祈って動いて
道を開くのだ!
今こそ勇猛精進で
勝利の波を起こせ!
薬王品得意抄 P1501
『法華経は闇夜の月のごとし法華経を信ずれども深く信ぜざる者は半月の闇夜を照すが如し深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し』
◇希望の明日へ
和合僧を守る立場にありながら、難を避け、わずらわしさから逃げている幹部には、信心向上の燃焼もなくなるに違いない。喜びも感動もなくなる。信心が惰性となり、はては自分で重い罪をつくってしまう。反対に、侶心の世界を清浄化させていこうとする、決意と行動のある人の胸中には、喜びがある。信心も深まり、かぎりない成長への道を歩み、無量の功徳と福運を招き寄せていける。ゆえに"臆病の心"であってはならない。ここに、いやまして福徳かおる勇者の人生となるか、苦悩の人生となるかの岐路がある。
☆御書と青年「御書根本の常勝」
最も人間味あふれる人格が、仏の生命です。
「九界即仏界」であり、「仏界即九界」です。信心したからといって、悩みや苦しみがなくなるわけではない。
しかし、真剣に妙法を唱え、法のため、人のため、社会のために行動するなかで、「本有無作」のありのままの凡夫の身に、偉大な仏の境涯を現わしていける。久遠元初のわが生命を旭日のように光り輝かせていけるのです。
気取りや見栄など、いらない。人と比べて、自分を卑下してもいけません。
最高に明るく伸び伸びと、自分らしさを発揮して、社会に貢献できるのが、正しき「自体顕照」の信仰です。
大哲学の基盤こそ、御書です。御書は、人類の未来を開く智慧の宝庫です。