2019年5月13日月曜日

2019.05.13 わが友に贈る

◇今週のことば
一人の生命の力を
無限に解き放つのが
創価の励ましである。
「一身一念 法界に編し」
さあ対話の薫風を!
2019年5月13日

上野殿御消息 P1527
『父の恩の高き事須弥山猶ひきし母の恩の深き事大海還つて浅し、相構えて父母の恩を報ずべし』

【通解】
父の恩の高いことは須弥山さえもなお低いほどであり、母の恩の深いことは大海もかえって浅いほどである。心して父母の恩を報ずべきである。

〈寸鉄〉 2019年5月13日
社会の行き詰まりの根源は人材の欠乏—牧口先生青年育む我らの使命深し
善行は人生を美しく飾る-文豪。自他共の幸福に尽くす広布の生涯は無上
打ち合わせは焦点を絞り短時間で。呼吸合わせて全幹部が颯爽と最前線へ
近隣関係は共助を強める立派な地震対策と。挨拶一つも大切に。絆結ぼう
低所得者の大学教育無償化、来年度に実施へ。公明が推進。若者への光更に

☆新時代を築く 共々に「自受法楽」の人生を 2019年5月8日
敬愛する全同志と共に、晴れ晴れと5月3日を飾り、新時代の出発ができた。
日本の各界からも多くの祝賀をいただいた。世界からの顕彰も、全て先師と恩師に捧げる宝冠である。
それは、わが宝友が誓願の天地で、地道に誠実に勝ち広げてきた信頼の証しにほかならない。
なかんずく、賢く朗らかな創価の母たちのたゆまぬ行動あればこそである。
私は少年の日、心に留めた詩を思い出す。兵庫をはじめ関西の友と語らい、大切にしてきた一詩である。
「踏まれても 踏まれても なお咲く タンポポの笑顔かな」
タンポポは地中深く根を伸ばしているゆえに強い。
まさに、いかなる苦難もはね飛ばす、明るい不屈の常勝の母たちのようだ。
* * *
「創価学会後継者の日」(5日)、妻と足を運んだ恩師記念会館には、従藍而青の若人たちとの共戦譜が展示されていた。
九州の霧島で、未来部の友に最敬礼して激励した一こまも懐かしい。全魂を込めて薫陶してきた一人一人が、仰ぎ見るリーダーと育って指揮を執っていることは、何と頼もしいことか。
草創期、広布の拡大のため、安い"わらじ"を履いて後輩たちと歩き回った東京・足立支部の名支部長が、青年部の室長だった私に語ってくれた言葉が蘇る。
「青年のためには、なんでもしようと思っています。もし、何かあれば、私は、命懸けで青年を守る決意でおります」と。
庶民の人間王者たる父母たちの祈りと励ましに応え、民衆と社会に貢献しゆく地涌の人材群を、我らはいやまして送り出すのだ。
* * *
聖教新聞の配達員の方々は、この連休の間も日々の配達に励んでくださった。
広宣流布を推し進め、人々に勇気と希望を贈りゆく聖業の福徳は、無量無辺である。偉大な「無冠の友」の益々の健康と絶対の無事故、ご一家のご多幸を、妻と祈り続けている。
* * *
御本仏・日蓮大聖人は、神奈川の先達・四条金吾夫妻に仰せになられた。「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐさせ給へ、これあに自受法楽にあらずや、いよいよ強盛の信力をいたし給へ」(御書1143ページ)
何があっても題目を唱え、法のため、友のため、社会のため、立正安国のため行動しゆくなかにこそ、生命から滾々と湧きいずる「自受法楽」(自ら法楽を受く)の大歓喜がある。
この最極の「生き甲斐」と「充実」と「大福運」の人生を、共々に生き生きと!

☆四季の励まし 新しい人と新しい時代を 2019年5月12日
◇埼玉 学会の盤石な柱に
新しい人を伸ばす。
その鍵は、リーダーの思いやり、
励まし、そして面倒を見ていく、
この三つにあるといえよう。
仏法の根本は、慈悲の精神である。
「あの人は、本気になって、
自分のことを心配してくれた」
「大事にしてくれた」——
だから心に熱いものが込み上げる。
生きる力がわいてくる。
あらゆる壁を越え、
魂が魂を揺り動かす。
それが社会を根底から変えていく。

フレッシュな息吹は、
組織に生き生きとした
活力を与える。
勝利の原因をつくってくれる。
先輩たちは、この新しい息吹を、
心から大事にしていくのだ。
新しい人に学んでいくのだ。
新しい人と共に
勇猛精進していくのだ。
「これまで」に
安住してはならない。
「これから」を切り開く、
清新なる決意に立つことである。

まず一人と「会う」ことだ。
「語る」ことだ。
そして「一緒に行動する」のだ。
「少子化」の時代であるからこそ、
むしろ一人の青年を大事にできる。
さらに今度は、その一人から、
次の新しい青年を呼んでいくのだ。
そして「自分以上の人材」を
澎湃と育て上げるのだ。

まず自分自身が変わることだ。
師弟の正義を叫びに叫べば、
その一点からすべてが変わる。
日々、自分が変わり、
周囲をも変えていくことができる。
さあ、新しい時代を開こう!
新しい人材を見つけよう!
断固勝って、
正義の勝ち鬨を、
天高く轟かせてくれ給え!

どこまでも続く茶畑。柔らかな陽光を浴び、一枚一枚の葉が青々と輝いていた——。1996年(平成8年)1月、池田大作先生が埼玉・入間市を訪れた折、シャッターを切った。
5月は新茶の季節。埼玉出身で、日本初の女性農学博士の辻村みちよ氏は、緑茶から渋味成分であるカテキンの分離抽出に、世界で初めて成功した。
彼女は後進の育成にも尽力。若者に向け、自分の才能を「掘り出して磨いて、その光をも添えて真実を見、真剣にクリスタル(結晶)を育てて行っていただきたい」との言葉を残した。
さあ、自他共の無限の可能性を信じて、新しい"人材の芽"に励ましの光を送ろう。