弛まぬ挑戦の人
「月月・日日」
自分に勝ちゆけ!
そこに幸福の栄冠が
如説修行抄 P504
『一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ』
◇四季の語らい
人生の勝負は、学校時代の成績では絶対に決まらない。青春時代では決まらない。一生で決まる。最後に勝った人が、真の勝利者なのである。だから、あせらずに、自分らしく、「忍耐強く」生き抜くことである。今日がだめなら明日は勝つ。今年がだめなら来年は勝つ。断じて勝つ。最後には勝つ。前へ前へ進み続けた人が勝利者となる。
◇今日のことば365
人生は最後の一瞬まで、建設の連続でありたい。
この心構えを生涯持ちつづけたかどうかが、その人の人生の価値を決定するといっても過言ではない。
☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
正義のため、学会のため、こうした人間とは、猛然と「言論の力」で戦った。
いざというとき、立ち上がるのが青年部である。
戸田先生は、青年部に指導した。
「優秀な精神を持ち、強靭な肉体を持った立派な人物となって、思う存分に活躍していけ。私は、青年部の諸君に、限りない期待を寄せているのである」と。
「優秀な精神」。その根本は、信心である。
先生は、「優秀な成績」とは言われなかった。本来、人間の成績など、簡単に測れるものではないのだ。
そして、「強靭な肉体」。これも大事である。
威張るのではなく、利口そうで、感じが良くて、学会には、あんなに素晴らしい人がいるんだ、学会に入ってみたいな──そう思われるような魅力ある青年部であってほしい。
はつらつと躍動する青年の姿こそ、学会の象徴である。
戸田先生は、青年に後継の一切を託された。その青年の一番の中心に、私がいた。
青年部しか信じない。最後は、青年しかいない──それが先生のお心であった。
「今の乱れた世の中を、創価学会が変えていくのだ。勇気を奮い起こし、一致団結して、広宣流布の大道を進もうではないか!」
時代の闇が深いからこそ、多くの人が「生き抜く哲学」を求めている。「生命に響く励まし」を求めている。
その民衆の心に応えてきたから、学会は伸びてきた。
徹して一人を励まし、大切にして、善の方向へ、平和の方向へと、社会を変えてきたのである。
第一段階は勝った。
私たちは、今再び、一致団結して、広布の大道を進みたい。
大事なのは勇気である。信心とは、勇気である。歩み抜くことである。横着では、信心は貫けない。
◎絶対無事故を誓っての唱題こそ、神経を研ぎ澄まし、油断を排していく根源の力となる