「随喜する声を
聞いて随喜し」
体験を語り合おう!
一人の勝利の実証は
皆の勇気の源泉だ。
上野殿御返事 P1554
『こうへのどの(故上野殿)をこそいろあるをとこと人は申せしに其の御子なればくれないのこきよしをつたへ給えるか、あいよりもあをく水よりもつめたき冰かなとありがたしありがたし』
◇寸鉄 2018年1月17日
「一人」を徹底して大切にしたから創価学会は発展—博士。友に激励の光を
学んだ事はどしどし話せそうすれば身につく—戸田先生。若人よ実践せよ
私達が一日一日やっている事が歴史である—英雄広布の聖業に連なる誉れ
他者への「貢献感」高い高齢者ほど元気に—専門家地域照らす多宝の友こそ
阪神・淡路大震災23年。家族・職場で災害時の対応を確認。教訓忘れるな
☆全国総県長会議から 原田会長の指導 2018年1月7日
人材の躍動を 青年の拡大を
「一人の励まし」が栄光への道 個人指導こそ活動の基本
「3・16」60周年へ 青年と一体で折伏・弘教
一、「世界広布新時代 栄光の年」が幕を開けました。何よりうれしいことに、いつもよりも満月が明るく、大きく見える「スーパームーン」も寿ぐ中で、池田先生は90歳、卒寿のお誕生日を迎えられました。大変に、おめでとうございます!(大拍手)
全国・全世界で新年勤行会が盛大に行われ、1月2日の先生のお誕生日も、1月4日の仕事始めも、総本部は千客万来。さらに、イタリアのトゥルシ市、韓国の天安市から名誉市民称号が先生に授与され、これで世界からの名誉市民称号は、800を数えるに至りました。
名誉市民とは「市の模範」「市の誇り」と認められた人物に、市民の総意を込めてささげられる栄誉であり、いわば「民衆の栄冠」です。世界の民衆から慕われ、尊敬されている証しでもあります。800という大偉業に、改めて祝福と感謝の大拍手をお送りしたいと思います(大拍手)。
大変ありがたいことに、1月3日、先生は広宣流布大誓堂で、全同志の健康と幸福と勝利をご祈念してくださいました。長谷川理事長と一緒に、今後の広布の展望について、種々、ご指導をいただきました。
先生は昨年末の随筆で、次のようにつづってくださいました。
「九十歳になる今、一層、熱い思いが湧き上がる。『不思議なる霊山一会の愛弟子たちと共に、末法万年尽未来際までの地涌の義を決定づける』——これが、新しい一年に臨む私の決意である」
そして「大白蓮華」新年号の巻頭言「未来までの栄光ひらく一年に!」でも、「『この一年あればこそ』と後世から謳われゆく栄光の歴史を、共々に飾り綴ろうではないか!」と呼び掛けてくださいました。
師匠が、未来までを決定づけると強く決意されている本年です。師匠と同じく、いな、師匠以上に弟子が決意を燃やし、戦いを起こすのは当然であります。
「本年の折伏・弘教」が、広布の未来を決します。「本年の活動者増」が、学会の未来を決します。私たちは今、世界一の師匠である池田先生と共に戦えることに最大に感謝し、最大の誇りとしながら、未来までの地涌の義を決定づける本年の大拡大を、師弟共戦で成し遂げてまいりたい。この深き誓いのもと、出発を切ってまいりたい。
一、昨年末に行われました財務につきましては、一切無事故で終了することができました。心より御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。
この後、財務の受領証の配布が行われます。真心込めて、一人一人に丁寧にお渡しいただき、受領証の配布をもって、無事故の財務としてまいりたい。
◇「励まし週間」に総力
一、昨年末の最高協議会の折、池田先生は「焦点は、青年の拡大であり、人材の躍動である」と明快に示してくださいました。
前回の総県長会議でも確認した通り、私たちの戦いは「信心をし、学会活動に励んで、功徳を受け、幸せになった人を増やす」ことにあります。
「勤行・唱題を実践する人」「会合に参加する人」「聖教拡大に挑戦する人」「折伏に挑戦する人」を増やすために、本年は年間を通じて、徹底して訪問激励を進めたい。
言うまでもなく、小説『新・人間革命』の山本伸一会長の激励行は、私たちの実践の鑑であります。
たとえば、今から40年前、1978年の新年がつづられた第26巻「法旗」の章では、山本会長の元日の行動が描かれています。
元旦、自宅での勤行で、全会員の健康・長寿と一家の繁栄を真剣に祈念された後、山本会長は峯子夫人が用意された筆を執り、次々と色紙に揮毫されていきます。さらに自宅を徒歩で出発されるやいなや、出会った会員と記念撮影。大激励された後、学会本部での新年勤行会に出席し、指導に全精魂を傾けられるのであります。
この1978年という年は、広布第2章の「支部制」が発表された年です。そして"会合と個人指導の比率は2対8を目標に"との指導をしてくださった年でもあります。それを自ら実践されるかのごとく、先生は元日から、励ましに次ぐ励ましの戦いを開始されたのであります。
本年、私たちも、未来までの栄光への道は、「今日一日の訪問」「目の前の一人の激励」にあると決めて、励ましに徹してまいりたい。その充実のために、最高協議会でも種々検討を重ね、本年は毎月の「座談会の週」と同様に、全国共通で毎月「励まし週間」を設定し、徹底して訪問激励を推進していきたい。
「励まし週間」は原則、「本部幹部会・中継行事」や「座談会の週」の前に設定し、本幹中継や座談会に多くの方の参加を促すとともに、一人でも多くの方が勤行・唱題や学会活動に励み、信心の確信をつかめるよう、訪問激励・個人指導に当たってまいりたい。
可能な限り会合を減らすなど、訪問激励の時間を優先的に割けるよう、工夫したいと思います。
まずは来月2日から8日を2月の「励まし週間」として、訪問激励に総力を挙げてまいりたい。
小説『新・人間革命』には、次のようにもつづられています。
「座談会を迎えるにあたっては、幹部が手分けをして、連絡、指導、激励にあたり、全員が参加できるように力を尽くしていくことが大事になります。座談会は、当日だけでなく、結集も含め、事前の準備によって決まってしまう」(第13巻「北斗」の章)
会合に来られない方を、どう励ませるのか。座談会、本幹までに、どう激励できるのか。これこそが勝負であります。
また、ある地域では「区・圏の日」などの記念日には「記念の会合」を行うのではなく、「記念の訪問激励」を行おうと決めて、実践しているという話もうかがいました。素晴らしい工夫例であると思います。
励ましの週は、私も徹底して訪問激励に動きます。「リーダーの活動の基本は個人指導にあり」。これを全幹部が肝に銘じて、本年一年間、戦いを進めてまいりたい。
一、本年は、栄光の「11・18」、広宣流布大誓堂完成5周年に向けて、皆で折伏・弘教に挑戦していきます。まず目指すは「3・16」60周年記念の「世界青年部総会」です。
この日までに、どれだけ青年世代の折伏を進められるのか。そして、3月の「励まし週間」は、世界青年部総会を前にした1週間とします。当日に、わが地域・わが家庭の青年部をどれだけ結集できるのか。壮年・婦人も、この点に心を定めて、各部一体の団結で、世界青年部総会を大成功させていきたい。
時代を画する世界青年部総会、その主役が青年部であることは言うまでもありません。
その青年を成長させ、勝利させる責任は、青年部時代から先生に薫陶を受け、青年を大事にするという伝統を教えていただいた壮年・婦人部にあります。
青年と共に折伏に挑む。青年の見本となる折伏に挑む。壮年・婦人が範を示してこそ、世界青年部総会の大成功があり、青年の育成が成し遂げられます。
友人一人一人に合わせ、聖教新聞ならびに聖教PR版、またモバイルSTB、さらにはSOKAnetなど、広布拡大の"武器"を大いに活用し、各部一体の団結で大きく折伏を進めてまいりたい。
"焦点は人材の躍動と青年の拡大"、これを肝に銘じて、一人でも多くの地涌の菩薩を呼び出しながら、先生と共に、未来までの栄光を勝ち開こうではありませんか!