2014年6月8日日曜日

2014.06.06 わが友に贈る

大雨、土砂崩れ、
突風等の自然災害に
厳重警戒せよ!
配達員の皆様はじめ
全同志の無事故を祈る!

転重軽受法門 P1000
『修利槃特と申すは兄弟二人なり、一人もありしかばすりはんどくと申すなり、各各三人は又かくのごとし一人も来らせ給へば三人と存じ候なり』

◇希望の明日へ
平和運動は、これまで、ともすると、"一部の人々のもの"と、見られがちであった。しかし、平和といっても、決して日常を離れたところにあるものではない。現実の生活のなかに、また一人一人の生命と人生に、どう根本的な平和の種子を植え、育てていくか。ここに、永続的な平和への堅実な前進があり、創価学会の活動の眼目がある。
平1・10・24

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第3回 ブラジルの花
日蓮大聖人の御名前には、「日」という太陽と「蓮」という蓮華の花が入っています。
太陽は最も明るい存在であり、蓮華は最も清らかな存在です。
この日蓮仏法の真髄である題目を唱えていくならば、わが生命を太陽のように明るく輝かせ、蓮華のように清らかに咲き誇らせていけるのです。
皆さんは「勝つため」に生まれてきました。唱題は、どんなに苦しいことがあっでも、今日という日を生き抜き、勝ち切っていく原動力です。
私は、試練と戦うブラジルの友と語り合いました。
「自分が強くなる以外にない。自分が大木になれば、どんな大風も平気である。むしろ楽しんでいける」
「目には見えないが、木は毎日、生長している。私どもの唱題も、目には見えないが毎日、自分自身を福運の大木へと育てている」と。
題目は『歓喜の中の大歓喜』(P788、「御義口伝」)です。その歓喜が、自身の生命を、大きく、また太く立派な大樹に成長させていくのです。その伸びゆく命には、あきらめや敗北はありません。どこまでも朗らかに、明るく悠々と、人生を勝ち進んでいける。
朗らかな人が、最後に勝利する人なのです。
私が敬愛してやまぬ大先輩に、ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁がいます。新聞記者として正義のペンを振るい、独裁政権から投獄・国外追放される迫害にも屈しなかった言論の闘士です。
さらに、「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」と謳った国連の「世界人権宣言」の起草にもブラジル代表として尽力し、世界から仰がれた生命尊厳の賢者でした。
総裁とお会いしたのは1993年2月、リオデジャネイロでのことでした。94歳というご高齢にもかかわらず、わざわざ私を空港まで迎えにきてくださいました。
出会った瞬間、「力を合わせて、人類の歴史を変えていきましょう!」と語り合ったことが、今でも鮮やかに蘇ります。
総裁は、親孝行の人生を歩んでこられた人です。
「人権」といっても、「人間」を大切にすることから始まります。その出発は親孝行なのです。
総裁は振り返られていました。
「母は陽気で笑いを絶やさない人でした」「母をたくましくしたのは、12人の子どもたちをはじめ、その倍以上の数の孫や、見知らぬ他人の子どもたちを育て、生きる喜びを与えることを、自分の最大の喜びとし続けてきたからだと思う」と。
地域の人たちに尽くし、幸福の花束を贈る、皆さんのお母さん方と二重写しに思えてなりません。
生きる喜びを与えることを、自分の喜びにしていける人は幸福です。その人には、本当の朗らかさ、明るさ、そして強さがあります。