2019年12月17日火曜日

2019.12.17 わが友に贈る

世界広布の前進は
地区・ブロックから。
その最前線を駆ける
尊きリーダーに感謝!
皆で決意新たに出発を!

四条金吾殿御返事 P1121
『法華経を一字一句も唱え又人にも語り申さんものは教主釈尊の御使なり、然れば日蓮賎身なれども教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり、此れを一言もそしらん人人は罪を無間に開き一字一句も供養せん人は無数の仏を供養するにもすぎたりと見えたり』

【通解】
法華経を一字一句でも唱え、また人にも語っていく人は、教主釈尊の御使いである。そうであれば、日蓮は、賎しい身ではあるが、教主釈尊から勅令をいただいて、この国に生まれてきたのである。この日蓮を一言でも誹謗する人々は、無間地獄の因を積んでいるのであり、逆に、一字一句でも供養する人は、無数の仏を供養することにも過ぎる大福徳を積むのである。

名字の言 2019年12月17日
「やはらかに/人分けゆくや/勝角力」。江戸中期の俳人・高井几董の句だ。相撲に勝った力士が、歓声に沸く花道を、穏やかにかき分けながら去っていく様子を詠んだ▼各地で行われた本年の掉尾を飾る座談会。世界聖教会館の開館を、自らの機関紙拡大で迎えた活動報告があった。未入会家族の学会理解が一歩進んだという喜びの声もあった。列島の津々浦々で、"創価勝利の年"を「わが勝利」で荘厳した歓喜があふれていた▼共通するのは、「自分自身の壁」を破り乗り越えたということ。人に勝つ以上に「自身の心」に勝つことは難しい。だからこそ喜びは格別である。御書に「強敵を伏して始て力士をしる」(957ページ)と仰せである▼学会の草創期、男子部の人材グループ「水滸会」の野外研修では、相撲大会が行われた。「押し相撲」が好きだった戸田先生は、先の御聖訓を拝し、"過酷な宿命という強敵に、怯まず恐れず立ち向かってこそ、人間革命は成し遂げられる"と励ました▼相撲の極意は、「押して勝つこと」といわれる。人生もまた、引いたり、横に変化したりという策に走らず、立ちはだかる試練に、勇気を奮い起こして祈り、真正面からぶつかることで開ける。幾重にも意義深き広布の節を刻む明年へ、前進、前進、また前進!(燦)

寸鉄 2019年12月17日
『新・人間革命』には励ましの心が溢れている—識者。連帯拡大の大指針
隠れた高潔な行いは最も尊敬さるべき行為—哲人幹部は"陰の人"に最敬礼
火災の原因、放火が多し。建物周囲の可燃物を整理わが地域への声掛け強く
ハザードマップを検索した人、過去最多と。家族・地域で危険箇所の共有を
未婚ひとり親に「寡婦(寡夫)控除」適用—税制改正公明よ子供貧困対策更に

☆新時代を築く 若々しく福運に満ちて! 2019年12月12日
御聖訓に「深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し」(御書1501ページ)と。
今日は、今年最後の満月。御本仏が、広布に走り抜いた創価家族を微笑み御照覧くださっているであろう。

婦人部の「ヤング白ゆり世代」の誕生、おめでとう!
日蓮大聖人は、この世代の女性たちを、誠にこまやかに激励なされていた。
「年は・わかうなり福はかさなり候べし」(同1135ページ)
この御文を賜ったのも、まさに「ヤング白ゆり世代」に当たる日眼女(四条金吾の妻)である。
若々しく、福運に満ちた歓喜の大行進を、皆で応援していきたい。

この日眼女への御書では「法華経を持たせ給う人は一切衆生のしうとこそ仏は御らん候らめ」(同1134ページ)とも仰せである。
妙法流布に生きる人こそ、まさに「一切衆生の主」であり、人々を幸福と平和へリードする宝の存在なのだ。

災害の多発した、この一年、わが宝友たちは、地域でも、職場でも、社会でも、なくてはならない依怙依託として奮闘してくれた。
人知れぬ陰の献身、言い知れぬ苦労の積み重ねを、御本仏はお見通しである。
生命の峻厳な因果の理法を象徴する同生天・同名天の働きも、日眼女へ語られた励ましであった。
私たちも、同志の功労を見逃さず、ねぎらい、讃え、宣揚して差し上げたい。それが同生天・同名天の力用に通ずるからだ。

誰しも現実は、さまざまな課題が絶えない。
釈尊の弟子の須達長者夫妻も、「七度貧になり」(同1574ページ)という波乱の連続であった。その最も厳しい苦境の時に、身命を惜しまず師匠を守り抜いた福徳で、祇園精舎を寄進する大長者になったと説かれる。
苦難の一つ一つに挑み、学会活動に励む。大変だからこそ、無量の「心の財」を積み、境涯を大きく変えられるのではないだろうか。

戸田先生が語られていたご指導が思い起こされる。
——たった一人でもよい。その一人の人に、本当の妙法蓮華経を説く。心から話し合い、感激し合って帰ってくるんだよ、と。
会えば、心が通う。語れば、胸に響く。よき出会いから、新たな価値が創造される。

大聖人は「今年御つつがなき事をこそ」(同1097ページ)と、門下の無事安穏を祈念してくださっている。
油断なく健康第一、絶対無事故で、大勝利の一年を飾りたい。そして、勇気と希望の連帯を広げゆこう!