2015年9月6日日曜日

2015.09.06 わが友に贈る

わが地域の同志を
一人も残らず幸福に!
この強き一念で
大確信の励ましを!
誠実第一で進め!

佐渡御書 P961
『日蓮御房は師匠にておはせども余にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべしと云んは螢火が日月をわらひ蟻塚が華山を下し井江が河海をあなづり烏鵲が鸞鳳をわらふなるべしわらふなるべし』

◇人生の座標
戦後を経済優先でひた足った日本は、いつか文化を顧みる心を失ってしまった。経済大国の幻想に酔い、文化を付け足しと考えたり、金額で値踏みする愚を犯してはこなかったか。文化を箔づけととらえ、ひんしゅくをかったりもした。多様性に満ちた各国の文化に、心からの敬意を払ってきたろうか。

☆こころに響く言葉
倦怠期とは成長がとまったとき

結婚によって得るものは何かと言えば、夫婦の人間的なたくましい成長でなければならない。
家庭の建設も二人の共同事業であるし、社会に貢献してゆこうとするのも、
二人の固い団結による。倦怠期などということが、よく言われるが、
それは二人の成長がとまったときであり、創造的な新しい息吹を失った証拠である。

☆勝利の人間学 第81回 確信と情熱を胸に進もう
◇最高峰の思想を学べ
どうすれば、人は幸福になれるのか。世界を平和にできるのか——これが、人生の根本命題であり、人類の永遠の課題である。
仏法には、その究極の指標が示されている。ゆえに青年ならば、求めて研鑽すべきである。
戸田城聖先生は言われた。
「最も高き思想から学べ! 御書を拝していけば、あとのことは、全部、分かってくるものだ」
高い山の頂に登れば、すべてを見下ろしていける。遠くまで見わたせる。
日蓮大聖人の仏法を深く学び、行ずれば、大きく境涯を開き、自分に勝ち、社会で勝つ「賢者の道」を歩むことができるのだ。

◇御文を声に出して拝しゆけ
御書を拝せば聡明になる。心が美しくなる。
その一文字一文字は、大聖人の師子吼であられる。無限の勇気と慈悲が込められている。
毎日、一文でも、一節でもいい。声に出して拝読し、生命に刻みつけていくことだ。そして、『我もいたし人をも教化候へ』(P1361、「諸法実相抄」)と仰せのごとく実践していくことだ。
私も青年部時代の激闘の中で、日々、御書を開き、日記などにも要文を抜き書きした。
御書には、魂の滋養が満ちている。
御聖訓を若き心肝に染め、人格も知性も、本物に鍛え上げていただきたい。

◇学んだ歓喜を語り広げよう
恩師は、教学の姿勢について、「求道の心で大聖人の御精神に触れ、感動していくことだ。そうすれば、昔、習ったことを思い出すように、生命で会得していける」と教えられた。
この秋、青年部教学試験1級、また任用試験が行われる。教える側も、教わる側も、希望に燃えて、行学の二道に励んでいこう!
たとえ初めは分からなくても、真剣に学んでいけば、「ああ、そうだったのか!」と必ず納得できる。心に大きな歓喜が漲る。『法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し』(P856、「百六箇抄」)である。
学んだ喜びを、勇んで語り、広げよう!