2018年1月14日日曜日

2018.01.14 わが友に贈る

さあ友と会い語ろう!
人は対話の中でこそ
大きく成長できる。
生き生きと弾む命で
友情の花を爛漫と!

四条金吾殿御消息 P1113
『難にあう所ごとに仏土なるべきか、娑婆世界の中には日本国・日本国の中には相模の国・相模の国の中には片瀬・片瀬の中には竜口に日蓮が命をとどめをく事は法華経の御故なれば寂光土ともいうべきか』

◇寸鉄 2018年1月14日
青年部が世の中に仏法の大確信を伝え切れ—恩時代動かす言論戦今こそ
四国婦人部の日。燃える師弟共戦の志。後継と共に幸のスクラムを拡大!
人を感動させるなら自分が感動を—画家。幹部が率先で人間革命の挑戦を
わが子に信心の継承を!ここに創価の万代決する要。本年初の未来部の日
厳しい冷え込み。流感や風邪に呉々も注意。睡眠・食事などをしっかりと

☆紀行「SGIの源流を訪ねて」 グアムから始まった平和の潮流 第2回 2018年1月5日
◇北朝鮮の脅威に募る危機感 外交的解決へ期待広がる
昨年8月、米国と北朝鮮が挑発し合う中、北朝鮮から弾道ミサイルの標的として名指しされたグアム。核・ミサイルの脅威に直面する現地を取材し、島の近海住民の不安や危機感、観光産業を中心とする地元経済への影響などを探った。(記事、写真=光澤昭義)

◇武力衝突に発展する恐れ
グアムは、米国本土の人々ですら関心が低い地域だったが、昨年の夏以降、ひときわ注目を集めている。
米軍は第2次世界大戦後、アンダーセン空軍基地などを擁するグアムを西太平洋の戦略的要衝と位置付けている。近年、北朝鮮が核兵器・ミサイル開発を強行。グアムの空軍基地には、約2時間の飛行で北朝鮮に到達するB1爆撃機が配備されている。
北朝鮮は8月上旬、グアム近海へ弾道ミサイルを撃ち込む作戦計画について「慎重に検討中」と発表し、「アンダーセン基地を含むグアムの主要軍事基地を制圧・けん制し、米軍に重大な警告シグナルを送るためだ」と主張。それに対し、トランプ米大統領が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われるだろう」と応じ、両国間の緊張は急激に高まった。
8月29日には、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本の北海道上空を通過、太平洋上に落下した。米朝間の緊張は今も継続している。
それから約3カ月後の11月27日午前、空軍基地があるジーゴ(グアム北部)を訪問し、ルディ・マタンナニ市長にインタビューした。
「北朝鮮は核実験やミサイル発射を繰り返すことで、米国全土だけでなく、日本や韓国はじめ世界全体に脅威となっていることを理解しなければなりません」とマタンナニ市長。その上で「米国は(アジア太平洋地域に)平和と安定をもたらすため、あらゆる資源を活用しているのです」と力を込めた。
米朝間の緊張が弱まる気配はない。偶発的な出来事でさえ武力衝突に発展しかねないという深刻な状況だ。
国連安全保障理事会は、度重なる北朝鮮への制裁を決議しているが、北朝鮮は密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)など、あらゆる手段を講じて制裁を無力化しようとしている。直近の12月22日の安保理決議で10回に上る。
国際的な「圧力」をかけつつ、いかにして北朝鮮を「対話」の場に引っ張り出すのか。各国の外交手腕が問われる。

◇観光業への打撃 地元住民が懸念
27日午後には、ジーゴ市内を車で巡った。
空軍基地は鉄網のフェンスで囲まれていた。フェンスの向こうは木々が茂っている。驚いたのは、道路を挟んで、すぐ近くに住宅や小学校があることだ。地元の住民によれば、空軍基地が近いことで騒音などの問題はあるという。
ジーゴ在住で、グアム中心街の日本食レストランで働く30代男性のアルフレッド・マナウィスさんも「騒音が気になる人はいる」と。
基地近くに住む年配の女性グレイシー・ラッソンさんは「どこにも逃げることはできないけれど、米政府を信用しているから……」と困惑の態で語った。
グアムの米軍基地は島の面積の3分の1を占める。グアム先住民族のチャモロ人を祖先とする住民には、米軍への複雑な思いもあるというが、地元住民の多くは米軍に信頼を置いていた。
マタンナニ市長は「ジーゴ市民の多くは、軍がグアムを守ってくれると強く信じています。私もその一人です。一方、ジーゴの社会が米軍及び軍関係者を支えている面もあります。街と空軍とは良好な関係を築いているのです」と強調した。
「夏以降、日本人観光客の数が減っています」と語るのは米航空会社に勤務する50代男性のフランク・クルーズさんだ。
そもそも、グアムへの日本人旅行者の数は、1997年の111万人をピークに減少し続けている(一昨年は74万人)。そこに、北朝鮮の核・ミサイル問題が深刻化。8月のミサイル発射直後から、修学旅行を含む日本人渡航者のキャンセルが相次いだ。
多くの観光客が利用する大手コンビニエンスストアで働く30代女性のアイリーン・クルーズさんも「地元の経済への影響は深刻」と感じている。景気の失速を不安視する声は、街頭での取材に応じてくれた現地の人々に共通していた。

◇不安煽る報道に批判の声も
11月29日早朝、北朝鮮が2カ月半ぶりに新型の大陸間弾道ミサイル「火星15」を発射し、日本の排他的経済水域内に落下した。
ホテルの部屋でテレビをつけると、ニュース報道はミサイル発射一色だった。
同日朝からグアムの大型ショッピングモールに行き、地元の買い物客にインタビューした。
大抵が「ミサイル発射をニュースで見たわ」との反応。「子どもや孫のことを考えると心配でならない」(ティナ・サンニコラスさん、40代女性)、「家族が大切だから」(前出のクルーズさん)などの声が多く聞かれた。
20代の若者たちからは「トランプ大統領は北朝鮮の暴走を許すべきではない」(イマニュエル・マグトトさん)、「トランプ大統領が過剰に攻撃的な態度を示すことに危うさを感じる」(タランナ・カストロさん)との相反する意見も聞いた。
20代女性のダニエラ・ブッカーさんは「米国を中心とした周辺各国の協力に期待したい」と語った。
服飾店で販売を担当する20代男性のグレン・メノウさんは「テレビ報道で映し出される北朝鮮の"独裁的な体制"からは、紛争をも辞さない雰囲気が感じられる」と不安げな表情だ。
グアムのテレビ局に勤務し、日本メディアの取材をサポートする機会がある20代男性は「戦争を避けるため、米政府の外交的解決を望むよりほかないが、その一方、不安を煽ろうとする報道に傾きがちなメディアは問題だと思う」と日本メディアの報道姿勢を疑問視した。
世代や仕事、生活環境などの違いによって、さまざまな意見があったものの、多くの現地住民から危機感の高まりがうかがえた。
北朝鮮の核開発・ミサイル発射が国際社会の重大な脅威となる中、平和を希求する声は一段と広がっているといえよう。

◎昨日、広宣流布大聖堂の勤行会に支部の壮年部の皆さんと参加、初めての方が、とても感謝・感動されていました(^^ゞ