一対一の対話こそ
社会を変える力だ。
不戦の誓い新たに
人間主義の仏法を
語りに語り抜こう!
法華証明抄 P1587
『上下万人にあるいはいさめ或はをどし候いつるについに捨つる心なくて候へばすでに仏になるべしと見へ候へば天魔外道が病をつけてをどさんと心み候か命はかぎりある事なりすこしもをどろく事なかれ』
◇希望の明日へ
創造こそ人間の証である。何も価値を生み出さず、ただ生きているだけならば、動物と同じであろう。ぜいたくをし、お金をもうけることだけを考えている人生、それも、やはり人間らしい人生とはいえまい。自分自身が、あまりにも、わびしい。それに対し、創価学会は、自他ともの幸福、全人類の幸福という最高の価値創造に生きている。
平5・12・3
☆池田大作 名言100選 ◇偉大な人
"偉大な人"とは、
平凡であることの偉大さを知った人のことである。
だから、威張ったり、自分を偉く見せようなどとせず、
ありのままに、誠実に生きることが大切である。
むしろ、立派そうに見せるために苦労することは、
その人の力のないことを人にすすんで示すようなものである。
☆我らの勝利の大道No.77 青年は世界の宝
◆生命を磨き鍛え 希望の前進!
鍛錬し
偉大に育てや
わが青年
紀元前五世紀、古代オリンピック(オリンピア祭)の祝勝歌を多数作ったギリシャの詩人ピンダロスは、こう歌っている。
「黄金が精錬される時
ありとある光輝を放つ」
労苦を惜しまず鍛え上げた人間の生命は、黄金に輝きわたるものだ。
二千五百年という悠久の歳月を経て、今も変わらぬ、誉れ高さ人生の真実の光がここにある。
先月来、英国ロンドンで開催中の"若人の祭典"であるオリンピックも、はや終盤に入り、連日、生き生きと熱戦が繰り広げられている。引き続きパラリンピックも行われる。
人類は、これほどまでに力を発揮できる存在だと、勝敗を超えて、勇気と希望を広げてくれるアスリート(競技者)たちに、私は喝采を贈りたい。その人知れぬ努力と、そして陰で支えておられる方々に敬意と感謝を捧げたい。
わがスポーツ部の代表選手も奮闘してくれている。SGIの若き友も出場し、見事な勝利の歴史を飾ってくれ、嬉しい限りだ。
◆"五輪(オリンピック)の父"の願い
近代五輪の父クーベルタン男爵が、「全世界の青少年のため、"人類の春"のために四年毎におこなわれる祭典」と述べたように、オリンピックの主役は、勇敢に新記録に挑戦し続ける若き生命であろう。
クーベルタン自身、青春の大情熱を燃え上がらせて、国際オリンピック委員会の設立に奔走した。一八九六年、ついに第一回アテネ大会が開催された時は、三十三歳の若さであった。
クーベルダンは叫んだ。
「功績とは圧迫された人間が、自分自身に向い、または逆境に立ち向って戦い、自分自身の活力で勝利を得たとか、あるいは"運命を克服する"ことに成功した時、そこにあるのである」
歴史の彼方に忘れられていた古代オリンピックを蘇らせたいと願った一青年の不屈の挑戦が、世界の青年を結集していったのだ。