◇今週のことば
仏法は「現当二世」
常に「今」「ここから」
題目を唱えて出発だ。
「人間革命」の劇を
きょうも朗らかに!
2018年3月26日
南条兵衛七郎殿御書 P1494
『たとへば朝につかふる人の十年二十年の奉公あれども君の敵をしりながら奏もせず私にもあだまずば奉公皆うせて還つてとがに行はれんが如し
【通解】
たとえば、朝廷に仕える人が、十年、二十年と奉公しても、主君の敵を知りながら、主君に報告もせず、個人としても敵として怒ることがなければ、長年の奉公の功績も、みな消えてしまい、かえって罪に問われるようなものである。
〈寸鉄〉 2018年3月26日
晴れやかに北海道総会。見事な地涌の陣列拡大!広布の三代城は不滅なり
あの人を見ると頑張れるという幹部になれ—恩師情熱で語れ!率先で光れ
多忙な年度末。会合・会議は要点絞って価値的に。勇気と歓喜与える指揮を
深夜のスマホは体内時計狂わす原因。日々の習慣の見直しを。健康のため
信号無視・一時不停止による自転車事故多しと。油断大敵。法令順守必ず
☆新時代を進む 第27回 清新な決意で清新な出発を
戸田城聖先生のご命日を前に、桜が咲き薫る青山墓地周辺を車で回り、恩師を偲んだ(3月23日)。
60年前、先生をお見送りした道の桜並木も年輪を刻んで、王者の風格を湛えていた。
最晩年、「もう何もいらない。ただ人材が欲しい」と言われていた先生である。日本中、世界中の若き人材群の桜花爛漫の晴れ姿を、いかばかり喜んでくださることかと、妻と語り合った。
— ◇ —
桜に彩られた総本部の創価文化センターでは、「少年少女希望絵画展」が行われている(4月8日まで)。
「読書感想文・作文コンクール」や「E—1グランプリ」でも発揮されている通り、創価の少年少女たちには、実に伸びやかな創造性が光り、しかも他者への深い思いやりが溢れている。
この若き生命のスクラムが、21世紀の世界にどれほど大きな希望の光を放ち、新たな人間主義の文化を創造してくれるだろうか。
— ◇ —
「未来部希望月間」に際し、いつも激励に当たっていただいている担当者の方々に重ねて感謝したい。
日蓮大聖人は、青年・南条時光に「アショーカ王」の逸話を繰り返し仰せになられた。
「此の大王の過去をたづぬれば 仏の在世に徳勝童子・無勝童子とて二人のをさなき人あり、土の餅を仏に供養し給いて一百年の内に大王と生れたり」(御書1544ページ)
戸田先生は、この御聖訓を通し、おとぎ話のようでありながら、厳然たる因果の理法が示されていると教えてくださった。
——子どもたちが秘めている可能性は、計り知れない。ゆえに、一回の激励、一回の会合出席など、わずかでも妙法に縁し、創価の世界に連なることが種となり、未来へ無量の福徳の花を開いていけるのだ、と。
この究極のロマンと絶対の大確信をもって、宝の未来部の一人一人の成長を、いやまして祈り、励まし、尽くしていきたい。
受験や進路などで、思うようにいかなかった未来部の友もいるだろうが、ご家族とも連携を取りつつ、聡明にして温かな激励をお願いしたい。
— ◇ —
仏法では「心は工なる画師の如し」と説かれる。
題目を朗々と唱えゆく心は、希望と勇気を涌現して、幸福充実の青春の名画を自在に描き出せるのだ。
さあ、世界の創価家族といよいよ明るく、励ましの語らいを広げながら、清新な決意で清新な出発を!