2016年1月27日水曜日

2016.01.27 わが友に贈る

小さな挑戦の連続が
大きな境界を開く。
日々の課題を明確に!
苦手なことにも
果敢に挑みゆけ!

松野殿後家尼御前御返事 P1393
『師子の声には一切の獣声を失ふ虎の影には犬恐る、日天東に出でぬれば万星の光は跡形もなし』

☆こころに響く言葉 誇り高き任務
子を産み、育てる母親の仕事ほど、苦労の多いものはあるまい。
さらに、これほど崇高にして、誇り高き任務もないであろう。
最高にして、最大の幸福が、ここにある。

☆女性に贈ることば 一月二十七日
感謝と報恩を知る人は、いつまでも美しく、晴れ晴れとして、いっさいを勝ち越えている。

☆今日のことば365 一月二十七日
信用というものは、積むに難く崩すに易いものだ。十年かかって積んだ信用も、いざという時のほんのちょっとした言動で失ってしまうこともある。
苦難のなかを、まっしぐらに自らの使命に生きぬく人こそ、最後にあらゆる人の信用を勝ち得るものだ。

☆インド ボパール・バルカトゥッラー大学名誉文学博士号授与式 副総長の授与の辞
わがボパール・バルカトゥッラー大学にとりまして、創価学会インタナショナル会長であり、世界各地の数々の文化・教育・平和研究機関な創立者であられる池田博士に『名誉文学博士号』を授与できますことは、この上ない栄誉であります。
池田博士は深遠な仏教哲学者であり、妥協することなき平和建設者であり、先見性に富む教育者であり、類いまれな作家、寛大な詩人、生涯を人類の幸福のために捧げてこられた人物として、その多才さは多くの人に知られています。
ボパール・バルカトゥッラー大学は1970年、『ボパール大学』として、マディヤ・プラデーシュ州の州都ボパールに設立されました。
1988年、ボパール出身で今も人々の記憶に生き続ける、偉大な独立の闘士であるバルカトゥッラー教授の名を冠した『ボパール・バルカトゥッラー大学』と改称されました。
本学には、傘下に600以上のガレッジ等があり、その中には工学ガレッジ、二つの教育学カレッジ、実践教育研修機関や、医学、理学療法、ホメオパシー(同種療法)のカレッジを擁し、教育を探究し続ける20万人以上の学生が学んでいます。
本学は、高等教育のほぼ全領域を網羅し、教養、社会科学、科学、生命科学、家政学、医学、商学、経営学、法学、工学、教育学、技術教育などの各学部で講義を行っております。
各学科では、学際的な指導と研究に、特に力を入れています。
本学の学術的卓越性への献身の中心となる信条は、大学の遠大なビジョンで明確にうたわれているように『未来は、これから何が起こるかということに左右されるのではなく、私たちがどうなりたいかを決め、その意志によって創り出すのである』ということであります。

本日、名誉文学博士号を受章される池田博士は、仏教の人間主義を提唱される指導者として、これまでに50カ国以上を訪問され、平和探求の幅広い対話を重ねてこられました。
また、博士自身の平和のための多大な貢献とともに、日本ならびにアメリカの創価大学をはじめ、幼稚園から高校までを擁する創価学園、民主音楽協会、東洋哲学研究所、東京富士美術館、戸田記念国際平和研究所、ヴィクトル・ユゴー文学記念館、池田国際対話センターなど、数多くの機関を設立されました。
池田博士は、これまでにデリー大学、タゴール国際大学をはじめ、世界の学術機関・大学から『364』もの名誉学術称号を受章され、世界各国の市、州、その他の自治体から贈られた名誉市民の称号は『777』を数えます。
平和を提唱される池田博士は、2015年の平和提言(第40回『SGIの日』記念提言)の中で、共生の世界を築くため、差異を超えた対話による友情の拡大の重要性を述べておられます。
博士の哲学の中心的テーマは『人間革命』(人間の内なる変革)であり、それは、一人の人間が全人類の変革に寄与できるということです。人権の擁護、持続可能性から、女性と青年のエンパワーメントに至るまで、博士の理念は仏教哲学と生命尊厳の思想に貫かれています。
博士の間断なき努力は、国連難民高等弁務官事務所『人道賞』、『国連平和賞』、『プーシキン金メダル』、『グローバル・エクセレンス賞』、『タゴール平和賞』、サイモン・ウィーゼンダール・センターと寛容の博物館の『国際寛容賞』をはじめ、世界中の諸機関から顕彰され、たたえられています。また、博士は詩作により、『ケニア口承文学賞』、世界詩歌協会の『世界桂冠詩人』賞などを受賞しておられます。
さらに、博士の膨大な著作は、平和と国際理解を推進しています。対談集、平和提言、哲学書、随筆、講演、詩、小説、創作童話を通し、博士はさまざまなテーマについて自身の考えを発信してこられました。その著作は、これまで40以上の言語に翻訳・出版されています。
博士の思想の根幹をなすものは、生命尊厳であります。博士は、それを恒久平和と人類の幸福の『鍵』であるとしています。
本日、池田博士に贈られる称号は、博士の平和へのたゆみなき行動、人類愛、そして、人間教育で『平和の文化』を構築するという草の根レベルでの間断なき努力を顕彰するものです。
まさに、博士の人類への惜しみなき貢献そのものが人類への贈り物なのです。
私どもは、池田博士がボパール・バルカトゥッラー大学の誉れの一員となっていただくことを光栄に思います。
本学の学生の輝く未来のために、博士の指導を賜れますことを念願申し上げるものです。