新聞休刊日
蓮盛抄 P153
『仏は文字に依つて衆生を度し給うなり』
☆御書と歩む 第100回 人間革命の勝利劇を!
『設ひ・いかなる・わづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはくらせ給うべし』(兄弟抄、1088ページ)
◇通解
たとえ、どんな煩わしい苦難があっても、夢の中のこととして、ただ法華経のことだけを思っていきなさい。
◇同志への指針
険難の峰を登りゆく池上兄弟へ示された信仰の極意である。煩わしい困難が次々に襲いかかろうとも、ただ一筋に広布大願に進み切るのだ。決定した師子吼の前には、一切の魔は退散する。
煩悩は即菩提である。大きく悩んだ分だけ大きな境涯が開かれる。勝利を決するのは自分自身だ。全てを変毒為薬し、我らは皆で人間革命の逆転劇を勝ち飾りゆくのだ。
☆青春勝利の大道 第27回 実り豊かな友好・対話の秋
◇心を耕し生命の花を
文化の秋、音楽隊、鼓笛隊の友が、勇気の音律を地域に社会に広げてくれている。
芸術やスポーツなど、多彩な才能を発揮して躍動する若人も頼もしい。
文化は英語で「カルチャー」。その語源は「耕す」ことを意味する。
民衆の心を豊かに耕し、喜びの花を咲かせゆく文化運動の旗手こそ、地湧の青年だ。
友を励まし、悩みや苦しみに挑む心の大地を耕すことも、文化の真髄の力である。
御書には、「菊は、他の草が枯れた後にも、なお花を咲かせるので『仙草(妙なる草)』といわれる」(P1095)と仰せだ。
試練の時こそ菊花のごとく、声明の花を凛と咲かせゆけ!
◇朗らかに幸の連帯広げて
戸田先生は語られていた。「前進している人は、息吹がある。朗らかだ」
「不退転の心で、朗らかに前進すれば、必ず勝利できるのである」と。
青春には無限の未来がある。クヨクヨと後ろを振り向く必要はない。
何があっても、良き友と語り合い、前へ進むのだ。
今、世界で華陽姉妹が仏縁を広げ、幸福の連帯を築いてくれている。何と尊いことか。創価の乙女たちの賢く朗らかなスクラムこそ、乱世に平和と歓喜の光を送る太陽である。正しき集いは、楽しき集いだ。
さあ、一段と仲良く楽しく、一段と明るく愉快に、「創立の月」から心新たに出発しよう!