2017年2月1日水曜日

2017.02.01 わが友に贈る

広宣流布とは
友情を広げることだ。
誠実な「近隣友好」と
地道な「地域貢献」で
信頼の絆を結びゆこう!

四信五品抄 P342
『天子の襁褓に纒れ大竜の始めて生ずるが如し蔑如すること勿れ蔑如すること勿れ』

☆女性に贈ることば 二月一日
日常の生活のなかにこそ、人間が生を営むうえでの大切な本質があり、意味がある。それをおろそかにしては、真の幸福も平和もあり得ない。
いかに地味な陰の仕事でも、生き生きと、そして地道に、一日また一日、価値を創造しゆく人生は幸福である。

☆今日のことば365 二月一日
よき種は よき苗となり
よき花が咲こう
よき少年は よき青年となる
よき青年は よき社会の指導者となろう

☆大白蓮華巻頭言 2017年2月号 ブロックは幸福拡大の起点なり
◇大地なくして、万物の成長はない。
我ら創価の連帯には、『地区』そして『ブロック』という、地涌の人華を咲かせ広げゆく大地がある。
その豊かな土壌が、『一生成仏』のために、心の滋養を尽きることなく贈ってくれる。常に励ましの陽光が惜しまずに降り注がれ、どんな凍てついた心も温め、蘇生させずにはおかない。
日本中、世界中のいずこにも、この希望の光の天地が開かれているがゆえに、『冬は必ず春となる』(御書1253P)という幸福のドラマが生み出されるのだ。
中心に輝く地区部長、地区婦人部長、さらにブロック長、白ゆり長、総白ゆり長など、誇り高き最前線のリーダーの方々に、私は最敬礼を捧げたい。
日蓮大聖人は、門下に仰せになられた。
『一切の諸人之を見聞し志有らん人人は互に之を語れ』(967P)
身近な地域に根差して、顔の見える仲間が、たゆみなく集い、大仏法を共に学び、互いに語り合う。
御本仏が願われた、この異体同心の前進のリズムに完璧に則っているのが、地区であり、ブロックだ。
富木常忍夫妻も、四条金吾・日眼女夫妻も、阿仏房・千日尼夫妻も、それぞれに、現代でいうならば、まさに地区やブロック等に通ずる地域を担い立ち、同志を守り、広宣流布を進めていったと思われる。
だからこそ私も、あの二月闘争で『組』すなわちブロックを起点として、拡大の波動を起こしたのだ。
法華経に『若し法を聞くこと有らば一りとして成仏せざること無けん』(法華経38P)と記される。
一人もかけず—この仏の大誓願を実現しゆく現場が、ブロックであり、地区といってよい。
一人一人に光を当てて励ますからこそ、競い起こる障魔を打ち破り、人間革命の実証を示せる。
わずかな縁の人も、大聖人は『ゆめゆめ疎かにすることはない』(1489P通解)と大切になされた。
なかなか会合に出られないなど、様々な状況の友に、こまやかに心を配り、足を運び声をかけるリーダーの振る舞いは、まさに御本仏に直結している。
それはまた、国連が志向する『誰も置き去りにしない』社会の建設にも、連動していくといえよう。
『困難があるから福徳も大きい。励まし合って、強く朗らかに勝ちゆくのだ』と、恩師は叫ばれた。
あの大阪の戦いの折り、関西本部の勤行会に幼子らを連れ、遠慮がちに後ろで参加していた母がいる。夫の失業や姑の介護に直面しつつ、地区の太陽として『蝸牛のような歩みでも、苦しむ人と一緒に勝ちたい、皆に功徳を受けさせたい』と戦ってくれた。
その誓いの通りに、自他共の幸福勝利を飾られた。幼子らも大学教授等となり、後継の道を歩んでいる。
ともあれ、大聖人より託された広宣流布の大地から、地涌の人材が踊り出ないわけがない。友情の花が咲き、仏縁の実りが広がらないわけがない。
さあ、新たな幸福拡大の劇を、我らの地域から!

ブロックは
 久遠の宝友の
  幸の園
 桜梅桃李で
  皆が咲きゆけ