2014年6月2日月曜日

2014.06.01 わが友に贈る

学び続ける人
行動の人には
精神の輝きがある。
求道の心を燃やし
黄金の自分史を綴れ!

四条金吾殿御返事 P1194
『多くの月日を送り読誦し奉る所の法華経の功徳は虚空にも余りぬべし』

◇希望の明日へ
未来を担う青年たちが、民衆のなかに入り、真撃な対話を重ねつつ、人々に奉仕する。そのことによって、自己自身を鍛えるとともに、自己と他者の生命の深奥に非暴力・平和の炎を点火し、燃え上がらせていくことが、人々を混迷の闇に陥れる、暴力という"生命の魔性″を打ち破る光源となるのであろう。
昭63・1・7

☆大白蓮華巻頭言 2014年6月「青春の宝の命を開きゆけ!」
青春は「挑戦の勇気」である。いかなる試練にも勇敢にチャレンジする。そこにこそ、青春の喜びがあり、充実があり、誇りがあると言えまいか。
ゆえに挑戦の人は、何歳になろうと、青春の人だ。
アメリカ・ルネサンスの民衆詩人ホイットマンも青年に「私は納得のいく結果が得られるまで、挑戦し、挑戦し、さらに挑戦する。そして必要ならば、もう一度、一からでも挑戦してみせる」と語った。
我ら創価家族は「広宣流布」という誓いを掲げ、来る日も来る日も、皆で励まし合いながら、不屈の挑戦を続けている。青年はもちろん、壮年も婦人も皆が一体となって、「地湧の青春」を挑み舞いゆく喜びの劇を、明るく賑やかに織り成していきたい。
現実の社会には、青年から伸びやかな自信を奪い、挑戦の意欲を抑えつけようとする障壁が立ちはだかる。しかし、断じて負けてはならない。
人類の未来にとって最もかけがえのない宝、最も頼もしいエネルギーは何か。それは青年の生命だ。
御書の「一念三千法門」には、『十人の人がいて、それぞれの蔵に宝を積んでいる。しかし気づかないまま、みすみす飢えや凍えで死に瀕する。その時、一人の賢人が宝に気づいて、そのことを皆に教えて助けていく』(P413、趣意)という譬喩が説かれる。
その蔵の宝とは、誰人にも具わる最も尊い生命の仏性であり、それに目覚め、皆も目覚めさせていく賢人の行動こそ、仏法の発露である。
一人ひとりの青年が、妙法を唱え、この宝の生命を開いて、自他共に最高最大に光り輝かせていく。ここに、創価の「人間革命」の行進がある。
この大仏法の哲理を、一人でも多くの若人に語り、共々に胸を張り、希望と充実と栄光の人生を開拓していくことだ。そこから、家庭にも、職場にも、地域にも、若々しい創造の活力が漲るからである。
わが師・戸田城聖先生は、悪戦苦闘する健気な同志を抱きかかえて激励された。
「この世には、必ず使命があって生まれてくる」「皆、地涌の菩薩として、広宣流布を誓い願って、生まれてきたんだ。そのことがドンと腹に決まれば、いくらでも福徳を開いていけるんだよ!」と。
草創の四国の母は高知で空襲に遭い、戦後のどん底の苦労の中で入会した。悪口罵詈など笑い飛ばしながら、「挑戦なくして勝利なし」と苦学を重ねて教員となった。人間教育の太陽と輝き、70代の今も青年と共に、青年のためにと対話に励んでいる。
「今どんな姿であっても、人は変われます。私は恐れません。幸福を願い、仏法を求めてやまない、人々の本当の心の声が聞こえてくるからです」と。
気高き多宝の父母たちは、生命の荘厳な宝塔から「常楽我浄」の香風で皆を包まずにはおかないのだ。
わが後継の青年たちよ! 壮大に広がった世界192カ国・地域の誓いの友と手を携えて、人類の生命の至宝を限りなく開いていってくれ給え!

勝ちまくれ
 仏の力は
  偉大なる
 広布に生き抜く
  誓いの生命に