新聞休刊日
上野殿御返事 P1512
『いつもの御事に候へばをどろかれずめづらしからぬやうにうちをぼへて候は凡夫の心なり』
【通解】
(南条時光からご供養をいただくのは)いつものことなので、驚きもせず、珍しいことでもないように思うのは、凡夫の心のなせるわざである。
☆四季の励まし 友好深める年末年始に 2019年12月29日
この一年間の
大勝利、大前進、
本当にありがとう!
ご苦労さまでした!
みんな、本当に、
よく戦った。よく勝った。
多くの団体や組織が、
後退を余儀なくされている
厳しい時代である。
その中にあって、
わが創価学会は、
隆々と勢いを増し、
前進また前進を
続けてきた。
見事な大勝利であった。
広宣流布といっても、
どれだけ
悩める人々と会い、
その中へ飛び込んで
いくかにかかっている。
一切衆生の
幸福のための仏法である。
ゆえに徹して
一人を大切にするのだ。
励ますのだ。
隣近所の人々との友情を
大切にしていくことだ。
地域に友人をつくり、
友好の輪を
広げていくことだ。
それが人生を豊かにし、
大きな価値を
創造する力となる。
一念が変われば、
自分が変わる。
自分が変われば、
環境が変わり、
世界が変わる。
この大変革の
根源をたずねれば、
御本尊に向かう自分自身の
「祈り」の革命的深化に
ほかならない。
祈りは、いわゆる
「おすがり信仰」とは
全く違うのだ。
祈りとは本来、
「誓願」である。
「必ずこうする」という
誓いであり、
明確な目標に
挑み立つ宣言である。
年末年始は、
多忙な日々が続く。
どうか、ご家庭を大切に、
お体を大切にされながら、
最高に充実した、
最高に楽しい、
よいお正月を
迎えていただきたい。
☆第96回箱根駅伝観戦ガイド 優勝争い、山上り、シード権 気になる情報を解説
◇2020年1月2日、3日 午前8時スタート
令和初の「箱根路」を駆ける箱根駅伝(第96回東京箱根間往復大学駅伝競走)が、来年1月2、3日に行われる。第1回大会から100周年の節目を迎えた今大会をさらに楽しむため、優勝争いや観戦のポイントなどを紹介する。
◇東海大中心「戦国駅伝」
群雄割拠の「戦国駅伝」を制するのはどの大学か。各大学の戦力が拮抗する中で、今大会は東海大を軸にした「5強」による優勝争いが展開されそうだ。
東海大は"黄金世代"と呼ばれる強力な4年生数人をケガなどで欠きながら、11月の全日本大学駅伝を制覇した。目まぐるしくトップが入れ替わる展開だったがアンカー勝負で決着。前回の優勝メンバーから7人がエントリーするなど、厚い選手層を武器に総合2連覇を狙う。
「打倒・東海」を目指し、往路で飛び出しを狙うのは東洋大だ。2年連続で区間賞を獲得している得意の1区から、抜群の安定感を誇る「学生最強ランナー」相沢につなぎ、前半から大量リードを狙う。8区で東海大に逆転された前回の雪辱を果たしたい。
全日本2位の青学大も総合力で引けを取らない。原監督は「『やっぱり青山は強かった』と言われる走りを」と、巻き返しを誓っている。強豪・駒大は10月の出雲大学駅伝で2位に入り、続く全日本でも3位と安定した実力を発揮。出雲の覇者・国学院大には初優勝の期待がかかる。
予選会をトップ通過し「台風の目」になると予想されるのは東京国際大。全日本でも4位に入り、初のシード権獲得だけでなく優勝争いにも食い込む勢いがある。予選会9位通過ながら、全日本で6位に入った早大や、復路に強い帝京大など、箱根常連校も虎視眈々と上位をうかがう。創価大は5区、6区で順位を上げられれば面白い展開に持ち込めるだろう。26年ぶり出場の筑波大は、どこまで食らい付けるか。
各大学16人のエントリーでは、エース級の選手が外れた大学もあった。あす発表される区間エントリーは、当日朝に4人まで変更が可能。レース直前まで「ベストの10人」をそろえるための調整が続けられる。
◇スーパースターは誰だ
マラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)や、マラソン東京五輪代表に内定している中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)は、箱根駅伝での活躍を足掛かりに才能を開花させた。箱根から世界へ——将来のスーパースター候補にも注目したい。
東洋大の相沢は今季、出雲、全日本と走るたびに区間記録を更新。全日本では27分台で10キロを通過する驚異的な走りで10人抜きを達成するなど、同世代では一歩抜きん出た存在だ。
相沢に対抗できる選手は、1万メートルでトップの記録を持つムイル(創価大)をはじめとした留学生か。駒大のスーパールーキー田沢、東京国際大の伊藤ら、各大学のエースと競り合うことで「花の2区」日本人最高記録の更新にも期待がかかる。
日本選手権で優勝経験がある東海大の阪口、館沢や、ユニバーシアードのハーフマラソンで銀メダルを獲得した中村(駒大)ら実力者がどの区間を走るのか、各大学が取る戦略も興味深い。
また、山上りの5区にもタレントがそろう。前回は、東海大の西田が区間記録を塗り替えた数分後に、国学院大の浦野がその記録を上回るタイムでゴール。実力者の青木(法大)も黙っていない。この3人を中心に、文字通りデッドヒートが繰り広げられるだろう。
初挑戦の築舘(創価大)も、山上りを得意とする選手の一人。怖い物知らずの走りで箱根路を盛り上げられるか。
◇レースを楽しむポイント
激しく入れ替わる順位も見どころの一つ。絶妙な区間配置が選手の実力を引き出し、予想外の結果につながることもある。
1区は例年、団子状態で進み、ラストのスパート合戦になることが多い。しかし、留学生など強い選手が後続から大量リードを奪う展開になれば、2区以降の選手はレースプラン変更を余儀なくされる。かつては「つなぎ区間」と呼ばれた3、4区にも各大学が有力ランナーを配置するなど、近年は往路が重要視される傾向にある。
復路は徐々に上昇する気温が選手たちを苦しめる。体調管理のため、気象予報会社と契約して対策を講じる大学もあるほど。特に6区は、下り坂による体へのダメージに加え、路面凍結や強風が選手たちを襲う。
7区以降は優勝争いだけでなく、10位以内に与えられるシード権争いが激化する。中でも8区は中盤以降、だらだらと上り坂が続くため、一気にペースダウンする選手も多い。復路に準エース級の選手が控えていれば、終盤での劇的な逆転もあり得るだろう。思わぬ伏兵の活躍で、順位を上げる大学もあり、ゴールまで目が離せない。
また、運営管理車から声をからしてゲキを飛ばすのも指導者の役割だ。「よく頑張った!」「4年間ありがとう!」という掛け声に、応援する側が胸を熱くすることも。
決められた給水ポイントでは、選手に並走してドリンクを手渡すことができる。控え選手に発破をかけられ、ギアを切り替えるランナーも多い。投てきや競歩などの選手が給水を手伝う光景は、大学駅伝ならでは。
トップと下位チームに大差が付くと「繰り上げスタート」が実施される。復路では先頭が中継所を通過してから20分過ぎると、次の選手が出発しなければならない(往路は鶴見・戸塚中継所が10分、平塚・小田原中継所が15分)。タスキをつなごうと力を振り絞る選手と沿道の大声援は、新春を彩る風物詩だ。
◎この一年の皆さまのご愛読に深謝、来年も良いお年を(^^♪