2019年5月3日金曜日

2019.05.03 わが友に贈る

平和と人道の世紀へ
地涌の使命に生き抜く
創価の連帯を広げよう!
全世界の同志と共に
人間革命の勝利劇を!

御義口伝巻上 P740
『宝浄世界とは我等が母の胎内なり』

【通解】
(多宝如来の住む)宝浄世界とは、母親の胎内のことである。

〈寸鉄〉 2019年5月3日
栄光燦たる「5・3」。不二の師弟は勝ちに勝ちたり。広布大願の道を共に
「創価学会母の日」。太陽の婦人部に感謝!妙法に生きる福徳は三世に厳と
"心の友"がいると思うと勇気と希望が湧く—作家友情は人生を彩る宝なり
「日蓮が一門となりとをし給うべし」御書。広布の誓いを貫く青春は美し
明日、明後日に創大・女子短大で見学の集い。発展著しい世界市民の揺籃

☆御書と歩む� 第67回 仏の未来記を学会が実現
『仏記に順じて之を勘うるに既に後五百歳の始に相当れり仏法必ず東土の日本より出づべきなり』(顕仏未来記、508ページ)

◇通解
釈尊の未来記にしたがって、これ(私〈日蓮大聖人〉の未来記)を考えてみると、(今という時は)すでに後五百歳の始め、すなわち末法の始めに当たっている。(末法に弘まるべき真実の)仏法が必ず東の国の日本から出現するはずである。

◇同志への指針
全世界の同志の偉大な奮闘と団結で、「仏法西還」、そして「一閻浮提広布」の未来記は現実となった。
大難を覚悟の上で、全人類の幸福と平和のために立宗を宣言された、御本仏の御賞讃はいかばかりか。
妙法広宣の不二の旅路は続く。どこまでも仲良く朗らかに、地涌のスクラムを広げようではないか! はるか末法万年尽未来際まで。

☆5月度男子部「御書活動者会」研さんのために 開目抄
◇師弟不二の信心を貫け 「まことの時」は「今」!
5月度の男子部「御書活動者会(御書活)」では、「開目抄」を研さん。苦難を打ち破る師弟不二の信心の大切さを学ぶ。

◇御文
『我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし』(御書234ページ)

◇通解
私も、そして私の弟子も、いかなる難があっても疑う心がなければ、必ず仏界に至るのである。天の加護がないからと信仰を疑ってはならない。現世が安穏ではないからと嘆いてはならない。私の弟子に朝に夕に教えてきたけれども、疑いを起こして、皆、法華経を捨ててしまったようだ。弱い者の常として、約束したことを大事な時に忘れてしまうものである。

◇背景と大意
「開目抄」は、日蓮大聖人こそが、苦難にあえぐ民衆を救う主師親の三徳を具えられた「末法の御本仏」であることを明かされた重書である。
大聖人が佐渡流罪中の文永9年(1272年)2月に、四条金吾に託して門下一同に与えられた。題号の「開目」とは、文字通り「目を開く」ことであり、末法の一切衆生を救う大聖人に「目を開け」との呼び掛けとも拝される。
大聖人は前年9月の竜の口の法難の後、佐渡に流罪された。門下たちの中には、投獄・追放・所領没収などの迫害を受け、信心に対する疑いを起こして退転する者も続出していた。
本抄において大聖人は、世間の人々や動揺する門下が抱いていた"大聖人が法華経の行者であるなら、なぜ諸天善神の加護がないのか"等の疑問や批判に触れ、末法で妙法弘通を貫けば、三類の強敵が現れることは法華経に説かれる通りであり、難を受けている大聖人こそ真の法華経の行者であると示されている。

◇解説
拝読御文の前の部分において大聖人は、"どのような難に遭おうと断固、広布を進める覚悟に立つ""自らの民衆救済の誓願は誰も破ることはできない"と述べられている。そして、今回の拝読箇所では、門下に対して、いかなる苦難にも屈することなく信心を貫いていけば、必ず仏界に至ることができると大確信で励まされている。
冒頭の「我並びに我が弟子」からは、師である大聖人にとっても、弟子にとっても、成仏の原理は変わらないとの師弟不二の精神を拝することができる。
成仏の要諦は、不退の信心である。大聖人が「疑う心なくば」と訴えられている通り、信心をどこまでも失わないことである。大聖人は、こうした信心の心構えを、門下に繰り返し教えてこられた。しかし、実際に難が起こり、苦しみに直面すると、疑いや嘆きの心にとらわれ、退転してしまった門下も多かった。
「まことの時」とは、まさに、師が何度も教示していた通り、わが身に大難が起こった時のことである。その時、疑いの心を起こして退転するか、それとも妙法への確信を一層深めて最後まで信心を貫き通すか。ここにおいて、生死流転の苦しみに沈むか、成仏への道を進むかに、分かれるのである。この「まことの時」に揺るがない不動の自身を築くためにも、日頃の信心の積み重ねが何より重要だ。
5月3日は「創価学会の日」。学会の歴史をひもとけば、戦時中に牧口先生・戸田先生が投獄された弾圧の時、さまざまな障魔が競い起こった戦後の再建期、そして大聖人違背の宗門が広布破壊の暴挙に打って出てきた時など、大難は何度もあった。学会の誉れの歴史とは、牧口先生・戸田先生・池田先生の三代会長のもと、そうした大難を敢然と勝ち越え、その中で学会員一人一人が宿命転換を成し遂げてきたことである。
かつて池田先生は、こう断言している。
「まことの時とは、自らが決めて戦うことに帰着する。誰人が決めるものでもない。座して瞑想にふけるよりも、祈って、動いて、書いて、話して、生涯、人々の心の扉を開き、心に崩れぬ平和と幸せの砦を、構築しゆくのである。この現実のなかにのみ、正義があろう」
「5・3」から新たな出発である。
「まことの時」は「今」と決め、いかなる苦難も打ち破る師弟不二の信心を貫いていきたい。

◎facebookのSOKAnet(創価学会公式サイト)に、神奈川文化会館からの5月3日の"日の出"の映像があります。暗闇から徐々に明るくなり、とても清々しい朝日です (^^♪