2018年1月30日火曜日

2018.01.30 わが友に贈る

教学は勝利への羅針盤。
広布に戦う中で
御書を学んだ人は強い。
いかなる嵐にも負けず
人生の大航海を悠々と!

四条金吾女房御書 P1109
『明かなる事日月にすぎんや浄き事蓮華にまさるべきや、法華経は日月と蓮華となり故に妙法蓮華経と名く、日蓮又日月と蓮華との如くなり』

◇寸鉄 2018年1月30日
学会は世界の青年育成に貢献—博士。後継の人材は陸続。この潮流、未来へ
あらゆる財宝の中で最高のものは友人だ—哲人。友情結ぶ対話に幸の王道
「人にやらせよう」という要領主義では自分も周囲も育たぬ。幹部率先こそ
「災害時は自助が大切」と考える人が5年で倍に。意識更に。具体的備えも
電動自転車が普及。一方、思わぬスピード出て転倒事故も。呉々も安全運転

☆御書と歩む� 第4回 わが胸中に宇宙大の可能性が
『所詮・万法は己心に収まりて一塵もかけず九山・八海も我が身に備わりて日月・衆星も己心にあり』(蒙古使御書、1473ページ)

◇通解
所詮、万法は己心に収まって、一塵たりとも欠けてはいない。九山八海も、わが身に備わり、日月・衆星も己心に収まっている。

◇同志への指針
仏法は「我即宇宙」「宇宙即我」の大法則だ。妙法に合致した祈りの波動は、限りなく広がる。
「一念三千」の哲理を受持した青春ほど、強いものはない。壁にぶつかった時こそ、題目だ。創価の青年には、無限の可能性を開くカギがある。
地涌の若人よ、ベストを尽くせ! 「挑戦」即「栄光」だ。一人ももれなく使命深き受験生の健康と健闘を祈る。

☆無冠の友への新春メッセージ 2018年1月23日
◇皆さまは朝一番の栄光の走者
◇わが地域から友情と幸福の拡大を
厳寒の朝、寒風に胸を張って本紙の配達に走る「無冠の友」。真心こもる、その尊き一歩一歩こそ、広布拡大の原動力である。ここでは、配達員の機関紙「無冠」の新年特集(1月)に掲載された、池田先生の新春メッセージを紹介する。

「世界広布新時代 栄光の年」、誠におめでとうございます。
新しい一日も、新しい一月も、そして新しい一年も、常に一番の宝の友である「無冠の友」の皆さま方の一歩から始まります。
早朝から、凍てつく寒風の中でも、また、雪の降りしきる地域などにあっても、熱き不屈の心で、読者のもとへ聖教新聞を届けてくださる皆さまこそ、朝一番の「栄光」の走者なりと、心より感謝申し上げます。

今年は、恩師・戸田城聖先生から私たち青年が、広宣流布の魂のバトンを受け継いだ「3・16」の記念式典から60周年を迎えます。
戸田先生のもとに、師弟の誓願を掲げた6千人の地涌の若人が勇み集った大儀式を報道したのは、前年の8月に週刊8ページ建てに発展した聖教新聞であります。その聖教を携えて、広布後継の滾り立つ息吹を、日本全国の津々浦々で分かち合ってくださったのは、当時の「無冠の友」でありました。
そして今、世界同時進行で展開する広宣流布の大回転も、「無冠の友」の偉大な「行躰即信心」のギアあればこそ、全同志の前進のエネルギーとなって、一人一人に脈動させていけるのであります。
御本仏・日蓮大聖人は、「随喜する声を聞いて随喜し」(御書1199ページ)と仰せになりました。日々、新たな「随喜」の波動の起点となりゆく皆さまの「五十展転の功徳」は、まさに無量無辺なのであります。

先日、小学5年生の少女のすばらしい作文を、うれしく拝見しました。あるエッセーコンテストで、見事に入選した作品です。
関西の聖教新聞の販売店主として、朝早くから奮闘する父との心の交流が綴られています。
「お父さんは、教えてくれました。新聞が各家庭に届くまでには、たくさんの人の力が必要で、まず新聞の記事を書く記者さん、新聞を印刷する印刷会社の人たち、新聞を運ぶ運送会社の人たち。そして、一軒一軒、大切に届けてくれる配達員の人たち」というのです。
「手元に届いてこそ」と題された、このエッセーは、こう結ばれています。
「毎日毎日休むことなく新聞が届くのを待ってくれている人たちのために、がんばっているお父さん、支えてくれているすべての人に、ありがとうを伝えたいです」と。
「無冠の友」を誉れのアンカー(最終走者)とする真心と誠実と感謝のリレーを、私たちは、かけがえのない地域社会の信頼の柱として、次の世代へ託していきたいと思うのであります。
私の妻が知る神奈川県のあるお母さんは、地区婦人部長の任命を受けてから、その後、聖教の配達員を担い立たれました。
ご主人やお子さん方の応援を受けながら、配達員歴は20年を超えております。
その姿を見つめてきた次男の方も一昨年から配達することになり、お母さんは「親子2代で"無冠の友"の使命を果たせることが何よりの幸せです」と毅然と語られています。
私と妻が朝な夕な祈り続けているのは、広布にひた走る気高き「無冠ファミリー」が、創価学会の永遠の五指針、すなわち「一家和楽の信心」「幸福をつかむ信心」「難を乗り越える信心」「健康長寿の信心」そして「絶対勝利の信心」を体現され、常楽我浄の栄光に輝きわたることです。

私が敬愛する、タイの名門タマサート大学のノーラニット評議会議長(元学長)は、聖教新聞のインタビューで、「友人をつくる」ことが「平和をつくる」ことと示されています。
「地域に友人が広がれば、地域に平和が築かれます。世界に友人が広がれば、世界に平和が築かれます。その実践は自分自身にも平和をもたらします」といわれるのです。
身近な「友情の拡大」から「幸福の拡大」を、さらに「平和の拡大」を——。
この先頭に立つのも、わが「無冠の友」です。
思えば、婦人部の愛唱歌「今日も元気で」が誕生したのは、50年前の「栄光の年」でした。

♪あかるい朝の
  陽をあびて
 今日も元気に
  スクラムくんで……

新たな「栄光の年」も、この歌の心のままに「あかるい朝」の無冠のスクラムで、人と人、心と心を結び、わが地域から、共生社会と世界平和の光を広げていこうではありませんか!

使命深き皆さま方であればこそ、夜明け前の暗い中を配達することが多いこの時季にあって、一日また一日、体調を整え、絶対に無事故でありますよう、よろしくお願いいたします。
そのためにも、どうか、睡眠不足にならないように、聡明に工夫してください。
大聖人は、「此の妙の文字は月なり日なり星なりかがみなり衣なり食なり花なり大地なり大海なり、一切の功徳を合せて妙の文字とならせ給う、又は如意宝珠のたまなり」(同1484ページ)と仰せです。
大切な大切な、愛する久遠の家族の皆さまが、この「一切の功徳」に厳然と包まれゆくことを、私と妻は強盛に祈り抜いてまいります。
さあ、ますます勇気凜々と、ますます希望に燃えて、「無冠」の大道を、これからも朗らかに大行進していきましょう。どうか、お元気で!