「もう無理だ」という
諦めの心を打ち破ろう!
勝負は常にこれからだ。
決めて祈って動けば
力が湧き全てが変わる。
上野殿御消息 P1527
『生落されて乳をのむ事一百八十余石三年が間は父母の膝に遊び人となりて仏教を信ずれば先づ此の父と母との恩を報ずべし』
〈寸鉄〉 2018年3月3日
華陽姉妹の「誓春の日」。平和と幸の連帯は世界へ共に広宣の華と舞いゆけ
大阪婦人部の日。常勝の太陽が輝けば地域は明るい。今再びの勝利へ驀進
各地で春一番。さあ対話拡大の好機到来。希望と励まし送る春風を私から
折伏の要諦は①勇気②感謝③誠実。肩肘張らず、自分らしく。堂々と語れ
子どものネット利用時間最長。成長への悪影響も懸念。ルール決め賢明に
☆総県長会議での原田会長の指導(要旨) 2018年2月23日
◇小説「新・人間革命」を日々研さん
◇大誠実の励ましで折伏の大波を
一、記録的な豪雪となった福井や北陸をはじめ、日本海側を中心とした広い地域で大雪が降り、生活にも多くの影響が出ています。心からお見舞い申し上げます。健康・安全・無事故を優先して、諸活動を進めていただきたいと思います。
特に、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」の皆さまに、厚く御礼を申し上げます。絶対に無理をせず、配達は無事故最優先で、お願いいたします。
そして私たちは、無冠の友の皆さまの健康・無事故を真剣に祈るとともに、真心の激励と感謝をお届けしていきたい。
◇指導集を激励の鑑に
一、戸田先生の生誕の日である2月11日、池田先生は恩師記念会館で勤行・唱題をしてくださいました。
その同じ日の聖教新聞に大きく報道された通り、小説『新・人間革命』第30巻は、上・下2分冊で刊行されることが決定しました。
『新・人間革命』執筆開始から25年、池田先生が命を削る思いで紡ぎ出してくださった"師弟不二の大叙事詩"は、いよいよ完結を迎えます。
私たちは、先生に心からの感謝を捧げるとともに、今この時、先生と同じ時代に生き、崇高なる師弟の精神を学ばせていただけることを最大の喜びとして、小説『新・人間革命』の研さんに取り組んでいきたい。
まずは聖教新聞で、師弟共戦・反転攻勢の歴史が描かれている「勝ち鬨」の章を、そして最終章となる「誓願」の章を熟読し、日々、先生と呼吸を合わせてまいりたい。
そして6月に上巻、11月に下巻が発刊される第30巻をしっかり学ぶとともに、第1巻から全30巻の読了・熟読を皆で進めながら、真の学会精神を生命に刻んでいきたいと思います。
リーダーの読了・研さんの糧となるよう、このたび『小説「新・人間革命」に学ぶ 広布と勝利と幸福への指針』が発刊されることになりました。
指導集の最初には、地区部長・地区婦人部長を最大にたたえる、池田先生の長編詩が掲載されています。私たちも、広布の第一線で学会の要として戦ってくださる、地区部長・地区婦人部長を最大にたたえ、励ましてまいりたい。
また指導集は、私たちの個人指導の最大の鑑となることは間違いありません。
リーダーが率先して『新・人間革命』の熟読に励むことは言うまでもないことですが、より重要なことは、師と同じ実践に移すことです。いな、実践に移してこそ、『新・人間革命』を生命に刻み付けたことになります。
第7巻「早春」の章には、雪がしんしんと降るなか、スイス・ジュネーブを訪問した山本伸一会長の激励行がつづられています。
「わざわざ私たちのために、寒いさなか、スイスまでおいでくださるなんて感激です」と語る婦人部2人に、山本会長は、こう語り掛けられます。
「大切な会員が一人でもいるならば、どこまでも激励に行くというのが、学会の会長の精神であり、幹部の在り方です」
「先輩が一人ひとりのメンバーを"宝"のごとく思い、全魂を傾け、大誠実をもって、守り、励まし、育んでいくところに、学会の強さ、美しさがある。皆さんが、それがわかってくだされば、私がここに来た意味は十分にあります。私と同じ心の人が、二人も誕生したことになるんですから」
今月から「励まし週間」も始まりました。私も心からの激励をしようと一軒一軒、訪問させていただいております。励ましこそがリーダーの責務であり、学会の強さです。
そして、先生の思いをわが思いとして、どれだけ励ましを続けられるか。さらには、私たちの励ましで、師匠と同じ心を持つ人を、どれだけ増やせるのか。
先生が『新・人間革命』で最大の励ましを送ってくださる今だからこそ、私たちも多くの友への激励に動き、また共に『新・人間革命』を学びながら、人材の拡大に総力を挙げて取り組んでまいりたい。
一、現在、婦人部・女子部一体の「サン❀フラワー キャンペーン」が、朗らかに進んでいます。
「全国女子部主事」の任命があり、各方面・各組織の「女子部主事」の任命も行われていきますが、女子部員の個人指導や御書講義など、女子部の激励体制をしっかり築いてまいりたいと思います。
◇青年結集と聖教拡大
一、3月11日の世界青年部総会を目指し、各方面・県ともに、各部一体での折伏、そして青年部の結集を進めていただき、本当にありがとうございます。
弘教・拡大と併せて、「3・16」60周年の佳節にどれだけ多くの後継の青年部・未来部を集わせることができるのか。これこそ「未来までの栄光」を開く大事な試金石になります。
『新・人間革命』第14巻「使命」の章に、「いつの時代でも、学会のリーダーは、後継の育成に全精魂を傾けなければならない――これは、私の遺言として語っておきたい」と書き記されているように、壮年・婦人の責任で、歴史的な総会の青年部の最大結集を成し遂げてまいりたい。
そして、世界青年部総会を大勝利したあとは、「3・16」から「4・2」「5・3」へと拡大の勢いを増していきたい。
第26巻「奮迅」の章には、二月闘争を振り返り、つづっておられます。
「私が叫び抜いたのは、『宿命転換、境涯革命のための戦いを起こそう!』ということでした」
「皆が、"師に応えよう"との一念で、宿命の転換を懸け、勇んで戦うことによって、蒲田支部は大前進することができた」と。
「折伏で師匠にお応えしよう」――これこそが、拡大の原動力です。「折伏をもってして、解決できない悩みなどない」――これこそが、創価の大確信です。まさに、本年は折伏・弘教の絶好の機会、それは宿命転換・境涯革命の絶好の機会でもあります。
温かな創価家族の座談会に参加すれば、必ず共感が広がります。モバイルSTBで創価の真実を知れば、必ず理解が深まります。
今こそ「南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき」(御書467ページ)の御文を深く心肝に染めながら、折伏の大波を広げていきたいと思います。
併せて、4月20日の創刊記念日に向けて、聖教新聞の拡大にも力を入れてまいりたい。
先生はかつて、次のように随筆につづられました。
「『聖教なくしては、広宣流布はできない!』と高らかに宣言したい。仏法の真髄中の真髄を、現代の世界に展開しゆく聖教の拡大は、それ自体、大折伏に通ずる。功徳も計り知れない」
先生が"精神の正史"である小説『新・人間革命』を連載してくださっている今こそ、一人でも多くの友人・知人に、また激励に歩く中で未購読の内部の方に、新たに立ち上がった青年部などには「セイキョウオンライン」も活用しながら、聖教拡大にも勇んで挑戦してまいりたい。
4月1日からは、教学部任用試験(仏法入門)の申し込みも始まります。世界青年部総会に参加した青年部や、励まし週間をはじめとする訪問激励で立ち上がった新しいメンバーに受験を促すとともに、何よりも会友受験を強力に進めて、人材拡大の任用試験としてまいりたい。
さあ、二月闘争を勝ち越えて、いよいよ対話の春到来です。
世界青年部総会を大勝利する「折伏の第1波」から、任用試験・婦人部総会などを通じての「折伏の第2波」へ――。栄光の「5・3」を目指し、拡大の勢いを大きく増しながら、世界広布新時代を堂々と進みゆこうではありませんか!(拍手)
☆藍よりも青く 「3・16」研さんのために 原田会長に聞く 2018年2月21日
◇広布拡大こそ後継の証し
「3・16」とは、単なる歴史の一こまではない。毎日が「3・16」の決意で戦うことが大事なんだ――私が青年部の時、池田先生から、そう教えていただいたことが、今も心に深く焼き付いています。
「3・16」は、「広布拡大の証し」で荘厳する日であり、「4・2」「5・3」へと、新たな出発を開始する日です。
戸田先生は第2代会長に就任された時、「75万世帯の弘教」を宣言しました。
この日、戸田先生の会長就任を自らの拡大で荘厳しようと、池田先生は折伏を成就しています。まさに、「75万世帯の弘教」の先陣を切ったのです。
戸田先生の宣言を、池田先生は「わが誓願」とし、75万世帯達成の道を切り開かれました。
池田先生は、こうつづられています。
「弘教七十五万世帯は、師弟の誓願であった」「もし師弟の誓願が達成できていなければ、『3・16』の式典――あの後継の大儀式は完成されなかった」
広布のバトンの継承は、師の心に呼応した弟子の勝利の実証をもってなしえる――その精神は今、世界にも広がっています。
◆◇◆
昨年3月、「3・16」の意義をとどめ、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアの青年部が集い、「南アジア青年部幹部会」がインド・デリー近郊の創価菩提樹園で開催されました。
席上、インドのサブー男子部長が「先生! 私たちは何があっても、世界広布実現のために、師子となって前進します!」と宣言しました。それから半年が経過した昨秋、インド青年部は見事に、10万人の青年の陣列を築きました。
今月、研修で来日したアメリカ青年部の友も意気軒高でした。この日を目指し、577世帯の弘教を実らせました。
冬季五輪が行われている韓国でも、青年部が喜び勇んで社会貢献に尽力し、それぞれの地で広布を推進しています。
過日の聖教新聞(2月7日付)で紹介された長編詩「青は藍よりも青し」に、「君よ 世界を頼むよ」との一節があります。
戸田先生は、池田先生に世界広布を託されました。池田先生の死身弘法の闘争によって今、創価学会は世界教団として、いよいよ名実ともに世界に飛翔しゆく基盤が出来上がりました。
世界宗教としての創価学会の中核を担っていくのは、青年部の皆さんです。使命が大きいからこそ、"毎日が「3・16」"との決意で、前進してもらいたいと思います。
◆◇◆
「3・16」の後、戸田先生は池田先生に「追撃の手を緩めるな」と指導されました。
昭和50年代に吹き荒れた第1次宗門事件の折、池田先生から「『追撃の手を緩めるな』との戸田先生の指導は、宗門に対してのことだったんだよ」と教えていただきました。
師弟の分断を謀る悪僧や退転・反逆者を許してはいけない。今、小説『新・人間革命』でつづってくださっている「勝ち鬨」の章にも通じる精神です。
「破邪顕正」の闘魂を失えば、創価学会という和合の世界は破壊される。だからこそ、師の遺訓を永遠に忘れてはなりません。
「3・16」から60星霜。今この時に、世界青年部総会が開催される意義の大きさは計り知れません。
青年部の皆さんは日々、「師弟の誓願」に立ち返り、「自身の人間革命」の挑戦の中で、生涯の原点を刻んでいただきたい。
池田先生が、青年部の勝利を祈り、待っています。「3・16」へ、私も皆さんと共に、広布拡大に戦っていきます。