2015年2月2日月曜日

2015.02.02 わが友に贈る

◇今週のことば
私自身の二月闘争だ!
「仏種は縁に依って起る」
勇んで対話に打って出て
仏縁を広げゆこう!
黄金の交遊録を楽しく!
2015年02月02日

諸法実相抄 P1360
『いかにも今度信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』

◇人生の座標
一番、悲しかった人が、一番、晴れやかに輝く人です。

☆100文字の幸福抄
音楽は、国境も、言語も、民族も超えて、
人々の心の奥深くまで届く。
それは、音楽が、
直接「生命」に語りかけるからである。
音楽は、「人類普遍の言語」であり、
宇宙にも融合しゆく
生命と生命の共鳴だ

☆大白蓮華巻頭言2015年2月 「我此土安穏」の地域づくりを!
わが家には、朝な夕な清々しい勤行の響きがある。それが、どれほど躍動する幸福のリズムであるか。
御書には、『家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん』(P1374、「南部六郎殿御書」)と伝教大師の文を引かれている。
勤行は、大宇宙の究極の法則たる妙法に合致して、生きる喜びを謳い上げていく生命の讃歌である。
自我偈には『我此土安穏』、即ち『衆生は劫尽きて大火に焼かるると見る時も我が此の土は安穏にして天人は常に充満せり』(法華経P491)と説かれる。
どんな濁世にも、我らは勤行の会座から出発する。そして三世十方の仏天を揺り動かし、いかなる災難も不幸も打ち払いながら、自らの使命の天地から「我此土安穏」の世界を創り開いていくのだ。
日蓮大聖人は、『法妙なるが故に人貴し・人貴きが故に所尊し』(P1578、「南条殿御返事」)と仰せになられた。
妙法を信受して行動する人こそ、貴き仏の生命を、自他共に限りなく輝かせてゆける「宝の人」である。
「宝の人」のいるところ、互いに尊敬し、支え合う「宝の絆」が結ばれる。その連帯から、何ものにも壊されない立正安国の「宝土」が広がりゆくのだ。
いずこにも、経文通りの「悪口罵詈」を堪え忍び、血の滲む努力を重ね、地域の信頼を勝ち取ってきた無名にして尊貴な父母の勝利劇が刻まれている。
忘れ得ぬ熊本県天草の功労の母は、村八分の圧迫にも、邪宗門の迫害にも屈せず、また台風の被災など、越すに越されぬ試練の坂を勝ち越えてこられた。
「大好きな郷土から不幸を断ち、皆を幸福にしたい。このために生まれてきた地涌の菩薩が私です。この私の誓願の人生を見なっせ! 負けんばい! 反発する人たちも、私の信心を鼓舞してくれていると思うと感謝が湧き、救わずにおれんとです」と、今も新たな対話に挑戦を続ける。この宝の心を、お子さん方も、地域の青年たちも受け継いでいる。
16年前、台湾はマグニチュード7.6の大地震に見舞われた。救援活動に献身するSGIの同志に、私は祈りを込めて「我此土安穏天人常充満」と認め、お贈りした。
わが友が不屈の闘魂と団結で、この苦難を変毒為薬し、復興に貢献してこられた歴史を、私は忘れない。
思えば、敗戦の焼け野原に、戸田城聖先生が一人立たれて、人類の生存を脅かす魔性への戦いを開始されてより70年——。今や、民衆の平和と幸福のネットワークは、揺るぎなく地球を包んでいる。
恩師は、広布の拡大に励む友に呼びかけられた。
「誰に対しても、大誠実でいこう! 一念三千であるゆえに、わが一念に仏性を現していけば、相手の境涯も必ず変わっていく。自分が動き、語った分、地域を安穏の楽土に変えていけるんだよ!」と。
何より心強いことは、我らには日本中、世界中に「異体同心」の同志がいる。「従藍而青」の人材が続いている。共に祈り、共々に励まし、守り合って、今年も「我此土安穏」の地域づくりに勇んで挑もう!

今生の
 楽しき思い出
  今日もまた
 縁の地域を
  広布の宝土へ