2009年2月28日土曜日

2009.02.28 わが友に贈る

"今まで通り"は
惰性だ!
徹底した見直し
意識改革で
未来を開け!

聖愚問答抄下 P498
一遍此の首題を唱へ奉れば一切衆生の仏性が皆よばれて爰に集まる時我が身の法性の法報応の三身ともに・ひかれて顕れ出ずる是を成仏とは申すなり、例せば篭の内にある鳥の鳴く時・空を飛ぶ衆鳥の同時に集まる是を見て篭の内の鳥も出でんとするが如し

◇四季の語らい
「戦争」という人類の業の転換なくして、一人一人の人間に真の幸福も安寧も訪れることはない。これが、仏法者としての私の切実な思いです。「戦争ほど悲惨で残酷なものはない」−−これが、人類が大きな代償を払った末に得た教訓であり、子どもたちのためにも「不戦の世紀」への確かな道筋をつけることが、何にもまして私たちが果たすべき責務である。

◇今日のことば365
押し潰されるような
 いやな時があったならば
朝早くすがすがしい散歩でもする余裕を
 持ってくれ給えと
私は 君に激励しておきたいのだ

☆婦人部・女子部最高協議会でのスピーチ
大事なのは、女性である。
特別な権威とか権力を持っているわけではない、平凡な一庶民の婦人たちが、師弟の心で、不惜の命で、懸命に戦い抜いてくださったから、学会は伸びてきたのだ。
広宣流布は、女性で決まる。
婦人部・女子部を、これまで以上に尊重し、大切にしていく。
ここにこそ、これからの学会の拡大と勝利の鍵があることを強く訴えておきたい。

母の模範の姿が、無言のうちに、子どもたちに、学ぶことの尊さと喜びを教えていったというのである。
その意味から、わが婦人部の皆様が忙しい活動のなかで、時間を見つけては、御書をひもとく。聖教新聞を開く。世界との対話を学ぶ──。
そうした姿が、どれほど重要な人間教育の力となっているか。
創価の女性は、活字文化を興隆させゆく、みずみずしい推進力でもある。

◎人は「宿命」を「使命」に転じた時、一切を転換する無限の力を発揮する

2009年2月27日金曜日

2009.02.27 わが友に贈る

信念の人は
どんな時も朗らか!
微笑みの力で
皆を安心させる
太陽の母に感謝!

御義口伝巻下 P788
始めて我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり

◇四季の語らい
信義が大事である。政治だけなら"力の論理"になってしまう。経済は"利害の論理"に左右される。"力"や"利害"を超えた、ゆるぎない友情と信念をもって、国と国、民族と民族を結ぶ"橋"をかけることである。

◇今日のことば365
青年時代の理想を一生もちつづけて実践する人が、人間としてもっとも価値ある人である。

☆婦人部・女子部最高協議会でのスピーチ
松下幸之助氏と語り合った学会発展の要因
1.仏法を社会へ正しく展開
2.庶民の大地に根を張る
3.他者へ生き生きと語る
4.「師弟の道」を貫き通す
5.偉大な女性の連帯がある


第1は、「日蓮仏法を、正しく現代に生きた実践哲理として展開してきた」ことことである。
大切なのは、仏法を「生きた哲学」として現代社会に展開していくことである。
第2に、「学会は庶民に根差し、庶民から出発した団体である」ことである。
第3に、「学会員が自らの体験と実証をもとにして、他の人々に働きかけるという『自行化他』の実践をたゆみなく続けてきた」ことである。
民衆が自発的に布教に立ち上がり、歓喜に燃えて折伏を行ってきたことが、学会を興隆させてきたのである。
第4に、「戸田先生という卓越した指導者を得た」ことである。
これからも、この基本を大切にするならば、学会は勝ち進んでいくことができる。
忘れてならないのは、この4点のいずれも、最も真剣に実践し抜いてこられたのは、婦人部・女子部の皆様方だということである。
ゆえに私は、この4点に加えて、「偉大なる女性のスクラムを大切にする」ことを改めて強調しておきたい。

◎人は励ましによって使命を自覚し、奮い立っていく。指導者とは、わが生命を注ぎ尽くして、励まし続ける人のこと!

2009年2月26日木曜日

2009.02.26 わが友に贈る

外交戦は
「声」で決まる!
誠実と確信の
心からの響きで
味方を創れ!

聖愚問答抄上 P481
仏法は強ちに人の貴賎には依るべからず只経文を先きとすべし身の賎をもつて其の法を軽んずる事なかれ

◇四季の語らい
一人の人間における本源的な革命が、賢明なる民衆のスクラムとなって連動しゆく時、その潮流は、「戦乱」と「暴力」の宿命的な流転から、必ずや人類を解き放つであろうことを、私は信じてやまない。

◇今日のことば365
人には、ほめられて、ますますそれを実践してよくなっていく人、ほめられたが途中から叱られて、よくなっていく人、また叱られてのびていく人、それから叱られてもなかなかよくならない人と四種類ある。ほめられて成長していくという人はごく少ない。ほんとうに叱ってくれる人がいるということは、ありがたいことであり、幸福なことだ。

☆婦人部・女子部最高協議会でのスピーチ
友のために「頭」を使い、「心」を使う。それが真実の指導者である。無慈悲であってはいけない。リーダーは、深き包容力を持たねばならない。

師匠を護ることが学会を護ることであり、広宣流布を進めることである。私は、そう深く確信していた。
私は今、未来を見据えて、万年の発展への道を築いている。永遠に学会が伸びていけるように、人知れず手を打っている。
どうかリーダーの皆様は、広宣流布へ向かって、心を一つにして進んでいただきたい。師弟の道を、まっすぐに歩み抜いていただきたい。

大事なのは「行動」である。
仏法の根幹は「報恩」である。

仏法は厳しい。絶対の法則だ。
本当に真剣に戦っている人には、無量無辺の功徳がある。
リーダーが率先して広布の最前線に飛び込み、同志と一緒に泥まみれになって戦っていく。これが学会精神である。

◎広宣流布の最もホットな"現場"。そこで真剣に戦った人が、一番、偉大である

2009年2月25日水曜日

2009.02.25 わが友に贈る

もう一歩、
たとえ半歩でも
前進しよう!
大求道の人こそ
真の大勝利者!

南条殿御返事 P1578
然るに釈迦仏は・我を無量の珍宝を以て億劫の間・供養せんよりは・末代の法華経の行者を一日なりとも供養せん功徳は百千万億倍・過ぐべしとこそ説かせ給いて候

◇四季の語らい
平和とは、おとなしく、のほほんと暮らしていくことではない。人を苦しめる「悪」と、敢然と戦っていく。非暴力で、戦っていく−−その行動の中に「平和」がある。いな、そこにしかないのです。その「悪と戦う心」をなくして、みなが無気力、無関心−−「どうでもいいや」という風潮になった時、それはもう、社会は「戦争」の方向に大きく傾いていると言っていい。

◇今日のことば365
真の勝利は勇気と執念の連続によってのみ得られる
見栄をすて 外聞をすてて
体当たりで栄光の道を切り拓いてゆこう

▽マレーシア公開大学から名誉人文学博士号(248番目)、7万8千人が学ぶ「生涯学習」の学府から外国人初の栄誉

☆婦人部・女子部最高協議会でのスピーチ
青年が原動力となり、全員が「青年の心」で進みゆく創価家族の姿こそ、わが地域の希望の光だ。
烈風が吹き荒れるような社会の状況である。しかし、大変な時の戦いだからこそ、大きく成長できる。広宣流布の地盤は、さらに強固になり、信頼が広がる──そう深く決意して、前進していただきたい。

広宣流布という「正義の中の正義」の道を生きゆく皆様方の人生ほど、誇り高く、幸福なものはない。
しかも、それは、今世のみの幸福ではない。妙法という宇宙の大法則とともに、どこまでも向上しゆく、永遠不滅の「常楽我浄」の道なのである。

苦悩渦巻く現実の社会から、逃げるのではない。嘆くのでもない。たゆまざる挑戦と行動によって、自らが、日々、新たな世界を築き上げていくのだ。
御聖訓には『心の一法より国土世間も出来する事なり』(御書563頁)と仰せである。
大事なのは「心」である。戦う「魂」だ。そこから、すべての変革が始まる。
今、この時を戦い、開いていく。使命あるわが人生を勝ち飾っていく。そのための信心なのである。
私は、創価の太陽の母たち、広布の華の乙女たちの清らかな、そして強き祈りから、希望と勝利の大建設は始まると申し上げたい。

◎わがままな自分と戦い、広宣流布のために心を合わせ、団結していこうという一念のなかに、信心の血脈がある。仲良くしていくことが、信心の鉄則!

2009年2月24日火曜日

2009.02.24 わが友に贈る

仏法は峻厳だ。
真面目に戦った人は
無量無辺の
功徳に包まれる。
絶対の確信で進め!

上野殿御返事 P1562
花は開いて果となり・月は出でて必ずみち・燈は油をさせば光を増し・草木は雨ふればさかう・人は善根をなせば必ずさかう

◇四季の語らい
寒い寒いと言って、暖かな部屋の中にいたのでは、何もできずに終わってしまう。こういう時は、"雪なんかに負けるものか!"と自分に言い聞かせて、外へ出ていけば、寒さもそれほど辛くは感じないものだ。そして、何よりも、行動すれば、縮こまった心の世界が大きく広がっていく。

◇今日のことば365
汝よ 汝は いかにして
    そんなに苦しむのか
汝よ 汝は いかにして
    そんなに泣くのか
汝よ 汝は いかにして
    そんなに悩むのか

苦しむがよい
    若芽が 大地の殻を打ち破って
    伸びゆくために

泣くがよい
    梅雨の、彼方の、太陽を仰ぎ見る日まで
    已むを得まい

悩むがよい
    暗い 深夜を過ぎずして
    尊厳なる 曙の空を望むことはできないからだ

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
『永遠の都』より
「受難は人間の魂を浄化する聖なる炎であります」
難が人間の魂を清めてくれる。高めてくれる。
これが、若き革命児の確信であった。
大聖人は"身命を捨てるほどのことがあってこそ仏になる"と教えられている(御書891頁)。
広宣流布に立ち上がった我らにも、大難は必定である。しかし、難があるからこそ、仏、になれるのだ。
だから、どんなに大変でも、これも仏になるための修行と思って頑張りなさい──。
そう戸田先生は言われたかったにちがいない。

高慢な人間は、力がないのに威張る。偉大な人に対して、尊敬できない。感謝もない。それどころか、焼きもちを焼いて憎む。
これこそ、よき世界を壊す元凶である。
そういう人間に使われてはいけない。信用してはいけない。本質を見抜く目を持ち、利口になるのだ。

広布へ戦う同志こそ勇者だ。指導者は「いつも、ありがとうございます」と心から感謝し、讃えるべきだ。同志に尽くすために、指導者はいるのだ。
私も、泥まみれになって働いてきた。人知れず、勝利へのあらゆる手を打ってきた。
今こそ、若き指導者が、生まれ変わった決意で、民衆こそ王者と胸を張れる社会を築いていただきたい。

完全な女性というのは、「怠け者とか、りっばに着飾った貴婦人とかでなく、他人の幸福のために、手と頭と心とを働かせる人」なのである。
他人の幸福のために、創価学会の婦人部と女子部は働いている。同苦し、励まし、祈っている。その姿こそ、一番美しい。
どんなに外見を飾っても、清らかな心がなければ、真の美しさは輝かないのである。

師弟の関係について、戸田先生は、こう綴られている。
「師(先生)と弟子(生徒)の交わりは、水と魚のように切っても切れない深いものであります。
師は弟子を愛し導き、弟子は師を敬い慕う──これほど世にうるわしい情愛がまたとありましょうか」
(現代表記に改めた)
師弟ほど尊いものはない。美しいものはない。
これが戸田先生の青年への教えであった。

幸福を願う民衆。
平和を求める民衆。
その声こそ正義だ。
苦しんできた民衆が立ち上がり、権力悪と戦い、人間主義の世界を広げてきたのが、創価学会である。
仏法史に輝く、奇跡ともいうべき、善のスクラムを築いてきた。
この麗しき和合を永遠に護れ!
邪悪な人間に断じて崩されるな!
後継の皆さんに強く叫んでおきたい。
私は80歳を過ぎた今こそ、戸田先生の真髄、牧口先生の真髄、仏法の真髄を語り残したい。
皆様も、この崇高な創価の師弟に続いていただきたい。

◎最も難しい勝利とは自分に勝つこと

2009年2月23日月曜日

2009.02.23 わが友に贈る

苦手なことに
真っ先に挑戦を!
困難な場所で
勝ってこそ
信頼は広がる

如説修行抄 P503
一乗流布の時は権教有つて敵と成りて・まぎらはしくば実教より之を責む可し、是を摂折二門の中には法華経の折伏と申すなり

◇今週のことば
妙法の信心は
「変毒為薬」だ。
不況の北風にも
断じて負けるな!
仏の力は無限だ!

2009年02月23日

◇四季の語らい
自分はどこまでいっても自分です。他人を羨んでも仕方がありません。人間には短所もあれば、長所もある。だから、自分を見つめ、長所を発見し、それを伸ばしていけばいいのです。そこに価値の創造もある。

◇今日のことば365
"遊ぶのはよいが、遊ばれてはいけない"とよくいわれる。遊びを楽しめることが必要なのであって、けじめつかずに流されてはいけないという意味らしい。虚無的な遊びは、結局、疲労と悔恨、そして悲哀がのこる場合が多いだろう。仕事にせよ、"遊ぶ"にせよ、もっとも生き甲斐を感ずるのは、人間らしい知恵を発揮して、何かを創造していく時であるらしい。

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
全幹部が率先して、座談会を、一段と、もり立てていきたい。
皆が生き生きと集う座談会こそ、学会の誉れの伝統である。
一番地道で、一番自在に、最大の喜びを輝かせていける。
座談会には、一方通行の説教ではなく、平等な対話がある。あくまでも「一人」の幸福に焦点を当て、生命の尊厳を謳い、幸福な社会の基盤を築いている
──ストランド氏は指摘する。

人類初の宇宙飛行士といえば、ロシア(旧ソ連)のガガーリン
「地球は青かった」との有名な言葉を発した彼は、こうも述べている。
「この地球で最も美しいものは、働く人の姿である」
懸命に働く人は美しい。我々は、日々の生活を送りながら、広宣流布に働いている。それこそ、一番美しい姿なのである。
ともあれ、苦しく、激しく、厳しい不況が始まった。どうか皆さんは、誇り高く、悠然と戦ってください!皆、苦しいのは同じだから!
わが使命の舞を同志とともに、雄々しく舞っていただきたい。

善いことは、讃えるべきだ。善い人は、賞讃するべきだ。これが、よりよい社会を築く正しい道である。
私もまた、わが恩師を悪口し、中傷する者とは、徹して戦った。
ひとたび師匠と決めたならば、尽くすべきである。護るべきである。そう私は心中深く決めていた。
悪を見逃して、戦わない。それでは、弟子ではない。同志とはいえない。
あのダンテのごとく、正邪を峻別する大闘争心を、新時代のリーダーは、わが胸に燃やしていただきたい。

妙法を持った皆様は、何も恐れる必要などない。また、絶対に恐れてはならない。
なかには頭の固い男性(笑い)や、信心に無理解の人間にぶつかる場合もあろう。そういう時は、聡明に、智慧をめぐらせ、一歩一歩、正義を知らしめていけばいいのである。
皆様こそ「法華経という師子王」を持つ女性なのだ。
男性よりも、むしろ女性のほうが、勇気をもって、正義を語り抜いている──そう讃える人は多い。
ともあれ、人権を踏みにじる言葉は、言論の自由ではなく「言論の暴力」だ。断じて放置してはならない。
間違ったことに対して正義を訴えるのは、当然の権利だ。これがなくなれば、民主主義は崩れる。
悪は断じて破折する。その気概で進んでいただきたい。

◎最も苦しい境遇で戦ってこそ、偉大な人生が確立できる

2009年2月22日日曜日

2009.02.22 わが友に贈る

時を待つな
時を創れ!
気取りを捨てた
真剣な一人が
空気を一変させる。

王日女殿御返事 P1263
法華経の一字は大地の如し万物を出生す、一字は大海の如し衆流を納む・一字は日月の如し四天下を照す、此の一字変じて仏となる

◇四季の語らい
名声は陽炎のごとく、ホタルの光のごとく、はかない。泡のような、はかない人気だけ、名声だけに生きるのでは、むなしい。それらをはるかに見下ろす「無上道」−−これ以上ない至高の道を歩んでいくことである。

◇今日のことば365
立派な少年は
 必ず立派な 青年となる
立派な少年は
 必ず立派な 社会人と
 なることができる
希望にもえて
前進する少年は 
 必ず良い 社会の指導者と
 なることができる

▽ヤング壮年部の活躍光る仏法即社会の尊き実証。百戦錬磨の闘将と立て!

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
戸田先生は、ざっくばらんな"座談の名手"であられた。
師走(12月)について、ユーモアを込め、こう語られた。
「師走といって、文字通り、"師も走って"いるのだよ。皆さんも多忙だと思うが、私も走っている。広宣流布のために、ひとつ頑張ってくれ」

「題目をあげ抜いて、勝つのだ。信心で勝とう! 時が来れば、すべてが自分目身の勝利の歴史となり、財産となるのだ」
信心根本に戦い抜く人は、諸天をも動かし、必ず勝利の大空を仰ぐことができる。
なかんずく、婦人部の強き祈りで、学会は勝ってきた。
婦人部こそ希望だ。
婦人部こそ太陽だ。
これまで以上に、婦人部を心から尊重すれば、学会が、さらに勝ち栄えていくことは間違いない。

恩師の一言一句は、皆が冗談と思うことでも、わが魂に刻みつけた。すべて恩師の教え通りに実行した。
これが弟子である。
真実の弟子か。
偽物の弟子か。
それは"何を成したか"を見れば、明確なのである。

戸田先生の目は、世界を見ていた。心は全人類に向けられていた。
先生は、力を込めて語られた。
「大聖人の仏法は、太陽の光のようなものである。妙法を持って絶望の淵から立ち上がり、生き生きと蘇生した無数の同志がいるではないか!」
妙法こそが、人類の宿命転換を可能にするのだ。ここに、平和を築く創価学会の使命がある。

師のもとで固く心に誓った、あの苦闘の青春の日々から60年。
わが師の構想は、すべて実現した。
"戸田大学"の卒業生として、「250」に及ばんとする名誉学術称号も拝受した。
これが師弟である。
「世紀の鐘」を私は鳴らした。
新しき「勝利の鐘」「栄光の鐘」は、わが青年部が鳴らすのだ。

皆さんは、自分が考えるよりも、はるかに偉大な使命がある。すごい時代に入っているのである。
こうした学会の発展も、嵐を越え、寸刻を惜しんで、わが身を犠牲にする覚悟で戦ったからこそ築かれた。
青年は恵まれた環境に甘えてはならない。
虚名を振りかざし、威張るだけの人間。他人まかせの横着千万な人間。そうした愚者になってはならない。

2009年2月21日土曜日

2009.02.21 わが友に贈る

張り切って
人生を生き切れ!
広布正義の道こそ
わが人間革命の
晴れ舞台だ!

御義口伝巻下 P761
信の処に解あり解の処に信あり然りと雖も信を以て成仏を決定するなり

◇四季の語らい
大切なことは、今、生きている私どもが、希望をもち、幸福になっていくことである。その姿が、そのまま、生死不二で、故人の生命に喜びの波動を与えていく。また、故人の成仏の証明になっていく。悲しみに負ければ、故人が悲しむ。「生も仏」「死も仏」である。いつも、故人と一緒である。一体なのである。

◇今日のことば365
私はテレビ文化そのものを、否定しているのでは毛頭ない。ただ、その相対として、活字文化が軽視されるのを悲しむのである。テレビの楽しさを享受しつつも、それに埋没してはいけない。一人一人が主体性をもち、逆にテレビ文化を支配していくとき、初めてテレビ文化を超えたといいうるであろう。"家に本なきは、人に魂なきがごとし"と私は思うのである。

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
若き日の戸田先生の日記
「日に日に向上して、心に笑む可きのみ」
「運命も自己自ら開拓せざれば、鍵開きて来る可き筈はあらざるなり」
少し難しい表現であるが──自分が心から納得し、満足できるよう、日々成長していこう。わが運命の扉は、自分自身が切り開かなければ、決して鍵が開くことはない──という意味である。

──私の信仰は天下の正義である。この信仰の「信」「行」「学」を、私は、師匠である牧口先生のおかげで得ることができた。ゆえに私は、若人の情熱を失わないのだ──
当時、数え年で43歳
この言葉の意味も、非常に深い。師弟に生きる人生は、永遠に若い。全員が青年の心で進んでいただきたい。
広宣流布の途上において、何が起きても驚かない、悠然たる先生であられた。その闘争の際にはいつも、師弟一体の私がいた。

ある時、戸田先生は、広宣流布のために、「戸田に、どこまでもついてきなさい」と語られた。
「戸田についてきなさい」──この一言に、深い意味が込められている。

信心をすれば、現実の課題や悩みがなくなるのではない。悩みに負けない生命力が出るのだ。煩悩に振り回されたり、右往左往することがなくなる。賢明に越えていくことができる。それが、生命力が強くなるという意味であり、人間革命である。

試練と戦う関西婦人部の同志に、戸田先生は語られた。
「少しも心配いりません。私が知った以上、大丈夫です。あなたは信心をしっかりやり遂げればいいのです」
この先生の言葉の通り、いかなる戦いも、師と心を合わせ、信心をしっかりやり遂げればいいのである。
大阪の戦いを翌年に控えた昭和30年(1955年)の11月8日。
私は日記に記した。
「青年を、窒息させてゆく社会、機構、制度。誠実な青年が、実力に応じて、栄進出来ぬ、本末顕倒の社会。
指導者も悪い。社会も悪い。而し、それらをおしのけて起ち上がらぬ、青年も悪い。
この解決が、今、吾等が、実践している一日一日なのである。
頑張れ、青年よ」
私が27歳の時の率直な思いである。
そのまま、今を生きる若き皆さんに贈らせていただきたい。
頑張れ、青年部!

2009年2月20日金曜日

2009.02.20 わが友に贈る

創価の世界は
「団結の歓喜」で進む。
皆の輝く力を
広布の大理想に
勇んで結集せよ!

上野殿御返事 P1558
かつへて食をねがひ・渇して水をしたうがごとく・恋いて人を見たきがごとく・病にくすりをたのむがごと く、みめかたちよき人・べにしろいものをつくるがごとく・法華経には信心をいたさせ給へ、さなくしては後 悔あるべし

◇四季の語らい
友人が多い人は幸せだ。「私には親友がいます」と言いきれる人は幸せだ。お金よりも、地位よりも、名誉よりも、「絶対に心がつながっている」「絶対に裏切らない」友人をもっている人は、本当の意味で「豊かな人生」だ。

◇今日のことば365
大自然は、つぶさに観察すれば、するほど、その精巧さに驚嘆せずにはいられないような、複雑、微妙で、しかも壮大な生命の環を構成している。まさしく、宇宙の大芸術であるといってよい。昔から、人間の英知は、自らがその環のひとつであることを察知し、巧みに生きる術を考え出してきた。

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
学会を取り巻く状況がどんなに厳しくとも、また、腹黒い、欺瞞の人間たちが蠢いていても、先生と私は、父子のごとく、家族のごとく、深き心の世界を生きてきた。
一つ一つが、美しい師弟の劇であった。素晴らしい、師弟の絆が輝いていた。

戸田先生は、よく言われていた。
「大聖人の御聖訓のままにいくのだ! これこそ、学会精神である」と。
偉大な先生であった。その先生に、初めから最後まで師事し抜いたのが私である。先生は、私のことを誰よりも信頼してくださった。

弟子を思う師匠の心。本当に偉大な、ありがたい先生だった。
先生は、天才中の天才の指導者だった。あまりにも鋭い、そして、だれよりも剛毅な方であった。これほどの指導者は、世界中を探しても、ほかにいないであろう。
私は、先生に言われたことは、どんな小さなことでも全身で受けとめた。文句など、一つも言わなかった。

戸田先生は、"牧口先生の慈悲の広大無辺は、私を牢獄まで連れていってくださった"とまで語られた。これが本当の師弟だ。仏法だ。
牧口先生と戸田先生。そして戸田先生と私。
この根本の「師弟の精神」が流れているから、学会は発展を続けているのである。

「大作を見ろ! ここに、真実の学会がある。私の精神があるのだ」
未来のために、語り残しておきたい。

「人生、真っすぐに行け!」「永遠の生命を見つめるとき、今世の小難がなんだ!」
この気概で進もう。小さい難など、悠々と乗り越えていくのだ。
そして、どこまでも、まっすぐに師弟の道を歩み抜く。この人生に勝るものはない。
師への報恩を貫いたゆえに、創価の人間主義は、全世界から賞讃されているのだ。
「仏教というのは全部、証拠主義である。証拠がなければ、観念論でしかない。それでは何の役にも立たない」
これも、戸田先生の教えである。
非常に深い言葉だ。明快なる証拠があるのか、ないのか。厳然たる結果が現れるのか、現れないのか。
折伏をし、学会活動に励む。しつかり信心すれば、必ず証拠が出る。
最後は絶対に勝利していけるのが、大聖人の仏法なのである。

2009年2月19日木曜日

2009.02.19 わが友に贈る

信仰者とは
弛まぬ挑戦の人
「月月・日日」
自分に勝ちゆけ!
そこに幸福の栄冠が

如説修行抄 P504
一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ

◇四季の語らい
人生の勝負は、学校時代の成績では絶対に決まらない。青春時代では決まらない。一生で決まる。最後に勝った人が、真の勝利者なのである。だから、あせらずに、自分らしく、「忍耐強く」生き抜くことである。今日がだめなら明日は勝つ。今年がだめなら来年は勝つ。断じて勝つ。最後には勝つ。前へ前へ進み続けた人が勝利者となる。

◇今日のことば365
人生は最後の一瞬まで、建設の連続でありたい。
この心構えを生涯持ちつづけたかどうかが、その人の人生の価値を決定するといっても過言ではない。

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
正義のため、学会のため、こうした人間とは、猛然と「言論の力」で戦った。
いざというとき、立ち上がるのが青年部である。

戸田先生は、青年部に指導した。
「優秀な精神を持ち、強靭な肉体を持った立派な人物となって、思う存分に活躍していけ。私は、青年部の諸君に、限りない期待を寄せているのである」と。
「優秀な精神」。その根本は、信心である。
先生は、「優秀な成績」とは言われなかった。本来、人間の成績など、簡単に測れるものではないのだ。
そして、「強靭な肉体」。これも大事である。
威張るのではなく、利口そうで、感じが良くて、学会には、あんなに素晴らしい人がいるんだ、学会に入ってみたいな──そう思われるような魅力ある青年部であってほしい。
はつらつと躍動する青年の姿こそ、学会の象徴である。
戸田先生は、青年に後継の一切を託された。その青年の一番の中心に、私がいた。
青年部しか信じない。最後は、青年しかいない──それが先生のお心であった。

「今の乱れた世の中を、創価学会が変えていくのだ。勇気を奮い起こし、一致団結して、広宣流布の大道を進もうではないか!」
時代の闇が深いからこそ、多くの人が「生き抜く哲学」を求めている。「生命に響く励まし」を求めている。
その民衆の心に応えてきたから、学会は伸びてきた。
徹して一人を励まし、大切にして、善の方向へ、平和の方向へと、社会を変えてきたのである。
第一段階は勝った。
私たちは、今再び、一致団結して、広布の大道を進みたい。

大事なのは勇気である。信心とは、勇気である。歩み抜くことである。横着では、信心は貫けない。

◎絶対無事故を誓っての唱題こそ、神経を研ぎ澄まし、油断を排していく根源の力となる

2009年2月18日水曜日

2009.02.18 わが友に贈る

「師弟の精神」を
「わが家の広布史」を
わが子に語ろう。
親の真剣な生き方は
必ず胸に残る!

聖人御難事 P1190
彼のあつわらの愚癡の者ども・いゐはげまして・をどす事なかれ、彼等にはただ一えんにおもい切れ・よからんは不思議とをもへ

◇四季の語らい
さっそうと活躍する青年と接していて、その青年の姿から、お母さんの人柄がしのばれることがあります。ご両親の立派な「志」を、確かに受け継いでいると感じることがあります。親の真剣な「祈り」もまた、必ず子どもに伝わっていくものです。そうした無言の「志」と「祈り」が、子どもの生き方となって、その子の人生を勝利で飾るのです。
時代とともに"親子の形"が変わることがあるかもしれませんが、"親から子へ"という精神の流れは変わることはないといえるのではないでしょうか。

◇今日のことば365
女性にとって、若いということは、それだけで、すばらしい宝石をもっているようなものだ。みずみずしいというか、ういういしいというか、若い女性は、なにも飾らずとも、それだけで美しいものである。

☆新時代第26回本部幹部会でのスピーチ
これからも寒い日が続くと思うが、「絶対に風邪をひかない」と心に決め、強く祈って、楽しく、価値ある一日一日を過ごしていただきたい。
毎日を有意義に、同志たちと朗らかに、和気あいあいと勝ち越えていく歴史をつくり上げていただきたい。

この2日は、日蓮大聖人の御聖誕の月である。
また、きょう2月11日は、私たちの恩師・戸田城聖先生の誕生日である。
先生の偉大さ!
先生の天才的な頭脳明晰!
ありとあらゆる大難を乗り越えて戦われる勇気!
貧しい人々、苦しみ悩む人々を、心から励まし、断じて幸福にしていかねばならないという、大慈悲を持たれた指導者であられた。
戸田先生は、権力に対しては、強かった。対抗した。
傲慢な人間に対しては、強かった。絶対に屈しなかった。
有名人に対しては、あまりにも冷静であられた。

「学会からも、将来、大勢の指導者が出るだろう。しかし、決して、威張らせてはいけない」
指導者とは、「民衆を護り」「民衆に尽くす」ために存在することを強く叫ばれた。
それが、戸田先生の指導者観であり、仏法の指導者観である。
その理想を実現しゆくことが、わが青年部の戦いである。なかんずく、恩師が生涯の最後に結成された学生部の使命である。

◎真の幸福は労苦によってもたらされる

2009年2月17日火曜日

2009.02.17 わが友に贈る

小さな集いから
歴史は創られる!
「仏を敬うが如く」
参加者を讃え
歓喜の万波を!

生死一大事血脈抄 P1337
総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か

◇四季の語らい
"二本の葦束"と仏典は教える。一本の葦束は細いけれど、二本寄り合えば立つことができる。善き友こそが、自分を向上へと導く。人間と人間の打ち合いの中でこそ、生命は磨かれ、生命は鍛えられる。

◇今日のことば365
自分の幸福を犠牲にして、他人のため、社会のために尽くしていくのは、確かに美しい行為ではあるが、自分を失ってしまったならば、それは、単なるお人好しで終わってしまう。

☆随筆人間世紀の光 No.181 勝利の黎明「2月闘争」下
三変土田」──法華経にも、仏が国土を三度にわたって浄めたと、変革の持続の劇が示されている。
人も、組織も、社会も、辛抱強く、変革の波また波を寄せてこそ、変わっていくことを忘れまい。
「持続は力」である。
「次の手」を、弛まずに打ち続けていく以外ない。
たとえば、個人指導も、その場限りにしない、誠実な智慧と行動が大事だ。
「また、お会いしましょう!」「今度は、いつお会いできますか?」
──そうした心からの一言が、信頼の絆を深めていくのだ。

我らの座談会こそ、民主主義の希望のオアシスだ。広宣流布の生命線である。
その会場のご家庭が、どれほど尊い宝の方々か。皆で最敬礼していくことだ。
今再び、座談会から──新たな波を! 新たな出会いを! 新たな人材を!そして、新たな勝利を!

「偉大な人間だから偉大な仕事を成し遂げられるのではない。偉大な目的を目指すから、人間は偉大になれる」
青年が大目的に向かって進めば、時代が動く!
青年が正義を叫び抜けば、歴史が変わる!
乱世こそ、正しき哲学を持った"創価の若人"の振る舞いが、ますます光る。

常に、未来を託す人材の流れを「二陣三陣」と育成するために、間断なく種を蒔いていくことだ。
これが、令法久住のための鉄則である。
さあ、輝きわたる広布の華陽の乙女たちよ!
一段と使命も深き創価の若き師子たちよ!
大開争の「二月」から、師弟後継の「3.16」へ、新たな時代を切り開く勝利の潮流を、私と共に巻き起こそうではないか!

2009年2月16日月曜日

2009.02.16 わが友に贈る

心を軽くし
希望を贈るのが
リーダーだ。
威張るのは論外
太陽の指揮であれ

法華取要抄 P336
逆縁の為には但妙法蓮華経の五字に限る、例せば不軽品の如し我が門弟は順縁なり日本国は逆縁なり

◇今週のことば
座談会の息吹が
勝利の活路を開く。
全員が先頭に
希望の拡大の大波を!
21世紀の「二月闘争」だ。
2009年02月16日

◇四季の語らい
人間主義とは、何も高尚な理論である必要はない。どこまでも人間を信ずること。人間と人間を結ぼうとすること。ここに人間主義がある。つまり「友情」をつくっていくことである。

◇今日のことば365
怜悧な、利害打算の多い世の中にあって、もっと無償の行為があってよいのではないかと思う。だまされまいとするあまり、人間らしい善意の芽ばえすらつみ取ってしまっては、味気なさすぎる。

▽日蓮大聖人御生誕の日 正義の「師子王」の御生涯に続け

☆随筆人間世紀の光 No.180 勝利の黎明「2月闘争」上
偉大な魂に停滞はない。自身の釈放は、新たな戦いの始まりであった。人権の闘士は、民衆と共に、拳を高々と突き上げたのだ。

すべての人びとが自らの生命の尊厳に目覚める!
誰もが等しく永遠の幸福を勝ち取る権利がある!
これが万人成仏の法理だ。

師は待っていた。あらゆる壁を破って、広宣流布の勝利の道を決然と開く、不二の弟子が躍り出る時を、忍耐強く待っておられた。
二十四歳の私は訴えた。
「戸田先生の指導があって、今の私たちがあります。ご恩返しをするには、広宣流布の戦いしかない。
戸田先生の五十二回目の誕生の月を、なんとしても歴史的金字塔で荘厳しましょう!」

弘める人なくして、道はない。すべては人で決まる。

「師弟不二ならば、一切を勝利できる」──これが、仏法の要諦であり、学会精神の真髄である。
「師と共に」戦うから、小さな自分の穀を破れる。
「師のために」戦うから、本当の底力が出せる。
「師弟不二」なればこそ、いかなる苦難も恐れず、生命の最極の軌道を進める。

明快な目標を立てること、そして、その実現のために自分自身が先頭に立って戦うこと──これは、私が戸田先生から打ち込まれた将軍学の基本である。

なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし
策ではない。信心だ。
リーダーが"全員を勝利者に!"と祈り抜いて、一人一人を励まし讃え、その力を引き出していく時、必ず勝利の道は開かれる。

2009年2月15日日曜日

2009.02.15 わが友に贈る

わが生命の
「仏の力」は無限だ。
勇敢な信心たれ
その人が
必ず勝利する!

弥三郎殿御返事 P1451
構へて構へて所領を惜み妻子を顧りみ又人を憑みて・あやぶむ事無かれ但偏に思い切るべし、今年の世間を鏡とせよ若干の人の死ぬるに今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり

◇四季の語らい
最大の苦境の時にこそ、最大の勝利の因が刻まれる。

◇今日のことば365
青春は一生の土台を築く時代である。土台が、立派に仕上がっていなければ、その上に何を積み重ねても崩れてしまう。将来の、大きな花を咲かせるために、その土台を建設している時代だと思えば、勉強も、仕事も、すべてが有意義にならないわけがない。
利己主義のみでなく、つねに社会に目を開き、社会のなかで、自分を大きく成長させようという人生は、もっとも充実した、青春といえよう。

☆「指導者」 戸田先生の指導より
学会は指導主義である。指導と教授は違う。教授とは教えることであり、指導とは導くことである。創価学会は、最初から、御本尊を信ずることに導くのである。
したがって、御本尊を教えることは、第二次的なのである。しこうして、信じた後には、信心のあり方を進んで指導するのである。また、信仰即生活であることを指導して幸福へと導くのであって、指導者とは、一日も早く会員一同が、幸福であらんことを
願うべきである。
人生は険難であり、その行路は多難である。なかなか、普通の生命力では押し切っていけない。ゆえに、大指導者として、偉大なる御本尊の功徳を受けさせ、強き生命力を得させるように指導するのである。
されば、学会の指導者は、大御本尊のお姿を心の奥に刻みつけて、一般民衆の指導に当たらなくてはならない。
学会の指導者とは、なにをもって一般より高しとしうるのだろうか。いうまでもなく信心の力である。その人自身の持っている才能、財力、社会的位置等ではない。ただただ信仰の道においてのみであることを深く自覚しなければならぬ。
されば、大御本尊のこと以外においては、謙遜であって、決して傲慢な姿であってはならない。また、上長の位置を誇ることなく、なにごとも命令的であってはならぬ。指導である以上、相手の納得いくようにしてやらねばならぬ。そうして、御本尊の尊さ、功徳の偉大さを十分に納得させねばならぬ。
要するに御本尊を信ずる力と、慈悲とに満ちて、友として指導するものこそ指導者の自覚を得たものというべきではないか。

昭和30年3月1日

▽名字の言 2009.02.14
何のために信仰するのか。学会の歴史と精神とは。師弟不二とは。伝えるべき時機を逃さず、一つ一つ、丁寧に話していくしかない。さらに肝心なのは確信と情熱。懸命に祈り、戦う心、広宣流布への熱い心で語ることだ。その真剣さが若い命に届く。
大切な後継者だ。偉大な使命を持つ友だ。誠実にかかわり、創価のバトンを確実に手渡しする責任を果たしたい。

先生は「親から子へ、先輩から後輩へ、そして、師匠から弟子へ、正しい信念を、正しい哲学を、正しい信仰を脈々と継承していく−−そこにこそ、人間の最も崇高な永遠性の劇がある」と
さて、わが家は!

2009年2月14日土曜日

2009.02.14 わが友に贈る

「冬は必ず春となる」
厳しき忍耐の日々に
栄光の因がある!
わが舞台で
幸福の春を勝ち開け

立正安国論 P24
如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには

◇四季の語らい
人の心を開くのは、理屈や理論だけではない。「確信の響き」であり、「慈愛の姿」であり、「温かな振る舞い」である。そして、「仲の良い姿」に、人は感動するのである。
友を尊敬し、わけへだてなく二人の人″を大切にする姿−−そのうるわしい友情の姿が、共感を広げ、理解を広げていく。

◇今日のことば365
高山を征服しようという意欲はあっても、登山の技術をもたなければ、暴挙にすぎなくなってしまう。それと同じく、人生のあらゆる障害も、それを克服するには、どうすれば、もっとも確実に、価値的に目的を達成できるかを知らなければなるまい。

☆「折伏の心がけ」 戸田先生の指導より
われらが信心をなす目的は、永遠の生命のなかに、幸福を生きんがためである。本尊とは、不可思議境であって、この御本尊を、なにを知らなくても、だだ信じて南無妙法蓮華経と唱えるならば、必ずや不可思議境に到達する。
この妙境に到達するとき、永遠の幸福は保証され、慈悲の力がわき出でるのである。
また、われらが折伏を行ずるは、慈悲の行である。慈悲の行は、仏の仕事であり、真に尊いことである。
なんとなれば、自己が永遠の幸福をつかむと同時に他の貧窮の衆生にも、その幸福を分け与えようとするのであるから、これ以上尊い仕事はない。
しかるに、この尊い仕事にたずさわりながら、折伏に応じないからといって、憎んだり、おどしては、あいならん。
慈悲に満ちみちた行動でありたいと思う。
罰論を説くにあったても、教えると言う態度ではなくてはならないのに、「私のいうことを聞かなくては罰が当たる」等と、
さも自分が仏になったような・醜い至りである。
罰によってきたるところ、貧しきわれらの境遇を諄々と説き、尊極無上の御本尊を讃歎し、救わるるはこれだけであるということを説くべきである。
また折伏したのちに、恩着せがましく、自分をありがたがれという態度はよくない。
ただ、御本尊にご奉仕できたのを感謝するだけでいいのである。教化親などということばは、邪宗の用いることばであって、断じて使ってはならぬ。
またつぎに、折伏したものを、最初よく指導してやらぬはいけない。御本尊を持たせっぱなしなどということは、かわいそうなことだあるから、よくよく、その点は考えなければならない。
また指導するに当たって、さも、自分が偉くなったように思うのがあるが、それは、慢心を起こすもとであるから、気をつけなくてはならぬ。
なかには先生などとよばれて、さも偉そうな顔をしているものもいるが、もってのほかといわざるをえない。ことに、自分の指導しているものにたいして、威張りちらしたり押さえつけたりすることは、絶対に禁物である。
ただこの世に生まれて、一言にても法の説けることを御本尊に感謝して、慎み深くあらねばならぬ。

昭和28年3月30日

2009年2月13日金曜日

2009.02.13 わが友に贈る

広布の母ありて
創価の大城は盤石。
「婦人部」を最大に
敬い、護り、讃えよ。
そこに常勝の道が!

三三蔵祈雨事 P1468
日蓮仏法をこころみるに道理と証文とにはすぎず、又道理証文よりも現証にはすぎず

◇四季の語らい
大勢の人に尽くす。その人が偉い。どんな有名人よりも、権力者よりも本当は偉い。亡くなったとき、みんなが「ああ、あの人のおかげで、私は幸せになったんだ。あの人の励ましで、私は立ち上がれたんだ」と、心から慕い、感謝する。そういう人が「人間として」一番偉く、幸福なのではないか。

◇今日のことば365
青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよいのだ。この人生で実現できるのは、自分の考えの何分の一かだ。初めから、望みが小さいようでは、なにもできないで終わる。

☆「青年訓」
新しき世紀を創るものは、青年の熱と力である。
吾人らは、政治を論じ、教育を勘がうる者ではないが、世界大哲・東洋の救世主・日本出世の末法御本仏たる日蓮大聖人の教えを奉じ、最高唯一の宗教によって、人間革命を行い、人世の苦を救って、各個人の幸福境涯を建設し、ひいては、楽土日本を現出せしめんことを願う者である。

この事業は、過去においては、釈迦の教団が実行し、近くは、日蓮大聖人の教団が、勇ましく戦ったのである。釈迦教団の中心人物たる舎利弗にせよ、阿難にせよ、みな若き学徒であった。
日蓮大聖人の門下もまた、みな若き学徒によって、固められていたのである。日興上人は、大聖人より二十四歳も若く、日朗もまた、二十一歳の年のひらきを持っていた。西より東に向かった仏教も、青年によって伝承せられ、東より西に向かう大聖人の仏法も、青年によって基礎づけられたのである。
吾人らは、この偉大なる青年学徒の教団を尊仰し、同じく最高唯一の宗教に従って、人間苦の解決・真の幸福生活確立・日本民族の真の平和・苦に沒在せる東洋の浄土化を、弘宣せんとする者である。

諸兄らは、この偉大なる過去の青年学徒群と同じ目的、同じ道程にあることを自覚し、これに劣らぬ覚悟がなくてはならぬ。霊鷲山会に、共々座を同じうしたとき、「末法の青年は、だらしがないな」と舎利弗尊者や、大聖人門下の上人方に笑われては、地涌の菩薩の肩書きが泣くことを知らなくてはならない。
奮起せよ!青年諸氏よ。闘おうではないか!青年諸氏よ。

しからば、だれ人と、いかなるいくさを、吾人らは、なすものであろうか。
第一は、無智の者に永遠の生命を教え、日蓮正宗の本尊の絶対無二なる尊貴を知らしめて、功徳の大海に思うがままに遊戯する、自在の境涯を会得せしむるために、忍辱(にんにく)のよろいを著(き)、慈悲の利剣をひっさげて戦うのである。

第二は、邪智、邪宗の者に、立正安国論の根本義たる、邪宗、邪義は一切この世のなかの不幸の原因であり、それがために、諸天善神は国を捨て去り、聖人は所を去って、世はみな乱れるなりと教え、邪智、邪宗をひるがえすよう、智慧の鎧を身にまとい、かれらが執着の片意地(かたいじ)を、精進勇気の利剣をもって、断ち切る戦いである。

第三は、衆生を愛さなくてはならぬ戦いである。しかるに、青年は、親をも愛さぬような者も多いのに、どうして他人が愛せようか。その無慈悲の自分を乗り越えて、仏の慈悲の境涯を会得する、人間革命の戦いである。

しこうして、吾人はさらに、諸兄らの行動について、望むところをもつものである。
第一に、絶対的確信にみちたる信仰の境地立脚し、信行において微動だにすることなく、唯一無二の御本尊を、主・師・親と仰ぎ、日蓮大聖人と共にいますのありがたさにあふれて、地涌の菩薩の後身(こうしん)を確信することである。

第二に、行学に励み、御書を心肝にそめ、大聖人の仏法に通達して迷いなく、今はいかなる時かを凝視して、大聖人のみ心を心とし、日興上人のご遺誡をわが命(めい)として、努むべきである。

第三に、その行動の態度たるや、真摯にして暴言を用いず、理をつくして指導の任に当たり、威厳と寛容の姿の中に、邪義、邪宗、邪師に対しては、一歩も退かぬ勇気あるべきことである。

第四に、部隊長および班長の命を奉じて、学会精神を会得して、同志の士気を鼓舞し、広宣流布大願の中心人物たることを、自覚されたきことである。しかも、広宣流布の時は近く、日蓮正宗の御本尊流布の機は、今まさにこのときである。

ゆえに、三類の強敵は、まさに現れんとし、三障四魔は勢いを増し、外には邪宗、邪義に憎まれ、内には誹謗の声ようやく高し。驚くことなかれ、この世相を。これは、聖師の金言なり。

されば諸君よ、心を一にして難を乗り越え、同信退転の徒の屍を踏み越えて、末法濁世の法戦に、若き花の若武者として、大聖人の御おぼえにめでたからんと願うべきである。

愚人にほむらるるは、智者の恥辱なり。
大聖にほむるるは、一生の名誉なり。
心して御本尊の馬前に、屍をさらさんことを。

昭和26年11月1日

2009年2月12日木曜日

2009.02.12 わが友に贈る

学会は世界一の
師子王の教団だ。
堂々と正義を語れ
"勇気対話"の
大波を起こせ!

報恩抄 P328
日本・乃至漢土・月氏・一閻浮提に人ごとに有智無智をきらはず一同に他事をすてて南無妙法蓮華経と唱うべし、此の事いまだ・ひろまらず一閻浮提の内に仏滅後・二千二百二十五年が間一人も唱えず日蓮一人・南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経等と声もをしまず唱うるなり

◇四季の語らい
人間の心の中には、幸福のダイヤモンドがある。それを採掘するには、あきらめず、落胆せず、努力し続けることです。そこに、知恵がわき、工夫が生まれ、困難の壁を破る道が開かれる。

◇今日のことば365
未来を論ずる人は多い
しかし 未来を考える人は余りにも少ない

▽「伝統の2月」の勝利へ!新時代第26回本部幹部会 広布の人が最も美しい

☆「自らの命に生きよ」 戸田先生の指導より
人々の生活を見るときに、失敗の責任が、自分には無くて他人にあるようにいう人がある。十界互具、一念三千を説く大仏法を信ずるわれわれは、日常の生活の責任が、ことごとく自分にあるということを知らなくてはならない。
貧乏して悩むのも、事業に失敗して苦しむのも、夫婦喧嘩をして悲哀を味合うのも、それは皆自己自身の生活である。
すなわち、自己自身の生命現象の発露である。
かく考えるならば、いっさいの人生生活は、自己の生命の変化である。
ゆえに、よりよく変化して、絶えず幸福をつかんでいくことが大事ではないか。
されば、自己自身に生きよ・・いや、自己自身に生きる以外にはないのだ、ということを知らなければならない。
あの人が、こうしてくれればよいのだとか、この世の中がこうであればしあわせなのだといって、他人に生き、対境に生きるということは間違いではないか。
しかし、人間の力というものは弱いものである。
自己自身に生きていると、いかに力んでみても、他人に支配され、対境に支配されやすいものである。
されば、いかに観念的に、自己自身、自ら生きていると力んでみても、それで、幸福であると言えない場合が多い。そこで、自己自身の生命が、もっとも強く、もっとも輝かしく、もっとも幸福であるためには、十界互具、一念三千の仏法に生きる以外はないと、吾人は信ずるものである。
これこそ、七百年前に、日蓮大聖人が、大宇宙に呼号なされた大哲理である。
われらを、幼稚なる者と呼んで、一念三千の珠を授けて、幸福境涯を獲得せしめるとおおせられたのは、このゆえで、その一念三千の珠とは、弘安二年十月十二日ご図顕の大御本尊であらせられる。
されば、末代幼稚の輩は、この大御本尊を信じまいらせて、強くりっぱに自己自身に生きようではないか。

2009年2月11日水曜日

2009.02.11 わが友に贈る

青年よ
何かで第一になれ!
弟子ならば
獅子奮迅で戦い
勝利 勝利の名を残せ

御義口伝巻下 P759
久遠とははたらかさず・つくろわず・もとの侭と云う義なり

◇四季の語らい
物やお金は、「自分しだい」で、「心しだい」で、善にも悪にもなる。不幸の原因にもなるし、幸福をつくる材料にもなる。お金だけでは、幸福は買えない。だから「お金持ち」イコール「人生の成功者」ではない。お金があっても、現実は、わびしく暮らしている人は無数にいる。「心の大富豪」こそ幸せである。

◇今日のことば365
よき友を持つこと
よき先輩を持つこと
 これは 人生の至上の幸運であり
  誇るべき宝であるといっても過言ではなかろう

▽2.11きょう、戸田第2代会長生誕109周年、偉大な師弟の闘争に学べ!

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
戸田先生の若き日の日記
「僕の運命を開いた大なる力は自分であった」
──自分を支配する者は自分である。心意気も、自分自身の中にある。自分を生かすも殺すも、自分次第である──

恩を知り、恩に報いることこそ、「人間の道」であり、「仏法の道」である。信頼の心通う社会を築きゆく方程式なのである。
人生には、さまざまな恩がある。その中でも大切な一つが「師恩」である。

師の心をわが心として戦うのが弟子だ。
弟子と名乗るならば、何があろうと正義を護る、気迫と行動がなければならない。口先だけでは、言葉の遊びにすぎない。

「時間を浪費するな! 勝つために、今一番大事なことは何か。それを見極め、最優先せよ!」
電光石火のスピードで勝つのだ。
勝利から逆算する──かけがえのない今この時に、何をすれば一番、価値的か。それを明確にして、「黄金の自分史」を綴り残していただきたい。

師弟不二の歯車に、わが心のギアを、がっちりと、かみ合わせ、皆が力を合わせてこそ、勝利は輝く。
心一つに進むのだ。

2009年2月10日火曜日

2009.02.10 わが友に贈る

大変な時こそ
朗らかに戦え!
悠然と進む人に
大成の好機は
巡ってくる。

報恩抄 P293
夫れ老狐は塚をあとにせず白亀は毛宝が恩をほうず畜生すらかくのごとしいわうや人倫をや

◇四季の語らい
世の中がどうだとか、相手がどうだとか、そんなことは関係ない。そんなことを言うのは愚痴である。
自分が強くなればよい。自分が勢いを増せばよい。自分が勉強すればよい。自分が力をつければよい−−これこそ人生万般に通ずる心意気である。

◇今日のことば365
新しい事業の建設には、希望があり、未来がある。だが、その完成へ向かって、どこまで努力と研究と忍耐がつづけられるかによって、その事業が真実に進展し具体化されるか、あるいは夢想と化して消滅していくかが決定されるのである。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
広宣流布の指導者の責務は重大である。
惰弱になるな!
増上慢になるな!
愚かな虚栄に惑わされるな!
これが、仏法の厳しき戒めである。

魔を打ち砕くには、信心で立つのだ。敢然と、師弟不二の心で立つしかない。
難の時こそ、師が開いた道を、師の教え通りに、「先生! 先生!」と胸中で叫びながら進む。

戸田先生は叫ばれた。
「戦いというものは、自分でつくるものだ。それを乗り越えていくのも、ほかならぬ自分である。困難を避ける人間には、何もできない」
難の時ほど燃え上がる──これが、学会精神だ。正義の精神である。

◆世紀の大法戦 広布の大将軍として 光輝ある指揮をとられよ

2009年2月9日月曜日

2009.02.09 わが友に贈る

新聞休刊日

新池御書 P1440
始より終りまで弥信心をいたすべし・さなくして後悔やあらんずらん、譬えば鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩をはこびて今一日に成りて歩をさしをきては何として都の月をば詠め候べき

◇四季の語らい
苦労をしないで、わがままに、自分の好きなように生きても、結局は、迷走飛行のように無軌道の人生となっていくことが多い。自分が幸福にならないぽかりか、人の幸福をも壊してしまう。青年は、自分を鍛える厳しい自己形成が不可欠である。

◇今日のことば365
宇宙の奏でるリズムというものに人間も一体になって協和し、自然も、世のなかも、自分も歩調を揃えて新しい年に変わるという感情----そこに測り知れない安堵感と、一種の快い緊張感がある。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
女子部の池田華陽会
広宣流布の未来を思う時、皆さんの使命は、あまりにも大きい。
皆さんには、人間革命の哲学がある。妙法という限りない力を持っている。

現実の社会は厳しい。しかし、その中で勝ち抜いてこそ、新しい道は開かれる。
戸田先生は言われていた。
「今は、日本の国始まって以来の乱世といってもよい。
心して、強盛な信心に立て! 時代の波に、絶対に足をすくわれるな!」
信心こそ、乱世を勝ち抜く力である。
混迷の時代ほど、ますます信心根本に、地に足をつけて前進しよう! いいね!

戸田先生
「この身を広宣流布の大願のために叩きつけるという、私の覚悟は、今も、これからも、微動だにしない!」
すごい言葉である。
何のための人生か。その原点を忘れない人は強い。揺るがない。屈しない。

2009年2月8日日曜日

2009.02.08 わが友に贈る

信心とは
惰性との戦いだ。
境涯の殻を破れ!
フレッシュな生命で
大成長の自分史を

妙一尼御前御消息 P1253
法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる

◇今週のことば
「難来るを以て安楽」
苦闘の時こそ
信心は鍛えられる。
勇んで前へ進め!
勝利のために!
2009年02月08日

◇四季の語らい
外面を美しく飾っても、華やかに脚光を浴びても、心が腐っていては、何になろうか。何かふわふわとしていて、つかみどころがない、確かな価値観のない時代に流されてしまえば、本当の意味での人格の輝きも、幸福の実感も得られない。本当の素晴らしい人生のドラマも少ない。薄っぺらな「虚栄の時代」の風潮を、一つ一つ改革し、着実に「人間主義の時代」をつくっていくのが長も尊い方々である。有名でなかろうが、華やかでなかろうが、「心」の滑らかな人が幸福である。その人が勝利者である。

◇今日のことば365
人間は、自分の心を自由にすることができると錯覚しているが、いざ事に当たったとき、自分の心さえ自由にできないのが常である。心を支配するものこそ、生命の働きなのだが、人は生命に関する意識の不充分さから、これに気づかないのである。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
師とともに、同志とともに、学会とともに、苦楽を分かち合う人生ほど、価値ある充実と栄光の道はない。
そして、利他の心、同苦の心の結晶が、折伏行である。折伏をする人が一番偉い。折伏に挑戦している人こそが尊いのだ。

戦いは「異体同心」で勝つ──これは未来にわたって普遍的な法則であるといえよう。
また、先生は確信をもって言われた。
「時代は、大きく変わった。しかし、時代の問題ではない。所詮は、人間である。広宣流布は、『死身弘法』の信心の人が進めるのだよ」
その通りだ。創価のリーダーから、新しい哲学の潮流を起こしていくのだ。そうでなければ、広宣流布は進まない。
要となるべき人間が意気地なしであってはならない。

◎昨夜、創価ルネサンスバンガードの第13回ビクトリーコンサートのリハーサルを観てきました。素晴らしい演技に感動・感激。皆さんも機会があれば、是非、ご覧ください!
ちなみに進行役は、本名陽子さん(二人はプリキュアのブラック)

2009年2月7日土曜日

2009.02.07 わが友に贈る

外交戦は
「心」であり
「言葉」である。
誠実の力で勝つ
創価の全権大使たれ!

撰時抄 P288
日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一滞・一微塵のごとし、法華経を二人・三人・十人・百千万億人・唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ

◇四季の語らい
地位があるからとか財産があるからとかは、問題ではない。一切をはぎ取った後になお残るのが、人間としての強さ、輝きなのである。

◇今日のことば365
一冊の本のなかに、ひとつの世界があり、いろんな人生があります。人間一人が、実際に、自分で体験できる人生は、ひとつしかありませんが、読書は、あらゆる人生体験を教えてくれるのです。人は、一冊の本を読むごとに、人生を、より豊かにしていくことができるのです。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
この御本仏の大確信を胸に抱き、来る日も来る日も、ただひたぶるに「正義の勝利」を祈り抜いてくださっているのは、一体、誰なのか。
健気な心で黙々と広布に戦う全国の学会員の皆様である。
なかんずく、創価の母の婦人部の皆様方である。
信心強き皆様を、諸天善神が守りに護る。
役職とか立場ではない。
心で決まる。「心こそ大切」である。
執念の祈りで勝つのだ。仏法の因果は峻厳である。正邪は必ず明らかになる。

◆なんのための学会活動か?
 自らに挑戦し、自分を磨き鍛え、強くしていくため!人間革命していくため!

2009年2月6日金曜日

2009.02.06 わが友に贈る

同志の声に
丹念に耳を傾けよ!
良きリーダーは
良き聞き手だ。
抜苦与楽の名将たれ

減劫御書 P1466
智者とは世間の法より外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり

◇四季の語らい
人生には、困ったこと、つらいこと、イヤなこと、悩むことがいっぱいある。そんなとき、二つの生き方がある。
一つは、文句を言って、環境のせいにして、敗北してしまう人生です。人は同情してくれるかもしれないが、自分が損し、何を言っても弁解になる。
もう一つの生き方−−それは、環境がどうあれ、自分の道を自分で開いていくという「負けじ魂」の生き方。
どっちを選ぶかは、自分で決めることです。

◇今日のことば365
信頼と尊敬に包まれた美しい人生の送れる人は、必ず、深く父母や師、また国家社会から受けた恩を知っている人だといえないだろうか。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
偉大な人とともに戦えば、自分も偉大な歴史を残していける。
これが師弟の道である。

師によって目覚めた弟子が、師の教えを実現していくのだ。
それでこそ、真の弟子である。

厳寒の中、毎朝、聖教新聞を配ってくださっている「無冠の友」の皆様に、私は心から健康であれ、無事安穏であれと祈らずにはいられない。
本当にありがとうございます。ご苦労さまです。
「聖教新聞で邪悪と戦うのだ!」
この先生の破邪顕正の精神こそ聖教の根本であらねばならない。

2009年2月5日木曜日

2009.02.05 わが友に贈る

自己への挑戦を
開始せよ!
わが胸中の
"壁"を破れ!
これが人間革命だ。

撰時抄 P264
今末法に入つて二百余歳・大集経の於我法中・闘諍言訟・白法隠没の時にあたれり仏語まことならば定んで一閻浮提に闘諍起るべき時節なり

◇四季の語らい
人生の困難を不運とみるか幸運とみるか、それは、わが「一念」の鍛えで決まる。心ひとつで、人生は朗らかに大遊戯できる。

◇今日のことば365
主義主張に戦う者は、生涯、駒を進めることを瞬時も忘れてはならない。自己の使命を強く決意した、崇高なる戦いほど強力なものはない。いかなることも、逞しく建設していけるものだ。もし使命に目覚めないならば、人間ほど弱く脆く汚いものはないだろう。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
幸福といい、希望といっても、すべて、自身の心から生まれる。
あらゆる喜びも、苦しみも、わが一念に納まっている。
心こそ、一切の力の源泉である。心の力は、無限大である。
その偉大な心を、誰もが持っている。

一人の友のために祈る。友の幸福を願って行動する。
日々の地道な学会活動は、わが生命に無量の福徳を積んでいるのである。
たとえ、環境や状況がどうあれ、広宣流布へ燃え上がる師弟不二の心があれば、我らは断じて負けない。
強き祈りで、暗雲を突き抜け、険難を乗り越え、わが栄光の人生の山を、心情れ晴れと登攀することができるのだ。

◆『冬は必ず春となる』 春は待っているだけでは来ない。この手でつかむ信心を!

2009年2月4日水曜日

2009.02.04 わが友に贈る

「心の一法より
国土世間も出来」
わが生命の輝きで
地域は変わる。
同志よ太陽たれ!

種種御振舞御書 P917
釈迦如来の御ためには提婆達多こそ第一の善知識なれ、今の世間を見るに人をよくなすものはかたうどよりも強敵が人をば・よくなしけるなり

◇四季の語らい
「心」という言葉には、「中心」、「核心」、「柱の心」−−などと使われるように、そのものを成り立たせている肝心要という意味がある。「心こそ大切」である。「心」に過去・現在・未来の一切が収まっている。個人でも社会でも、現在の外見だけを見ていたのではわからない。「心」が清く、燃えていれば、だれびとにも向上の未来があるし、今、どんなに繁栄しているように見えても、「心」が汚れたり、萎えていれば、下り坂である。

◇今日のことば365
弁解せぬ 人生であれ
堅実なる 人生であれ
健康なる 人生であれ

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
〈青年部へ〉
師弟の心を胸に
正義の心を胸に
永遠の勝利のために
自らも戦い
後輩を育て上げよ!

〈男子部へ〉
師子となりて走れ!
師子となりて叫べ!
師子とは
師を護り抜く弟子だ
勇敢に
 勝ち続ける弟子だ

〈女子部へ〉
師とともに
 太陽の心を!
 蓮華の生命を!
華陽会のスクラムは
 世界一の
  幸の花園なり!

心にロマンを抱き、理想を持って進めば、広布の戦いは、もっと楽しくなる。足取りも軽く、拡大の戦いもさらに進むだろう。

大事なのは行動だ。あれこれと考え、議論をしていても、それだけでは何も変わらない。「深き祈り」と「勇気の行動」。この不断の積み重ねが、一切の壁を打ち破る原動力となるのである。

◆職場の第一人者となり、信頼を勝ち得ながら、信心に励んでいくなかに、自身の成長がある

2009年2月3日火曜日

2009.02.03 わが友に贈る

仏法は因果倶時。
祈った瞬間
生命は勝っている!
奥底の一念を
師匠と合わせて戦え

撰時抄 P256
夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし

◇四季の語らい
生涯の終わりに、"自分はやり切った""使命を果たした""信念を貫いた"−−そう言える人は幸福である。ゆえに随自意で生き切っていくことである。何ものにも左右されてはならない。人間の骨格である「信念」を変えてはならない。

◇今日のことば365
思想や人生観は、その人の人生行路を決定づける。容姿とか、財産とか、家庭の境遇とかに自信をなくして、卑屈な人生観を持てば、すべて世のなかが、ゆがんだ鏡に映されるように、曲がってみえてしまうものだ。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
〈婦人部へ〉
創価の母の祈りに
 勝るものなし
師弟の城を
 勝ち護れ!

全学会の
 勝利の太陽たれ!
創価の永遠の都を
 朗らかに
  創りゆけ!

世界一の
 美しき団結を!
同志仲良く
 正義の光の道を
  勝利勝利で!

学会の組織において、役職を交代する場合も、後輩が自分以上に輝くことを祈りゆくことだ。
たとえ、どのような立場になろうとも、仏法の考え方からいえば、「去って去らず」である。
ともあれ、何があろうと、変わらぬ心で、正しき師弟の道を邁進する。これが仏法者の人生哲学である。
この覚悟に立つならば、いかなる変化にも感傷など必要ない。
一生涯、「学会精神」「広宣流布の精神」「師弟の精神」を燃え上がらせて、若々しく進むのだ。
「広宣流布」を目指しゆく創価の連帯は、環境がどう変わろうと、また、生死を超えて三世永遠に「師弟不二」であり、「異体同心」である。明らかに前進しゆく、不滅のスクラムなのである。

心が負けてしまえば、すべてが敗北へと向かってしまう。
どんな状況にあっても、まず「断じて勝つ」と決める。大生命力を燃え上がらせていく。その人が、人生の勝利を飾ることができるのだ。

◆人間は、人間との触発の中でこそ、大いなる飛躍を遂げることができる

2009.02.02 わが友に贈る

会って、語り
一緒に動こう!
これが人材育成だ。
わが地域に
史上最大の創価城を

上野殿御返事 P1561
願くは我が弟子等・大願ををこせ

◇今週のことば
「行学の二道を
はげみ候べし」
伝統の二月闘争だ。
師恩に報いる心に
拡大の智慧と力が!
2009年02月02日

◇四季の語らい
短くとも、不朽の人生がある。長くとも、空しい"生きながら朽ちていく"人生もある。我が人生を、「何のため」に生きるか。自分で求め、自分で発見し、自分で決めることである。自分で「誇り」をもてるように、生きねばならない。

◇今日のことば365
一度や、二度の失敗でくじけることはまことに愚かだ。人生は、長い長い旅路である。途中で、いかにすばらしい、華やかな人生を歩んでも、最後に不幸な、敗れた人生と化してしまったならば、これほどみじめなことはない。

☆全国代表幹部協議会でのスピーチ
広布を進める皆様の大功徳は、末法万年尽未来際まで、一家一族に伝わっていく。
これが仏の御約束である。仏の言葉に嘘はない。
仏法は厳然たる因果の理法である。
功徳も罰も、「絶対に」あらわれる。これが仏法の力である。

〈壮年部へ〉
勝って勝って
 勝ちまくれ!
そして
歴史に残る
 人物たれ!

君は
大創価の柱だ!
厳然と
 勝ち戦の
  原動力たれ!

責任ある壮年のリーダーは、「三障四魔」「三類の強敵」を打ち破り、広布の黄金桂として勝ちまくってもらいたい。見栄や気取りがあれば、いかなる戦いも、勝てない。
真面目に、誠実に戦ってこそ、誉れの名が残る。大勝利の功績は、満天の星のごとく、永遠に輝きわたるのだ。

◆生命を削るような苦闘の積み重ねのなかに、広宣流布の道も、自身の人間革命の道もある

2009年2月1日日曜日

2009.02.01 わが友に贈る

世紀の「2月闘争」
青年が躍り出よ!
師匠直結で
時代を揺るがす
圧勝の若獅子たれ!

如来滅後五五百歳始観心本尊抄 P254
一念三千を識らざる者には仏・大慈悲を起し五字の内に此の珠を裹み末代幼稚の頚に懸けさしめ給う

◇四季の語らい
どんな喜びも、満足も、それだけでは、時とともに色あせる。「幸福」は「向上」のなかにある。たえず「よりよくなっていく」自分自身の戦いにある。
「戦い続ける」「前進し続ける」人生にある。

◇今日のことば365
よき種は よき苗となり
よき花が咲こう
よき少年は よき青年となる
よき青年は よき社会の指導者となろう

▽韓国利川市が名誉市民証「SGI会長は韓日友好を増進する世界的指導者」趙市長
▽牙城会2.1きょう結成38周年 師弟厳護こそ誉れの人生 君が最強無敵の牙城たれ

☆創価のルネサンス
「心の財」とは、自身の生命に積まれた財宝をいう。
広々とした境涯、豊かな福運、たくましい生命力、尽きぬ知恵、温かい人間性など、正法の実践によって築いた生命の豊かさこそ、三世にわたって崩れない、最高の財宝なのである。そして「心の財」を積んだときには、「身の財」も「蔵の財」も、自然に備わっていく。

◆生涯、題目を唱えぬき、信心を貫いた人にこそ、後悔のない、所願満足の人生が輝く