同志と共に!——きょう3日は、日本の軍国主義の横暴と戦った先師・戸田城聖先生が出獄し、学会の再建へと一人立った日である。そしてまた、関西の地に庶民の一大平和勢力を築くために奔走した池田大作先生が、無実の罪で逮捕された日でもある。後に池田先生は詠んだ。「出獄と 入獄の日に 師弟あり」。ここでは、インド・ガンジー研究評議会議長を務めるN・ラダクリシュナン博士の寄稿を紹介する。また、関西および大阪では、この峻厳な師弟の日「7・3」から、「世界へ 未来へ "関西魂"拡大月間」をスタートする(23日まで)。
「創価学会」を語る時に、最も意義深く、驚嘆すべき点は、幾多の困難の中で誕生し、発展していったという事実です。
牧口初代会長、戸田第2代会長、そして、その遺志を継いだ池田大作博士——人類は、価値を創造し、変革と正義のために生きる名高き闘士たちを、目の当たりにしているといえるでしょう。
はじめは日蓮仏法を実践する数千の人々に限られていた創価学会でしたが、その平和、文化、教育の運動は今や、192カ国・地域に広がり、世界にまで影響を与える存在になりました。
その事実は、戦争なき世界への人道的価値を促進する中心として、創価学会が世界に不可欠な存在であることを示しています。
創価の三代会長の長い歴史の中で、本年の「7・3」は特に意義深いものであります。
60年前のこの日、池田先生は、不当な国家権力によって無実の罪で投獄されました。基本的人権を守ろうと立ち上がったさなかのことでした。
さかのぼって、1945年の7月3日もまた、池田先生の恩師・戸田先生が獄中闘争の末、出獄された日という点で、平和運動と人権の歴史の日であるといえます。
このように、「7・3」は、日蓮大聖人の仏法を根本とし、新しき地球的運動の確立を目指した創価の三代会長の万感の決意が込められた日、と意義付けることができるでしょう。
創価の三代会長と、南アフリカやインドで長きにわたって人権闘争に身をささげたマハトマ・ガンジーが、それぞれ不動の人権の闘士として、また宗教的視座から新しい社会的、政治的秩序の価値を生み出した擁護者という点で、同根であることは驚くにはあたりません。
ガンジーが南アフリカで主導した非暴力・不服従運動は、後に、人類にとって奪うことのできない基本的権利を守るための地球的運動へと発展しました。
創価の三代会長から生まれた人間革命の思想は、世界中の多くの指導者に影響を与え続けています。そして、教育、文化、自然保護、人権、男女平等、青年育成などの分野で、創価学会の果たす役割に対して感謝の意が表されているのです。まさに、この思想は、3人が残した"大きな贈り物"といえるでしょう。
私自身、創価学会が青年や女性を「未来の指導者」として励ましている点に、非常に感銘を受けています。
戦略などということ以上に、この事実には、仏法の光を広げ、広宣流布の旗手を担う未来のリーダーを育成する信仰の実践と決意が表れていると思います。
創価の青年が受けている薫陶や触発は、一人一人が社会の責任ある一員として、一地域、ひいては世界を脅かし増長し続ける暴動やテロ、暴力をなくすための力を磨いていけるものであり、そこに創価の世界との関わりが反映されているのです。
いつも池田博士が強調されるように、これらの世界のマイナス面の状況は、対話の欠如から増大します。良き対話は、毒を薬へと転じていけます。決意ある青年がこの変革をもたらすと確信します。
人権と正義の世界的運動の歴史において、「5・3」(創価学会の日)のように、「7・3」とは、個人の変革のための奉仕、内省、祈り、そして決然たる行動の一日です。正義と平等な機会の否定に対しては、断固として戦わねばなりません。
池田先生は、近代インドの思想家で青年を指導したヴィヴェーカーナンダの言葉「起て、眼覚めよ、ゴールに到達するまでは立ち止まるな」(ヴィヴェーカーナンダ研究会編『スワミ・ヴィヴェーカーナンダ その生涯と語録』アポロン社)との主張を象徴しているといえましょう。「7・3」から聞こえるメッセージは「正義でないものに、断固屈してはならない」ということなのです。