2017年7月3日月曜日

2017.07.03 わが友に贈る

◇今週のことば
ああ感激の同志、万歳!
民衆の団結の大勝利だ。
「陰徳陽報」は絶大なり。
いよいよの信頼と福徳で
みなが凱歌の人生を!
2017年7月3日

法華証明抄 P1586
『地にたうれたる人はかへりて地よりをく、法華経謗法の人は三悪並びに人天の地にはたうれ候へどもかへりて法華経の御手にかかりて仏になるとことわられて候』

☆女性に贈ることば 七月三日
師弟の道こそ、正しい人生をまっとうするための要諦である。
師弟の道を見失い、自己の原点をなくした場合には、大切にしてきた大目的をも忘れ、小さな自身のエゴと虚飾に陥ってしまうことが、あまりに多い。

☆今日のことば365 七月三日
戦争ほど
残酷なものはない
戦争ほど
悲惨なものはない

☆御書と歩む 第72回 苦難を恐れずいよいよ前へ!
『いかなる事ありとも・すこしもたゆむ事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし』(兵衛志殿御返事、1090ページ)

◇通解
どのようなことがあっても、少しも弛んではならない。いよいよ声を張り上げてせめていきなさい。

◇同志への指針
壁に突き当たった時が、まことの勝負である。苦難を勝ち越えた東京の大先達・池上兄弟のように、たゆまず団結して挑み抜くのだ。
我らには題目の師子吼がある。勇気の一念が、状況を一変させる。学会精神に燃える勇者の声から、勝利の反転攻勢が始まるのだ。
「いよいよ・はりあげて」攻め抜け!——これが「法華経の兵法」の極意である。

☆7月度 男子部「御書活動者会」研さんのために 曾谷殿御返事 2017年6月24日
◇立正安国の大闘争を 学会精神の真髄は「いまだこりず候」
7月度の男子部「御書活動者会(御書活)」では、「曾谷殿御返事」を研さん。苦難や迫害にも屈することなく、人々に妙法を下種していく広布の実践について学ぶ。

◇御文
此法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然どもいまだこりず候法華経は種の如く仏はうへての如く衆生は田の如くなり(御書1056ページ)

◇通解
この法門を日蓮が説くので、「忠言は耳に逆らう」というのが道理であるから、流罪にされ、命の危険にも及んだのである。しかしながら、いまだ懲りてはいない。法華経は種のようであり、仏は植え手のようであり、衆生は田のようである。

◇背景と大意
本抄は建治2年(1276年)8月、日蓮大聖人が身延の地で御執筆され、下総国(現在の千葉県北部等)の中心的な門下だった曾谷教信か、その一族の誰かに送られたお手紙である。
本抄は、別名を「成仏用心抄」といい、成仏のために用心すべきことが認められている。大聖人は、成仏の根源法、すなわち仏種である妙法を教えてくれた「根源の師」を忘れて成仏はないことを示され、世間と仏法の道理に照らし、誤った師匠を捨てて、正しい師匠につくべきだと仰せである。
拝読御文は本抄の結びの一節に当たり、命にも及ぶ大難に屈せず、謗法を責め抜き、民衆救済に戦われる御本仏の御決意が示されている。

◇解説
本抄の御執筆当時の人々は、阿弥陀如来や大日如来などをあがめ、釈尊をないがしろにし、法華経を誹謗していた。これに対して大聖人は、末法においては、法華経の真髄である「南無妙法蓮華経」こそが万人成仏の大法であると説き、弘通された。
そして大聖人は「此法門」、すなわち"根本とすべき師匠を誤ってはならないこと"を説いて、悪を強く責めた。そのため、「忠言耳に逆う(=忠告の言葉は、欠点や過ちを鋭く指摘しているゆえに聞き入れにくい)」の道理のまま、竜の口の法難で命を奪われそうになり、佐渡への流罪となったのである。
本抄では、誰が根源の師なのかを忘れて、成仏の道はないことを繰り返し教えられている。ここで大聖人は、釈尊が一切衆生にとっての宿縁深き師であると述べられているが、その元意は、弟子の立場から拝すれば、大聖人を末法における根源の師と仰いでいくことは明白である。
大聖人は打ち続く大難の中、「いまだこりず候」と叫ばれた。これは、何があっても全民衆を救うとの御本仏の大慈悲による御宣言である。その不惜身命の実践として、万人の成仏を可能にする「下種仏法」の原理を示されている。
「南無妙法蓮華経」は、あらゆる人を仏にする根源の仏種である。仏はその植え手となって、衆生の心という田に成仏の種を下ろしていく。
同様に、私たちが妙法を語ることで、相手の生命に具わる仏性を呼び覚ますことができるのだ。友の幸福のために、仏法を堂々と語り抜く実践こそ、御本仏の御精神に連なる"仏の行い"にほかならない。
さらに大聖人は、本抄の中で広布を阻む悪と戦う姿勢を強調されている。拝読御文の前には「法華経の敵を見ながら放置して責めなければ、師も檀那もともに無間地獄に堕ちることは疑いない」(御書1056ページ、通解)と仰せである。
現代の私たちにとっては、人を不幸におとしめるウソやデマに対し、折伏精神をたぎらせ、正義と真実を語り抜くことに通じよう。
池田先生は、こう指導している。「大聖人は、命に及ぶ迫害の中で一切を耐え忍び、全民衆の幸福と平和のために『立正安国』の大闘争を貫き通してくださった。『いまだこりず候』——これこそ学会精神の真髄である。我らは何ものにも屈しない。魔の方が音を上げるほどの『負けじ魂』で、戦って戦って戦い抜くのだ」
さあ、7月11日の「男子部結成記念日」へ!——私たちの使命は、破邪顕正の言論戦で全ての障魔をはね返し、正義と真実が勝ち栄える時代を切り開くことである。自他共の幸福と社会の繁栄のため、「負けじ魂」を燃え上がらせ、立正安国の大闘争を繰り広げよう。

◎首都東京の大勝利、おめでとうございます(^^♪