最も苦闘している友に
寄り添おう。
それこそ仏法者の魂だ。
焦らず、たゆまず
幸の未来へ歩みを共に!
御義口伝 P721
『御義口伝に云く大悲とは母の子を思う慈悲の如し今日蓮等の慈悲なり』
【通解】
御義口伝には、次のように仰せである。「大悲」とは、母親が子を思う慈悲、慈愛の念のごときものであって、今日蓮大聖人の慈悲こそ、一切衆生をあくまで救いきっていこうという大慈悲なのである。
名字の言 武者小路実篤「桃栗三年柿八年…俺は一生」 2019年12月15日
果樹を植えたら、その実がなるまでには相応の年月がかかる。例えばモモやクリは3年、カキは8年。より時間が必要な果樹もある。人間の成長にも通じる摂理だろう▼よし、自分はもっと長く精進するぞと、90歳まで筆を執り続けた作家が武者小路実篤。その実篤が好んで色紙に書いた言葉がある。「桃栗三年 柿八年……俺は一生」▼昨年、実に32回目の挑戦で、司法試験に合格した創価大学出身の壮年がいる。働きながら学ぶ厳しさ。後輩に次々と追い越される焦りと不安。何度、くじけそうになったことか▼最も苦しかった時、ある会合で創立者・池田先生と再会する。「皆さまが幸福にならなければ、私は苦しいし、私の人生は負けたことになる」と語る池田先生の慈愛の深さに、胸を熱くした。地域の友の励ましも温かかった。「世界中が見放したって、おれたちは応援してるからな」と。壮年は負けじ魂を燃え上がらせ、遂に難関を突破した▼師の慈愛、同志の絆、不屈の信心——そのありがたさを彼は痛感した。いずれも苦闘の中でつかんだ心の宝だ。雌伏の時を経て当年52歳。「弁護士1年生として、これからが勝負です!」。決意に声をはずませる姿が教えてくれた。生涯挑戦、生涯前進の人生にこそ"真の幸福"が実る、と。(誠)
寸鉄 2019年12月15日
仏法は一切の労苦を功徳にしていける—戸田先生故に何事も自発・能動で
神奈川「川崎の日」。さあ明年勝利へ拡大の波を!広布の心臓部は意気軒高
年賀状の受け付け開始。旧友や新しい友と友情を結ぶ好機。一筆に心込め
組織で忘年会・新年会は禁止。不信や事故を招く因だ。信心の世界壊すな
入浴や外出時の血圧変動に注意。暖房器具や上着の使用賢く。前前の用心
☆2020年「前進・人材の年」女子部の活動
◇【スローガン】
希望輝く 華陽姉妹
「人間革命」のスクラムで
師弟勝利の門を開く!
【アピール】
今、世界中の華陽姉妹が池田先生のご指導を学び、先生の行動を模範に自ら実践し、地域に、社会に、幸福と希望のスクラムを広げています。いよいよ迎える先生の会長就任60周年、学会創立90周年という大きな佳節を刻む2020年「前進・人材の年」、"皆が前進""皆が人材"を合言葉に、池田華陽会の皆で「池田華陽会御書30編」、小説『新・人間革命』を学び、折伏・弘教に生き生きと挑戦していきたい。
20年のロマンカードには、開目抄の一節「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし」(御書234ページ)と、小説『新・人間革命』第30巻<上>「雄飛」の章で、先生が女子部へつづってくださった「日々、題目を唱え抜き、日本一、世界一、幸せだといえる人になっていただきたい」とのご指導が刻まれています。この一年も、自他共の幸福を開く誓いの題目をあげ抜き、"祈り、戦って、こう悩みを克服した""こう自分が変わった"という功徳と福運の実証を打ち立てていきましょう。
そして、「大事なのは、先輩や同志と一緒に活動することです」「大変な時は励まし合う。うれしいことがあれば共に讃え合い、前進していく。そのための学会の組織です」(『御書と青年』)との先生のお心通り、華陽姉妹、創価家族の励まし合いの中で、一日一日を前進していきたい。一人ももれなく励ましの光を届け、皆が広布の使命を果たしていけるように、全リーダーの総合力を発揮し、女子部の人材を拡大していきましょう。女子部の希望あふれる新時代へ! 師弟不二の祈りと団結で、広布の未来を開いてまいりましょう。
1、皆で折伏・弘教に挑み、幸を広げる人材を拡大!
女子部時代に折伏に挑戦することは、仏法者として、自分の生き方の芯をつくり上げ、福運を積むうえで、極めて重要なことといえよう。
折伏は、すぐには実らないかもしれない。しかし、仏法を語り、下種をし、末永く友情を育んでいくならば、いつか、その人も信心に目覚める日が来るものだ。決して結果を焦る必要はない。大事なことは、友の幸福を願う心だ。仏法を語る勇気だ。勇気が慈悲にかわるのである。(『新・人間革命』第18巻「飛躍」の章)
□日々、勤行・唱題の実践の中で自他共の幸福を祈ろう
※「ロマンカード」を活用
□職場・家庭・地域で信頼の絆を広げ、"10人の本当の友人づくり"に挑戦しよう
※「インスタグラム」の学会公式チャンネルを活用
□「5・3」「11・18」へ、各地の「創価青年大会」等を通して、創価家族の輪の中で弘教拡大に挑戦しよう
〇白蓮グループ・女子学生部など新たな人材と共に折伏に挑もう
〇「教学部任用試験(仏法入門)」の部員と会友への受験推進
2、皆で御書、小説「新・人間革命」を学び、師匠の「心」と「行動」を受け継ごう!
私は、戸田先生が「水滸会」の会合の折、こう言われたことが忘れられない。「中核の青年がいれば、いな、一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」
その「一人」とは誰であったか。誰が戸田先生の教えのごとく、命がけで世界にこの仏法を弘めてきたか——私は"その一人こそ、自分であった"との誇りと自負をもっています。どうか、青年部の諸君は、峻厳なる「創価の三代の師弟の魂」を、断じて受け継いでいってもらいたい。その人こそ、「最終の勝利者」です。また、それこそが、創価学会が二十一世紀を勝ち抜いていく「根本の道」であり、広宣流布の大誓願を果たす道であり、世界平和創造の大道なんです。頼んだよ! 男子部、女子部、学生部! そして、世界中の青年の皆さん!(『新・人間革命』第30巻<下>「誓願」の章)
□「池田華陽会御書30編」の日常的な研さん、読了に挑戦
※書籍『世界一の生命哲学を学ぶ』や、書籍『池田華陽会御書 現代語訳』を活用
■2020年・重点御書
「妙一尼御前御消息(冬必為春事)」「曾谷殿御返事(成仏用心抄)」「撰時抄」「転重軽受法門」「千日尼御前御返事(雷門鼓御書)」「可延定業書」「経王殿御返事」「諸法実相抄」
□小説『人間革命』『新・人間革命』の研さん・熟読に挑戦
※「聖教電子版」を活用
□指導集『華陽の誓い』の研さんを通して、女子部の使命を深めよう
□池田先生の平和思想を学び、師匠の心を受け継ぐ弟子へと成長しよう
★励ましのスクラムで、共に語り、皆で前進!★
□全部員の幸福を祈り、訪問・激励を重ね、婦女一体の「サン・フラワー キャンペーン」で温かな励ましを送ろう
〇「励まし週間」を活用し、一人一人と絆を強めよう
〇特に新しい力である「華陽リーダー」を輩出し、育成しよう
〇方面・県で定期的に「女性最高協議会」を開催
□女子部「ロマン総会」(2020年1月を中心に開催)をはじめ、小単位の語らいをリズムに、信心の歓喜を広げよう
※「モバイルSTB」を活用
※「10(テン)帰(キ)運動」を励行し、健康・絶対無事故で前進
【女子部 永遠の五指針】
一、朗らかな幸福の太陽たれ
一、世界一の生命哲学を学ぶ
一、何があっても負けない青春
一、正義と友情の華の対話を
一、永遠に師弟勝利の門を開く