わが目標の達成へ
勇気と執念で進め。
「私は やり切った!」
そう心から言える
悔いなき一日を!
諸法実相抄 P1359
『能く竊かに一人の為めに法華経の乃至一句を説かば当に知るべし是の人は則ち如来の使如来の所遣として如来の事を行ずるなり』
◇希望の明日へ
信心した以上、可もなく不可もなくといった中途半端な生き方では、厳しくみれば、結局、不可である。何らかの意味で、自分ならではという"第一人者"になろうとの志と努力、精進が大切である。その一念が信心を深め、また信心の力を証明していくことを忘れてはならない。
昭62・12・4
☆希望の大空へ 〜わが愛する王子王女に贈る〜第2回「朝を元気に!」
私たちの一日は、みんな平等に24時間あります。それは、朝、太陽が昇り、夜になると沈み、そしてまた朝になって昇るまで、すなわち、私たちの地球が一回りするのに、ちょうど24時間かかるからです。
私たちの生活は、太陽のリズムに合わせて、朝始まり、夜に終わります。この太陽のリズム(地球の自転)に合わせた生命の「時計」が、私たちの体の中にあります。
私たちの体の中の「時計」は、朝の太陽の光を浴びることで、正しいリズムが刻まれるようになっているのです。最近の研究では、朝早く起きて、規則正しい生活のリズムができると、頭の働きがよくなることも、わかっています。
元気な朝から、元気な一日をつくる。そのリズムで一日一日を積み重ねれば、元気な一年、元気な青春、元気な一生につながります。
若い時、「朝に勝つ」リズムをつくれば、とても「得」なのです。
私の人生の師匠・戸田先生も、朝を大切にされました。早朝に、さえた頭で、鋭く思索されていました。それが、天才的な発想を生み、「20世紀の奇跡」とまで呼ぱれた創価学会の大発展の力となったのです。
私たちの朝夕の勤行・唱題も、自分で正しい生活のリズムをつくり、健康で幸福な、勝利の人生を歩むための原動力です。
私の一番の願い──。
それは、みなさんがいつも元気で笑顔であることです。みなさんが健康で成長してくれることです。
そのために、朝が勝負です。
夜は早く寝て、朝は早起きして題目をはつらつと唱え、元気に出発してください。時間がないときは、題目三唱だけでもいいんです。心をこめて朗々と唱えれば、御本尊にきちんと通じます。
もちろん、朝ごはんをちゃんと食べることも、スポーツなどで体をきたえていくことも大切です。
私が対談したモンゴルの大作家のツェデブ博士も、「早起きすると新しい発見があり、何かが自分のために開かれ、その発見によって勇気がわいてくる」と言われていました。
さあ、きょうも元気に、笑顔で、勇気の一歩をふみ出そう!
(2012.06.01 少年少女きぼう新聞掲載)
◎名字の言 2012.05.30
仏教では、肉眼・天眼・慧眼・法眼・仏眼の「五眼」を説く。同じものを見るにも、信心で生命を磨けば、より深く、微妙な部分まで見通せるようになるとの教えだ
池田名誉会長は「一つの事柄から、何を感じ取るか。人の苦悩に対して想像力を広げることから、『同苦』は始まる」と語っている。