2009年2月24日火曜日

2009.02.24 わが友に贈る

仏法は峻厳だ。
真面目に戦った人は
無量無辺の
功徳に包まれる。
絶対の確信で進め!

上野殿御返事 P1562
花は開いて果となり・月は出でて必ずみち・燈は油をさせば光を増し・草木は雨ふればさかう・人は善根をなせば必ずさかう

◇四季の語らい
寒い寒いと言って、暖かな部屋の中にいたのでは、何もできずに終わってしまう。こういう時は、"雪なんかに負けるものか!"と自分に言い聞かせて、外へ出ていけば、寒さもそれほど辛くは感じないものだ。そして、何よりも、行動すれば、縮こまった心の世界が大きく広がっていく。

◇今日のことば365
汝よ 汝は いかにして
    そんなに苦しむのか
汝よ 汝は いかにして
    そんなに泣くのか
汝よ 汝は いかにして
    そんなに悩むのか

苦しむがよい
    若芽が 大地の殻を打ち破って
    伸びゆくために

泣くがよい
    梅雨の、彼方の、太陽を仰ぎ見る日まで
    已むを得まい

悩むがよい
    暗い 深夜を過ぎずして
    尊厳なる 曙の空を望むことはできないからだ

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
『永遠の都』より
「受難は人間の魂を浄化する聖なる炎であります」
難が人間の魂を清めてくれる。高めてくれる。
これが、若き革命児の確信であった。
大聖人は"身命を捨てるほどのことがあってこそ仏になる"と教えられている(御書891頁)。
広宣流布に立ち上がった我らにも、大難は必定である。しかし、難があるからこそ、仏、になれるのだ。
だから、どんなに大変でも、これも仏になるための修行と思って頑張りなさい──。
そう戸田先生は言われたかったにちがいない。

高慢な人間は、力がないのに威張る。偉大な人に対して、尊敬できない。感謝もない。それどころか、焼きもちを焼いて憎む。
これこそ、よき世界を壊す元凶である。
そういう人間に使われてはいけない。信用してはいけない。本質を見抜く目を持ち、利口になるのだ。

広布へ戦う同志こそ勇者だ。指導者は「いつも、ありがとうございます」と心から感謝し、讃えるべきだ。同志に尽くすために、指導者はいるのだ。
私も、泥まみれになって働いてきた。人知れず、勝利へのあらゆる手を打ってきた。
今こそ、若き指導者が、生まれ変わった決意で、民衆こそ王者と胸を張れる社会を築いていただきたい。

完全な女性というのは、「怠け者とか、りっばに着飾った貴婦人とかでなく、他人の幸福のために、手と頭と心とを働かせる人」なのである。
他人の幸福のために、創価学会の婦人部と女子部は働いている。同苦し、励まし、祈っている。その姿こそ、一番美しい。
どんなに外見を飾っても、清らかな心がなければ、真の美しさは輝かないのである。

師弟の関係について、戸田先生は、こう綴られている。
「師(先生)と弟子(生徒)の交わりは、水と魚のように切っても切れない深いものであります。
師は弟子を愛し導き、弟子は師を敬い慕う──これほど世にうるわしい情愛がまたとありましょうか」
(現代表記に改めた)
師弟ほど尊いものはない。美しいものはない。
これが戸田先生の青年への教えであった。

幸福を願う民衆。
平和を求める民衆。
その声こそ正義だ。
苦しんできた民衆が立ち上がり、権力悪と戦い、人間主義の世界を広げてきたのが、創価学会である。
仏法史に輝く、奇跡ともいうべき、善のスクラムを築いてきた。
この麗しき和合を永遠に護れ!
邪悪な人間に断じて崩されるな!
後継の皆さんに強く叫んでおきたい。
私は80歳を過ぎた今こそ、戸田先生の真髄、牧口先生の真髄、仏法の真髄を語り残したい。
皆様も、この崇高な創価の師弟に続いていただきたい。

◎最も難しい勝利とは自分に勝つこと