2012年8月28日火曜日

2012.08.28 わが友に贈る

教学実力試験に挑む
学生部の俊英よ。
正義と慈悲の大哲学を
わが命に刻みゆけ!
行学二道の青春、万歳!

妙法尼御前御返事 P1403
『百千万年くらき所にも燈を入れぬればあかくなる』

◇希望の明日へ
大聖人が、細やかに人情の機微をとらえられ、最大の真心で門下を激励されている御姿に、私は心打たれる。愛する同志、後輩のために、一人一人の心の綾を丹念にたどり、踏まえながら、どこまでも尽くし、守り抜いていく−−この強轍にして慈愛豊かな人間性にこそ、仏法の精髄があることを知らねばならない。
昭63・9・12

☆池田大作 名言100選 仲良く
「仲良くしていこう」と思える人は幸せです。
「仲良くしていこう」と心を配り、
行動していける人は立派である。
心がきれいであり、豊かな人である。

☆我らの勝利の大道No.079 後継の希望・未来部
◇懸命な母の祈り
福岡県のある支部には、未来部育成の輝く伝統が脈打っている。その陰には、一人の母による懸命な祈りと奮闘があった。
二人の子どもを抱える彼女は、若くして、がんとの闘病生活を強いられた。医師からは、非情な余命の宣告を受けた。しかし、決して下を向かなかった。
むしろ、未来を見つめ、今まで以上に信心の炎を燃え上がらせて、「わが地域から後継の人材を」と、限りある命を未来部のために注いでくださった。
毎月の少年少女部員会の前には、手作りのチラシを携え、宝の人材たちのもとへ足を運んだ。どんな些細な悩みにも耳を傾け、若き生命に希望の火を灯していった。
抗がん剤の副作用の、悶えるような苦しみにも負けなかった。抜けた毛髪の代わりに、素敵な帽子や鬘(かつら)をつけ、優しい笑顔で未来の宝を包んでいった。
彼女は、毅然と語った。
「この信心と、この信心を教えてくださる師弟の道を、未来の宝の子どもたちに、そして私の大事な友人に語り伝えていくことをわが使命として、生きて生きて生き抜いてまいります」
この誓いのままに、彼女は最後の最後まで、わが使命を果たし抜き、霊山へと旅立たれた。
何と偉大な母であろうか。何と気高き信心の英雄であろうか。彼女の信念と真心に触れ、どれほど多くの人が立ち上がっていったことか。
この一人の母から始まった人材育成のうねりは、堂々たる「人材の大河」となっている。
まさに、日蓮大聖人が『一は万が母』(P498)と言われている通りの姿であった。

◇心の絆は切れない
母を失い、涙に暮れていた小学生の息子さんも、地域の同志の励ましで気丈に立ち上がった。母亡き翌年に挑戦した作文コンクールで力強く綴っていた。
「母は人をはげます名人だったと思う。これから、ぼくも、いろいろな人と出会うだろう。その一人一人を大切にして、人のためにつくす生き方をしていきたい」
母の祈りは必ず通じる。広布に生き抜く母の祈りは、絶対に通じる。息子さんの中に、母は今でも生きている。
わが学会には、このような尊き父母がいる。兄弟、姉妹が、あの地この地にいる。日本中、世界中にいてくれる。
これほど温かな人間の絆の安全地帯が、どこにあるだろうか。この創価家族こそ、我らが断固として守り、広げていくべき励ましの世界なのだ。