2012年8月23日木曜日

2012.08.23 わが友に贈る

新しい決意の一歩が
新しい時代を開く。
歌声も軽やかに
常に前へ前へ!
希望に燃えて進もう。

御義口伝巻上 P751
『元品の無明を対治する利剣は信の一字なり無疑曰信の釈之を思ふ可し云云』

◇希望の明日へ
人間の偉さは、立場や役職だけで決まるものではない。それらすべての飾りを取り払って、その人自身がどれほどの力、人間性をもっているかである。
昭62・7・21

☆池田大作 名言100選 言葉への気遣い
人間は、たったひと言の言葉で、
悩むこともあれば、傷つくこともある。
また安らぎも感じれば、
勇気を奮い起こしもする。
ゆえに、言葉が大事に成る。
言葉への気遣いは、
人間としての配慮の深さにほかならない。

☆我らの勝利の大道No.079 後継の希望・未来部
後継の友を励ます「創価ファミリー月間」にあって、少年少女部は「きぼう作文コンクール」や「少年少女希望絵画展」、また中等部・高等部は「読書感想文コンクール」「英語スピーチコンテスト」などを通し、知性と感性を磨いている。
尊き努力の姿が、私には眩しく生き生きと輝いて見
える。こうした地道な挑戦のなかから、二十年、三十年先には、大文豪も、大芸術家も、世界の大リーダーも、必ずや育っていくに違いない。
その陰には、王子・王女たちの成長を支え、一人ひとりに丁寧にアドバイスを送り、若き創造の芽を伸ばそうと奮闘される未来部担当者の真心が光っている。誠に感謝に堪えない。

◇澄んだ瞳を見つめ
私も、未来部担当者の一員との決意で、新機関紙に「希望の大空へ」や「未来対話」を、毎月、寄稿させていただいている。
その思いは、若き日に恩師・戸田先生のもとで、少年雑誌を編集していた頃の真情と些(いささ)かも変わらない。
「未来に伸びゆく少年。春の如く快活な動作。秋空の如く、澄んだ瞳。礦野の如く限りない希望。純情な少年は尊い。未来の、次代の、社会の建設者なれば、日本の宝と思わねばならぬ」──当時の日記に綴った一文である。
わが未来部は、まさに「世界の宝」であり「人類の宝」である。

◇師弟の縁深き信越
学会の創立百周年となる二〇三〇年を見つめつつ、第一回の未来部総会を行ったのは、昭和の最後の夏となった一九八八年の八月である。会場は長野研修道場であった。
師・戸田先生がこよなく愛され、師弟の深き歴史が留まる、この信濃の天地で、私も若き人材の薫陶を重ねてきた。
未来部総会も第二回(一九八九年)、第四回(一九九一年)、第六回(一九九三年)、さらに未来部メンバーが大勢参加した第一回の信越青年部総会(一九九五年)も、ここ長野を舞台に行った。
ある時は固い握手を交わし、ある時は一緒にラジオ体操をした。ある時はそっと通信簿を見せてもらい、ある時は本に励ましの言葉を記して贈り、思い出を作りながら、ずっと祈り、見守り続けてきた。
この夏、私も、長野研修道場での伝統光る三十回目の研修に出席した。
運営の役員として颯爽と尽力してくれた信越の男子部、女子部、学生部のリーダーたちも皆、一人ひとり、未来部の時から、私が手作りで育ててきたメンバーである。
信越は人材輩出の偉大な地涌の天地だ。広布開拓の青年たちの成長と活躍が、何よりも嬉しい。
この八月二十四日は誇り高き「信越青年部の日」と決定され、私は祝福の和歌を贈った。

偉大なる
 歴史を綴りし
  君なれば
 心の財は
  三世に薫らむ