新たな人材の活躍こそ
未来の発展の力なり。
新入会の友らと共に
対話拡大に挑戦を!
そこに歓喜が広がる。
千日尼御返事 P1320
『故阿仏房一人を寂光の浄土に入れ給はずば諸仏は大苦に堕ち給うべし、ただをいて物を見よただをいて物を見よ、仏のまことそら事は此れにて見奉るべし』
◇人生の座標
「自分のもてる力を、全部、出しきって生きてみよう」と決心して、努力また努力を重ねた人だけが、本当に「個性的」に輝いてくる。そういう人であってこそ、他の人の個性も尊敬できるし、大切にできるものです。
☆100文字の幸福抄
お金で青空は買えない。
太陽や風を、
ひとりじめすることもできない。
自然を壊すのは、人間を壊すことになる。
自然との一体感を忘れてはならない。
大自然を破壊するのも、
調和をとるのも、人間であるからだ。
☆勝利の人間学 第68回 陰の労苦が幸福の礎に
◇人知れぬところで努力を
人間として光っている人——その人たちに共通する点がある。それは、人知れぬ努力を重ねていることだ。また、労苦をいとわず、人のために尽くしていることだ。
創価の尊き同志は、目に見えないところで、友の幸福を祈り、どんなに悪口を言われようとも、社会の繁栄と平和に尽くし抜いてきた。だからこそ、世界を照らしゆく、今日の学会の大発展があるのだ。
『陰徳あれば陽報あり』(P1178・1180、「陰徳陽報御書」・「四条金吾殿御返事」)である。わが青年部の皆さんは、日々、誇り高く偉大な信念の陰徳を積み、未来に偉大な勝利の陽報を輝き光らせていただきたい。
◇青春時代にうんと苦労せよ
日本を代表する経済人・松下幸之助さんは、しみじみ言われた。「やっぱり、若い時の苦労は、買ってでもせな、あきまへんなぁ」と。
仕事でも、芸術でも、スポーツでも、一流の次元に到達するためには、修行の道がある。良き師、良き先輩について、無我夢中で努力するなかで、本物の力が鍛えられる。
人生は戦いである。鍛錬である。それを知った人間が勝つ。なかんずく、仏道修行は、仏の生命を鍛え上げる大道である。
何があっても、『苦楽ともに思い合せて』(P1143、「四条金吾殿御返事」)題目を唱え抜き、友と励まし合い、朗らかに乗り越えゆくのだ。
◇人生の土台を今、築きゆけ
青年にとって、失敗は、全て次の勝利への出発である。ゆえに、失敗を恐れるなかれ! 挑戦しない臆病こそを恐れよ!
厳しく叱られたことも、クヨクヨしないで、前向きに自分の成長につなげればよい。
私も、戸田先生に、どれだけ叱られたことか。全部、かけがえのない訓練であった。
青春は、人生の土台作りの時だ。それは、地味であり、地道である。しかし、土台さえ磐石であれば、いくらでも大きな建物が建てられる。何事にも揺るがぬ自分になれる。
学会活動の中で、究極の人間学を学びながら、人生勝利の土台を築いてくれ給え!