信心の真価は
「行動」で決まる!
いかなる立場でも
情熱と挑戦を忘れるな。
わが誓願に生き抜け!
聖人御難事 P1190
『よからんは不思議わるからんは一定とをもへ』
◇人生の座標
日本の古くからの最大の欠点は、心が狭く、閉鎖的であることです。この島国根性によって、いわゆる発展途上国に対し、倣悼で、蔑視をする。「尊敬と親切の心をもって融合していこう」という心が根本的に欠けている。恐るべき性質です。
これを直さなければ、日本は世界中から嫌われて、世界の孤児になってしまうことを私は心配しているのです。
☆こころに響く言葉
大切な母の一言
どんな荒波が押し寄せようとも、主婦がしっかりしていれば、家庭は微動だにもしない。
私の少年時代、家が戦火にあって、全焼してしまったことがあった。そのとき、
母の「また皆でがんばろうね」という一言が、家族全員に新たな勇気をふるい起こさせ、
私自身、子どもながらにホッと安心したことを、今でも鮮明に覚えている。
☆随筆民衆凱歌の大行進 第26回� 合言葉は「前進!」
入信から31星霜となる、昭和53年(1978年)の8月24日は、勇んで集われる同志を迎え、信越は長野の松本で、三度、勤行会を行った。あの第1次宗門事件の攻防が続く烈風の渦中である。
私は"一年一年、よくぞ生き抜いてきた"との入信以来の感慨を語り、「妙法は、一個の人間生命を根底から蘇生させゆく絶対の法則である」と、一切の大難を勝ち越える確信を申し上げた。
翌年の夏、私は一軒また一軒と、功労者の家を訪ねながら、共戦の誓いを分かち合い、同志の絆を強める戦いを起こしていった。もう一度、師弟の魂を燃え上がらせて、学会の発迹顕本を成し遂げ、21世紀の夜明けを開く決心であった。
長野研修道場の地元には、「八風山」と呼ばれる山がある。
30年前、麓の一本道を車で走った折、私はこの地で活躍される同志の奮闘を伺い、御書にちなんで"賢人の地区"との愛称をお贈りした。
その地区の皆様方が、今年も素晴らしい聖教新聞の拡大をはじめ、勝利と功徳の実証の報告を届けてくれた。
『賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)なり』(P1151、「四条金吾殿御返事」)
この御聖訓のまま、いかなる毀誉褒貶の烈風にも微動だにせず、苦楽を分かち、大法弘通に邁進しゆく賢人のスクラムが、いずこにも完璧に築かれている。
25年前、そして21年前に、8月24日を共に過ごした、わが東北の不撓不屈の賢人たちの大城も盤石である。
今年は、8月24日の意義を込めて、恩師の故郷・北陸で、全国男子部幹部会が意気軒昂に開催された。見事な日本一の弘教を飾った石川・富山の創価家族の行進に、私は大喝采を送りたい。
8月24日のその日、アメリカの男女青年部からも、目標を突破して、堂々たる人材の陣列拡大を成し遂げた大歓喜の一報が届いた。
世界中に、優秀な弟子をもって、これ以上の喜びはない。一人ひとりの地涌の友と、心の握手を交わし、一閻浮提広布の未来を託したいのだ。
かの民衆詩人ホイットマンは高らかに謳った。
「ぼくらひとりびとりが地球の永遠の目的を分け与えられ、
ぼくらひとりびとりが地上にあるどんなものにも劣らず神聖なものとしてこの地上にある」と。
一人の生命を、まさしく、かけがえのない最極の生命と輝かせていく哲理こそが、妙法である。
この妙法を、一人でも多くの世界の若人に語り伝えていきたい。
戸田先生は、"全人類の境涯を最高の価値にまで高めたい"と願われ、慈折広布という壮大なるロマンに生き抜く喜びを教えてくださった。
私たちは自身の人生の勝利と、世界の平和のために、尊い金の汗を流していこう! 友情と同志の連帯の輪を広げ、自他共の「人間革命」の波動を広げていくのだ!
合言葉は「前進!」。
限りなく
心の財を
創りゆけ
今日も勇戦
今日も前進