新しい歴史を築くのは
新たな決意と情熱だ。
目的や目標を明確に!
誓い願った勝利の峰へ
青年の心で前進しよう!
盂蘭盆御書 P1430
『我が身は藤のごとくなれども法華経の松にかかりて妙覚の山にものぼりなん』
【通解】
我が身は藤のようでも法華経という松の木に懸かれば妙覚の山にも登ることができるのです。
〈寸鉄〉 2019年5月1日
「令和」の歩み始まる。我らは世界平和の伸展と地域の繁栄へさらに貢献
学会は人材をもって城となす—恩師。社会も人材獲得激化。見つけ育てよ
長距離運転、疲れ・焦り・無理は事故の因に。余裕ある計画と早めの休憩を
列島で田植え進む。瑞穂の国の「食」を支えゆく"農漁光"の友に大感謝
新しい時代は「良い方向に進む」若年層の8割と。公明が未来建設の舵取れ
☆5月の広布史
◎5・3「創価学会の日」
1951年(昭和26年)5月3日、生涯の願業として75万世帯の弘教を掲げ、戸田城聖先生が第2代会長に就任。60年(同35年)同日には、東京・両国の日大講堂で、池田大作先生が第3代会長に就いた。世界に広がる大民衆運動の原点の日である。
※参考資料=小説『人間革命』第5巻「烈日」、第12巻「新・黎明」
◎5・3「創価学会母の日」
88年(同63年)4月27日の第1回全国婦人部幹部会の席上、"学会で最も大切な記念日である「5月3日」を「創価学会母の日」にしたい。そして、広布の母である婦人部を最大にたたえ、顕彰する日としてはどうか"との池田先生の提案を受け、同年から実施された。
※参考資料=『随筆 師弟の光』
◎5・5「創価学会後継者の日」
76年(同51年)5月5日、関西戸田記念講堂で行われた鳳雛会・未来部の記念勤行会の席上、「こどもの日」を「創価学会後継者の日」とすることが発表された。池田先生は「創価学会にとって『後継者の日』は、5月3日の『創価学会の日』に続く重要な日である。一切の建設は『人』で決まる。『人』といっても、若い世代に託す以外にないからである」と語っている。
◎5・9「音楽隊の日」
54年(同29年)5月6日に結成された音楽隊が初出動した同月9日が淵源。
◎5・19「創価学会常住御本尊記念日」
戸田先生が51年(同26年)5月3日の会長就任式の席上、創価学会常住御本尊を発願。同月19日に認められた。
※参考資料=『人間革命』第5巻「烈日」「随喜」
☆総県長会議での原田会長の指導(要旨) 2019年4月26日
◇広宣流布とは間断なき闘争 リーダーが毎日の拡大毎日の激励を
一、4月に行われた統一地方選挙において、私たちが支援する公明党は大勝利を収めることができました。
全国の同志の皆さまの大奮闘に、心よりの感謝と御礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました!(拍手)
いよいよ新しい「令和」の時代を迎える時にあって、連立与党の一角を厳然と担う公明党の役割は、ますます大きくなっています。その評価の声も、多くの識者から寄せられています。
池田先生が示してくださった「大衆とともに」の立党精神、そして、大衆の声に耳を傾け、政策を実現するという「小さな声を、聴く力」が、今こそ光る時代を迎えています。
公明党には、支持者と国民の声に、仕事で、実績で応えてもらいたい。
一、ともあれ栄光の「5・3」を大勝利で飾ったことに対して、ともどもに大拍手を送り合いたい(拍手)。
各組織にあっても、大奮闘の同志を最大にねぎらい、たたえていきたい。
1955年(昭和30年)、5月3日を前に池田先生は、若き日の日記に「終幕即開幕。烈火の如き一念を……」とつづられました。
そして、このことを随筆に紹介してくださった時には、「一つの戦いの終わりは、次の新たな戦いへの開幕にほかならない。広宣流布は、燃え尽きることなき連続闘争だからである」と記してくださいました。
まさに、これまでの広布の歴史は、池田先生の間断なき死身弘法の戦いで開かれてきました。それを知る私たち池田門下の弟子も、今一重、一念を定めて、連続勝利へ打って出てまいりたい。そのために、本日は2点、その要諦を確認したい。
まずは自分が
第1に、「大きく動き、大きく友情を広げ、大きく境涯を開く」ことを確認したい。
本年は、先生が随筆で「一人が、十人の本当の友人をつくっていこう! そこに実質的な広宣流布がある」「さあ、創価の友よ! 新たな広宣流布の前進へ、立ち上がって、打って出よう! 沈黙していないで、語りかけよう! 一日一日、友情と対話のドラマを綴るのだ!」とつづっていただいてから、ちょうど10年の節目です。
また、近年は家族や親戚との交流を広げることに重点を置いてきましたが、親族への理解が深まってきたという声も、たくさんいただいています。
ともあれ、大きく動けば、境涯も大きくなります。如説修行抄に「かしこへ・おしかけ・ここへ・おしよせ」(御書502ページ)とある通り、一人一人が「自分にしかできない味方をつくろう」「自分にしかできない立正安国の戦いを進めよう」と、勇んで対話に挑戦してまいりたい。
なかんずく、その先頭をリーダー自らが走っていきたい。リーダーが大きく動いた分だけ、組織に勢いがつきます。そしてリーダーが境涯を広げれば、組織も大きく広がっていきます。
まずは自分が大きく動く。そして、突破口は自らが開く。本日集った私たちから、率先して行動を起こしていこうではありませんか。
確信の励ましで
第2に、「一人でも多くの方を広布の陣列に」という点を確認したい。
かつてない戦いに挑むためには、かつてないメンバーが広布の陣列に加わらなければ、勝利は見えてきません。
そのためには、リーダーが一人一人の状況に細かく心を配るとともに、「広布拡大・立正安国への戦いで、福徳は大きく積まれる」ことを確信をもって語りながら、温かく励まし抜いていく以外にありません。語りきるだけではなく、話をじっくり聞いていくことが、どれほど相手の気持ちを奮い立たせるか計り知れません。
ともあれ、諸法実相抄に「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり」(同1360ページ)と仰せの通り、広布に戦う陣列を増やし、立正安国の道を確かなものにしていきたい。
勝利の上げ潮を
12年前のきょう4月25日の本部幹部会で池田先生は、56年(昭和31年)の同日、大阪支部から1カ月で9002世帯の折伏を達成した知らせが届いたこと、そして、その日の日記に「断固、五月度も追撃だ。一万世帯の夢も可能だ。上げ潮だ、怒濤の如き。不幸の人々を救っているのだ」「喜べ、舞え、叫べ、踊れ、歌え、妙法の健児達よ。同志たちよ」と書き残したことをスピーチしてくださいました。
その後、大阪は5月に未曽有の「1万1111世帯」の金字塔を打ち立て、7月に「"まさか"が実現」を達成したことは、皆さん、ご存じの通りであります。
次いで、先生は語られました。
「私は、あらゆる戦いに勝ってきた。『仏法は勝負』であるからだ。人生は戦いの連続である。これからも、さまざまな試練はある。しかし、どうせ戦うならば、楽しく戦おう! 苦難をも笑い飛ばして、朗らかに進もう! 勝てば、楽しい。痛快である。どれだけの歴史を築けるか。どれだけ、自分自身を大きくしていけるか。思い切って挑んでいくことだ」
「リーダーの皆さんには、友の健康と無事故を勝ち取る、大きな責任がある。しっかりと祈りながら、偉大なる名指揮をお願いしたい」
このご指導の通り、リーダーは友の無事故・健康を祈り抜き、勝利への指揮を執ってまいりたい。
リーダー自身の「毎日の拡大」「毎日の激励」が勝負になります。また、栄光の「5・3」から師弟勝利の7月へ毎月、上げ潮をつくっていけるか。まさに「月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし」(御書1190ページ)の御金言を実践できるかどうかです。
今、先生と共に師弟共戦の歴史をつづることができる。これ以上の喜びはありません。
そして、先生に師弟勝利のご報告ができる。これ以上の誉れはありません。
さあ、異体同心の団結で、そして池田門下の底力で、断固、創価勝利の旗を全国に翻そうではありませんか!
◎聖教新聞の日付も「2019年(令和元年)5月1日」でした (^^♪