2019年8月15日木曜日

2019.08.15 わが友に贈る

一番苦しんだ人が
一番幸せになる。
それが仏法の精神だ。
無限の希望を湧き出し
誓いの前進を共々に!

守護国家論 P68
『此の文の如くならば在家の諸人別の智行無しと雖も謗法の者を対治する功徳に依つて生死を離る可きなり』

【通解】
この文のようであれば、在家の人々は特別の智慧と修行がなくても、謗法の者を対治する功徳に依って生死の苦海を離れることができるのである。

〈寸鉄〉 2019年8月15日
終戦の日。不戦の世紀へ人々の心に崩れぬ平和の砦を!我らの対話拡大で
御書「事故なく鎌倉に御帰り候事悦びいくそばくぞ」。交通混雑も安全第一
未入会の家族を大切に。身近な人の理解で広布は伸展。感謝伝えゆく夏に
大雨による浸水や土砂災害などに警戒。公的情報もとに行動を。油断せず
学会の墓園来園者が7千万人を突破。一方、宗門は衰亡。正邪は歴然たり

☆中等部夏季研修会への池田先生のメッセージ 2019年8月9日
◇「勇気」「挑戦」「祈り」を合言葉に夢と友情の大冒険へ!
世界へ未来へ羽ばたく中等部の皆さん、意義深き夏季研修会の開催、誠におめでとう!
一緒に尊い歴史をつくってくれる担当者・ご家族の方々も、本当にありがとうございます!
真心で迎えてくれる創価大学の先輩方にも深く感謝します。皆、猛暑の中、ご苦労様です!
8月は、私が恩師・戸田城聖先生と初めてお会いした月です。「生涯、師匠と共に正義の道を! 平和の道を!」と誓ったそのままに、きょうまで72年間、走り抜いてきました。
この「創価正義の師弟のバトン」、そして「絶対勝利の信心のバトン」を託しゆくのが、愛する皆さん一人一人です。ここで、共々に、未来を開く三つの「C」を確認し合いたい。
まず一つ目は「Courage」。すなわち「勇気」です。青春また人生を勝ち抜いていく力は、環境や才能ではない。「よし、やってみよう!」「当たって砕けろ!」という勇気です。
早起きするのも勇気。あと5分、勉強するのも勇気。友人に声を掛けるのも勇気です。
日蓮大聖人は「各各師子王の心を取り出して」(御書1190ページ)と仰せです。「師子王の心」という最高の勇気は、もともと皆さんに備わっている。その勇気を取り出していけるのが、信心なのです。
二つ目は「Challenge」。つまり「挑戦」です。青春に悩みや苦難は付きものです。誰でも失敗して、くじけそうになる時もある。しかし、真の失敗とは「失敗を恐れて挑戦しないこと」です。信仰者とは、1度倒れても、2度、3度と立ち上がる「挑戦者」の異名なのです。
大きな目標に向かって、どんな困難も、たくましく朗らかに笑い飛ばしながら、挑戦また挑戦を重ねる中でこそ、人間としての本当の強さも、深い思いやりも磨かれていきます。
そして三つ目は「Chant」。これは「祈り」です。まさしく「題目を唱えること」です。
御書には、唱題の力を譬えて、「籠の中の鳥が鳴けば、空を飛ぶ鳥が呼ばれて集まるようなものである。空飛ぶ鳥が集まれば、籠の中の鳥も出ようとするようなものである」(557ページ、通解)と説かれています。
皆さんの生命には無限の可能性がある。鳥の鳴き声が喜びを広げ、仲間を呼び寄せるように、題目を唱えれば、おのずと生命の最高の力が呼び覚まされます。そして宇宙の善の力も揺り動かすことができます。ゆえに題目の人に、勝ち越えられない試練はありません。
ここ創価大学・女子短期大学には、女性で初めてノーベル賞を受賞した大科学者のキュリー夫人の像があります。キュリー夫人は「たいせつなのは、忍耐力と、なにより自信を持つこと」であり、人生には「けっして枯れることのない、好奇心にも似た冒険心」が必要であると語っています(エーヴ・キュリー著『キュリー夫人伝』河野万里子訳、白水社)。
中等部の皆さんこそ、これからの21世紀の全てを走り抜き、さらに22世紀の黎明へ、「世界広布のバトン」をつなぎゆく、偉大なる「正義の走者」です。
「Courage(勇気)」「Challenge(挑戦)」「Chant(祈り)」の三つの「C」を合言葉に、さあきょうから、私と共に、世界の同志と共に、大いなる夢と友情の大冒険へ出発しよう!
わが信頼してやまぬ後継の中等部に、健康あれ、希望あれ、勝利あれ! みんな、元気で!(大拍手)