2017年5月29日月曜日

2017.05.29 わが友に贈る

◇今週のことば
創価の女性スクラムは
平和社会の太陽なり。
「声仏事を為す」
仏の福智を光らせ
自信満々と語りゆけ!
2017年5月29日

当体義抄 P512
『所詮妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる日蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり、正直に方便を捨て但法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱うる人は煩悩業苦の三道法身般若解脱の三徳と転じて三観三諦即一心に顕われ其の人の所住の処は常寂光土なり』

☆女性に贈ることば 五月二十九日
世界を支えているのは、一部の偉ぶった指導者などではない。目立たなくても、自らの使命に生き抜いている、お母さんたちです。

☆今日のことば365 五月二十九日
人々の批判をする前に
先ず自分をつくれ
自分を養え
]
☆御書と歩む 第64回 全世界の誓願の友と出発 2017年5月20日
『諸天善神並びに地涌千界等の菩薩・法華の行者を守護せん此の人は守護の力を得て本門の本尊・妙法蓮華経の五字を以て閻浮提に広宣流布せしめんか』(顕仏未来記、507ページ)

◇通解
諸天善神ならびに地涌の菩薩などは、法華経の行者を守護するだろう。この人はそれらの守護の力によって、本門の本尊である妙法蓮華経の五字を閻浮提に広宣流布させていくだろう。

◇同志への指針
御本仏の未来記の通り、妙法を閻浮提に流布したのは創価学会だ。今、日本中、世界中の尊き友が「大法弘通」の誓願を掲げ、祈り行動してくれている。
「太陽の仏法」が、赫々と人類を照らす時を迎えた。
我らは日蓮大聖人の正統として、「慈折広宣流布」という平和と幸福の大道を勝ち開くのだ。仏天の守護の力をいよいよ湧き立たせながら!

☆この一節を胸に行学に励む テーマ 難を乗り越える 2017年5月16日
◇信心はあらゆる試練を自身の成長の糧に転換
仏法では、仏道修行が進めば、必ずそれを阻もうとする障魔や難が競い起こると説かれています。「一生成仏」の途上で、難との戦いを避けることはできません。今回は、難を乗り越えるための信心の姿勢を学びます。

〈Q〉次から次へと試練や苦難に直面し、くじけそうです。

〈A〉全ては自分自身を鍛え、成長するためのチャンスです!

各各・随分に法華経を信ぜられつる・ゆへに過去の重罪をせめいだし給いて候、たとへばくろがねをよくよくきたへばきずのあらわるるがごとし(兄弟抄、御書1083ページ)

私たちは信心に励んでいても、時として試練や苦難に直面することがあります。また、広布のために戦うと、それを妨げようとする障魔が起こり、難にあいます。重要なのは、そうした障魔を自身がどのように受け止めていくかです。
日蓮大聖人の時代にも、信心ゆえに父親から迫害を受けた弟子がいました。池上兄弟です。大聖人は「あなた方兄弟は、かなり法華経を信じてきたので、過去世の重い罪を現世に責めいだされているのである。それは例えば鉄を念入りに鍛え打てば内部の疵が表面に現れてくるようなものである」(御書1083ページ、通解)と仰せです。強盛な信心によって過去世の罪業を責めいだし、わが生命を輝かせていけるのです。
いかなる苦難も、自身が成長するための追い風へと転換していけるのが仏法です。ゆえに難が競い起こった時こそ、強盛な信心が求められます。
大聖人は「大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし」(同1448ページ)とも仰せです。困難な状況に直面した時こそ強盛な信心を奮い起こし、喜び勇んで前進していくならば、全てが自分自身を鍛え、成長させるためのチャンスとなるのです。

〈Q〉この信心では、宿業をどのように捉えるのでしょうか?

〈A〉「いかなる宿命も使命に変えられる」と説いています。

先業の重き今生につきずして未来に地獄の苦を受くべきが今生にかかる重苦に値い候へば地獄の苦みぱっときへて(転重軽受法門、御書1000ページ)

仏法では「三世の生命」「三世の因果」を説きます。すなわち、生命は今世だけのものではなく、過去世・現在世・未来世の三世にわたるものであり、過去世の行為が因となって、現在世の結果として現れ、また、現在世の行為が因となって、未来世の果をもたらすと見るのです。
しかし、これだけでは現在の苦しみが分かっても、それを今世において直ちに変革することはできません。宿業の考え方は往々にして、希望のない宿命論に陥りやすいのです。
日蓮大聖人の仏法では、「宿命の転換」を説きます。御書に「過去世の重い業が今生では尽きずに、来世に地獄の苦しみを受けるところを、今生にこのような重い苦しみにあえば、地獄の苦しみがぱっと消えて……」(1000ページ、通解)とあるように、大聖人は苦難にあって宿命転換できるのは、「転重軽受」の功徳だと教えられています。
転重軽受とは、「重きを転じて軽く受く」と読みます。過去世からの重い罪業を転じて、その報いを現世で軽く受けて消滅させるとの意味です。
学会員は苦難に直面しても信心の眼で捉えて意味を見いだします。日々、「宿命」を「使命」に変えようと、信心の実践に励んでいるのです。

〈Q〉どうすれば、難を乗り越えていくことができますか?

〈A〉「法華経の行者は必ず仏になる」と確信して、広布に生き抜くことです。

法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず・みず冬の秋とかへれる事を、いまだきかず法華経を信ずる人の凡夫となる事を(妙一尼御前御消息、御書1253ページ)

御書には至る所に、大聖人の弟子に対する真心の励ましが、つづられています。
夫に先立たれ、病弱な子どもを抱えながら純粋な信心を貫いていた妙一尼にも、大聖人は大確信の激励を送られています。それが、「法華経を信じる人は、冬のようなものである。冬は必ず春となる。冬が秋に戻ったということは、いまだかつて聞いたことも見たこともない。法華経を信ずる人が仏とならず凡夫になるということも聞いたことがない」(御書1253ページ、通解)との一節です。
厳しい冬もいつか暖かい春になるように、信心を貫く人は、必ず勝利するとの確信の言葉に、妙一尼がどれほど勇気づけられたか分かりません。あらゆる苦難も必ず乗り越えて、幸せになれる!——そう確信して前進していくのが日蓮仏法の生き方です。そのためにも日々、「誓願」の題目を唱えていくことが欠かせません。
池田先生は語っています。「仏意仏勅の我ら学会には、無敵の『信心の宝剣』がある。いかなる戦いも、一切の勝利は、強き誓願の題目から開かれる。御本尊に祈るほどに勇気が湧き、元気になる」と。私たちは祈りを根本に勝利を開いていきましょう。

〈智慧の扉〉 永遠の五指針とは
1957年(昭和32年)12月、第2代会長の戸田城聖先生は「永遠の三指針」を発表されました。その後、池田先生は2003年(平成15年)、新たに2項目を加え、「一家和楽の信心」「幸福をつかむ信心」「難を乗り越える信心」「健康長寿の信心」「絶対勝利の信心」からなる「創価学会永遠の五指針」を示されました。
この指針には、全同志を漏れなく幸福に導くために、一人一人が目指すべき信心の在り方、何のための信心なのかが、明確に示され、とどめられています。今では、この指針を世界中の同志が心に刻み、世界広布にまい進しています。