苦手な所に
勇敢に打って出よ!
祈りと執念だ。
栄光の道を開け!
治病大小権実違目 P997
『法華宗の心は一念三千・性悪性善・妙覚の位に猶備われり元品の法性は梵天・帝釈等と顕われ元品の無明は第六天の魔王と顕われたり』
◇四季の語らい
青年にとって大事なことは、どういう立場、どういう境遇にあろうが、自らを卑下しないことです。何があっても、楽しみながら、自身の無限の可能性を開いていくのが人生だからです。もし、自分なんかだめなんだと思えば、その瞬間から、自身の可能性を、自ら摘み取ってしまうことになる。未来をどう開くかの鍵は、すべて、現在のわが一念にある。今、張り合いをもって、生きているかどうかです。
◇今日のことば365
人が一生の間に体験することは、まことに限られたものである。だが、読書によって、他人の経験を自分の経験として体験することは、人生の深さと世間の広さをまざまざと知ることだといってよい。
☆勇んで人間の中へ
「仏法は勝負」である。
これが、日蓮大聖人が峻厳に教えられた一点だ。
生命の因果は厳しい。
勝つか負けるか、その人自身が生命で感ずる勝敗は、ごまかせない。
信心において、勝った人は、仏になる因を、深く深く積んでいくことができる。
心の底から、「私は勝った!」と言い切れる戦いをすれば、その大福運が永遠につながってくる。
これが、仏の境界だ。仏の力だ。仏の生命力だ。
仏法が焦点とするのは、あくまでも一人の「人間革命」である。
一人、真剣に広宣流布の戦いを起こす人がいれば、一切がダイナミックに変わり始める。
だから、どんなに地道であっても、最前線の一人を励まし抜くのだ。
人と人との距離が近ければ近いほど、共感も、歓喜も、勇気も、いち早く波動となって広がっていく。そして心の奥深くにまで響いていくのである。
広宣流布の前進は、人と会い、人と語りゆく行動の中にしかない。
一瞬の出会いも逃さず、一人でも多くの同志に会い、全力で励ますために!
師の期待に応えゆく模範のスクラムを−−。
そこには、輝くロマンがあり、希望があり、充実がある。最極の大使命に生き抜く青春の誇りがある。