教学試験に挑む友に
真心のエールを!
人材育成の王道は
共に学び合うことだ。
行学錬磨の青春たれ!
◇人生の座標
日本の教育は、人間としての基本を教えていない。教える者もいない。自分のことしか考えない、利己主義の社会の行く末は、厳しいものとなろう。慢心のよりどころであったはずの経済的繁栄も失いつつある。国際的に孤立してしまえば、社会は衰亡の一途をたどるにちがいない。
すべてが閉塞状況にあるこの国で、日本人は、己の前途に待ち受ける運命をどう転換していくのか。どう自分に打ち克っていくのか。そのためにも、人間としての基本を教えていくことが大事である。
人のため、社会のために生きる。それが人間にとっての基本である。人に尽くすことこそ、実は自分を生かす道であり、他の人を顧みないことは、実は自分自身を傷つけていることになる。
☆こころに響く言葉
生涯燃え続けていく美しさを
一生という広い視野に立ってみれば、美しさというものも、けっして短距離競走ではない。
死の瞬間まで続くマラソン競走なのである。この長距離競走の基礎づくりをするのも、
青春時代の大事な仕事であるウ。若さとともに燃え尽くしてしまう、線香花火のような美しさばかりを求めるのでなく、
青春を謳歌するとともに、一生、燃え続けてゆく美しさの基盤を、しっかり築いていただきたいものだ。
☆ヤング・ミセス「トップランナー大会」への名誉会長のメッセージ
「ヤング・ミセスの集い」と聞けば、私も妻も心がパッと明るくなります。
ヤング・ミセスの皆さんの笑顔が輝けば、我ら創価家族は老若男女を問わず、皆が元気になります。新たな人材の波も、、ヤング・ミセスから生まれます。
皆さんのスクラムは、いつもいつも、私と妻の心と一緒にあります。
暗闇は何のために存在するか。それは光が美しく輝くためである、と言った哲学者がいます。
皆さんも、尊い使命に生きるがゆえに、深い試練の闇の中で、涙をこらえるような時もあるでしょう。しかし、その時こそ、強き信心が、一切の闇を打ち破る光を放ちます。
日蓮大聖人は、幾多の苦難を勝ち越えてきた南条時光の母に仰せになられました。
『法華経と申すは手に取れば其の手やがて仏に成り・口に唱ふれば其の口即仏なり』『此の経を持つ人は百人は百人ながら・千人は千人ながら・一人もかけず仏に成る』(P1580、「上野尼御前御返事」)と。
どんな時も、題目を唱えゆく勇気から、「希望の太陽」が昇ります。
どんな人も、皆さんの真心の励ましから、「幸福の太陽」が輝きます。
どんな地域も、皆さんの異体同心の団結から、「勝利の太陽」が晴れわたります。
戸田先生は言われました。
「何があっても題目で勝てる。苦労を力に変え、仏の生命を湧現して、いかなる運命も切り開ける。ありのままの姿で、あらゆる人を救っていけるんだよ!」と。
どうか、朗々と祈り抜き、祈り切りながら、勇敢に「今日も勝った!」という一日一日を送ってください。そして、皆で仲良く朗らかに助け合い、励まし合って、わがヤング・ミセスが、いよいよ創価の「人材の門」「勝利の門」を開いていっていただきたいのであります。それが、私と妻の願いです。何よりの喜びです。
これからも、宝の一人一人に、一生懸命、題目を送り続けてまいります。
聡明に工夫して、健康第一であってください。お体を大切に!
ヤング・ミセス、万歳! 創価の旭日に、幸福あれ! 和楽あれ! 勝利あれ!