本紙の発展を支える
全ての皆様に最敬礼!
聖教の永遠の使命は
「人間の機関紙」なり。
希望の哲学を社会へ!
兵衛志殿御返事 P1091
『千年のかるかやも一時にはひとなる百年の功も一言にやぶれ候は法のことわりなり』
【通解】
千年も生い茂ったかるかやでも、火がつけば一時に灰となってしまい、百年もかかって立てた功績もわずか一言でやぶれてしまうことは、法の道理です。
〈寸鉄〉 2019年8月24日
池田先生の入信記念日。72年にわたる妙法流布の激闘に感謝。我も続かん
「壮年部の日」。頼もしき黄金柱立てば皆が安心。9月の幹部会へ勇躍前進
仏法は「煩悩即菩提」だ!苦難越えて幸福境涯が。師子吼の題目で勝ち進め
ゲリラ豪雨等、天気の急変に注意。「前前の用心」で外出前には予報確認を
呼吸器感染症が流行の兆し。乳児は特に注意。家族全員で手洗い・嗽を励行
☆創大通教・学光祭への池田先生のメッセージ 2019年8月21日
◇探究心をみなぎらせ報恩の人生を勝ち抜け
わが敬愛する通教生の皆さん、猛暑の中、気高き学究の挑戦、誠に御苦労さまです。
皆さんの学びは、人類最高峰の知性たちとの時空を超えた語らいであり、打ち合いでもありましょう。大文豪トルストイが学光の皆さんに語り掛けるエールが、私には聞こえる思いがいたします。
すなわち、「光とは、輝くからこそ光なのである」と。
人間の生命を、明るく強く豊かに輝かせゆく光——それこそ、「学び続ける心」なのであります。
私も、この年代になってなお、恩師のもとで、若き日に"労学一体"で積み重ねた「学の光」が、消えることがありません。
さまざまに創意工夫して研鑽されゆく皆さんの「学の光」こそ、使命ある一生を、また一家眷属の未来を、さらに地域社会の明日を、赫々と包み照らしていくことは、絶対に間違いありません。
"東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチ"と讃えられた、万能の碩学・饒宗頤先生は、90代に入られてからも、生き生きと創造を続けられました。その源泉は、報恩の心であると、饒先生は語られました。すなわち、
——私は、自らを育んでくれた「地(郷土)」への恩、現代という「時」への恩、そして出会った方々、つまり「人」への恩があります。その恩に報いるためにも、今の自分にとどまっているわけにはいかないのです——と。
どうか、わが通教生の皆さんも、旺盛な探究心を、さらにみずみずしく漲らせて、最も崇高な報恩の人生を勝ち抜く英知を磨き上げていってください。そして、どこよりも仲良く、どこよりも麗しい、世界市民のスクラムたる創価の通教家族は、一つ一つの縁を大切に生かし、励まし合いながら、いかなる苦難も断じて勝ち越えていっていただきたいのであります。
饒先生の晩年のテーマは、「創価」の「創」(創る)の一文字でありました。
さあ、我ら通教生も、今ここから、「学は光なり」と胸を張って、新たな価値の創造へ、いよいよ進み抜いていこうではありませんか!
送り出してくれたご家族の方々にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
これからも私は、わが不二の光の友の健康と幸福、そして勝利を祈り続けてまいります。皆、お元気で!(大拍手)