2017年5月18日木曜日

2017.05.18 わが友に贈る

陰に徹する友に称賛を!
悩める人には同苦を!
「こんなところにまで」と
皆が感嘆するほど
隅々に光を当てよう!

同生同名御書 P1114
『石を珠といへども珠とならず珠を石といへども石とならず』

☆女性に贈ることば 五月十八日
いちばん大切な生命を守り育みゆく、女性の智慧と慈悲の結集にこそ、人類史の転換は託されている。
偉大なる母性の力は、権力にも勝る。

☆今日のことば365 五月十八日
新緑ほど、生き生きとした生命の輝きと躍動を感じさせるものはない。
その緑一色も、よく見ると、実に多種多様な一本一本の草から成り立っている。それらは、多く雑草と呼ばれ、あまり名も知られていない。この雑草は、何の飾り気もなく、ありのままの姿で、精一杯生きようとしている。

☆世界写真紀行 第14回 マレーシア「ペトロナス・ツインタワー」 2017年5月12日
◇麗しき団結の人間城を
競い合うように天空を目指すビル群。その中で、ひときわ目を引く一対の塔。
まるでこの国の勢いを象徴しているかのようだ。
マレーシアの首都クアラルンプールに立つ「ペトロナス・ツインタワー」。
地上452メートルの88階建て。1998年に完成した。20世紀に建てられたビルでは最も高く、ツインタワーとしては、今も「世界一」を誇る。
多民族国家のマレーシア。クアラルンプールの街並みも、壮麗なイスラム建築やにぎやかなチャイナタウン、英国統治時代の面影を残す洋館と多彩だ。マレー語・英語・中国語が飛び交い、鮮やかな民族衣装の人々が往来する。
この国に妙法の灯がともったのは半世紀前。まだ日本軍による侵略の記憶が生々しい頃だった。
草創の友は、時に「敵の宗教をやるのか!」と言われながらも、軍国主義と戦い抜いた創価の師弟の精神を語った。さらに多民族の国に、共生の哲理を語り広げていった。
88年2月、池田先生が初訪問。"現実の社会で価値を創造する人に"との師の期待に、友はさらなる広布拡大と社会貢献を誓った。
98年には、マレーシアの国家行事の開幕式で、マレーシア創価学会のメンバー5000人が人文字を披露。
マハティール首相(当時)は"団結と真剣さによって成し得た人文字の演技は、マレーシア人が全力を尽くして全ての困難を乗り越える意志と力を備えていることを表現していた"と絶賛した。
2000年11月27日、先生が12年ぶりにマレーシアへ。そこには、ツインタワーをはじめとするクアラルンプールの目覚ましい発展があった。
翌12月の1日、先生がマレーシア創価学会の代表者会議に出席した。
多文化が混在するマレーシアで、粘り強く妙法の種をまいてきた友。先生は「娑婆世界」の「娑婆」とは「堪忍」、すなわち、たえ忍ばねばならない世界であり、そこで勝ち抜く中に、真の鍛えがあると強調。さらに、次のように呼び掛けた。
「釈尊は、同志の結合を『不敗の集い』と呼び、『善き友』と歩むなかに仏道修行のすべてが納まっていると教えた。麗しき信心の団結の姿のなかにこそ、仏道修行があり、人生の勝利がある」「どこまでも仲良く明るく、前進していただきたい。そして、ペトロナス・ツインタワーが世界一であるように、『世界一の団結の人間城』を築き上げていっていただきたい」
創価の同志は皆、今この時に戦うことを誓い、勇んで集った地涌の菩薩である。使命のない人など一人もいない。
信心を根本に、それぞれの持ち味を最大に生かす。多様な個性の人がいれば、その分、新しい可能性も広がる。"あの人はこうだから"などの決め付けは仏法に反する。
どこまでも「一人」を信じ、励ます。そして広宣流布へ、共に祈り、行動を開始する。どんな困難も、朗らかに笑い飛ばし、肩を組んで支え合っていく——。
こうした麗しい「団結の力」で勝ち進んできたのが創価の師弟である。この勝利の方程式は永遠に変わらない。