2022年2月1日火曜日

2022.02.01 わが友に贈る

"大願とは法華弘通なり"
厳寒の中で赤々と
仏法対話の灯をともす。
これが創価の折伏精神だ。
誠実の語らいを今日も!

撰時抄 P265
『教主釈尊記して云く末代悪世に法華経を弘通するものを悪口罵詈等せん人は我を一劫が間あだせん者の罪にも百千万億倍すぎたるべしととかせ給へり』

【通解】
教主釈尊が記して言うには、「末法の悪世に法華経を弘通する人を悪口罵詈等する者は、仏を一劫という長い間、あだむ者の罪よりも、百千万億倍以上の罪を得る」と、説いておられるのである。

名字の言 女優・沢村貞子さんが愛した「おふくろの味」 2022年2月1日
何度もおかわりした母の手料理がある——女優・沢村貞子さんが「おふくろの味」とのエッセーで振り返っている。細切れ肉と野菜にうどん粉でとろみを付けた"シチュー"や、おからを油で炒めた"豚カツ"だった▼経済的に苦しかったため、他の料理を模した献立ばかり。それでも"まずいと思わなかったのは、傍らでじっと私たちをのぞきこんでいた母の笑顔のせいだった"。貧しさをも笑い飛ばす、母の明るさが食卓にあふれていたのだろう(『私の浅草』暮しの手帖社)▼岡山県で信心に励んできた4姉妹がいる。3年前、父が末期の膵臓がんの宣告を受けた。父は闘病を続けながら、広布の使命に生きた。祖父を入会に導いた後、穏やかに霊山へ旅立った▼続けて、母が脳出血で倒れた。だが"お父さんが私の心の中で一緒に闘い続けてくれている"と母は今、懸命にリハビリに挑む。両親の姿に「広布に生き抜く覚悟を教わった」と4姉妹は語る▼御書に「譬えば、鳥の卵の内より卵をつつく時、母また同じくつつきあくるに、同じき所をつつきあくるがごとし」(新1124・全810)と。親が子を思う心は必ず伝わる。試練に負けない親の生き方は、子の心にいつまでも残る最高の贈り物である。

寸鉄 2022年2月1日
歴史開く二月闘争。勇み友のもとへ!不安も希望に転じる励ましを今こそ
牙城会結成の日。厳護の使命と誓い貫く青春尊し直系の誇り高く連帯拡大
"勇将も一人は叶わず"御書。仲良く尊敬し合い前進!信心の団結は無敵(新1601・全1176)
SNSでは意図せず乱暴な言葉になりがち—識者 落ち着いて、一層、丁寧に
食品ロス4年連続減少—農水省。積み重ねで足元から削減。食は命の心で

☆大白蓮華巻頭言2022年2月号 厳冬に冴え光る満月のごとく
ある厳冬の夜道、恩師・戸田城聖先生と一緒に、冴え光る満月を仰ぎながら語り合った御金言が思い出される。
「月は、よいよりも暁は光まさり、春夏よりも秋冬は光あり。法華経は正像千年よりも、末法には殊に利生有るべし」と。
戸田先生はしみじみと、「御本仏の大慈大悲は有り難いな。一番大変な時にこそ、一番苦しんでいる民衆を、一番明るく照らして救ってくださる仏法なのだ」と言われたのである。
立宗七百年の佳節たる一九五二年(昭和二十七年)の二月、師が教えてくださった、この日蓮仏法の大光を濁世にいよいよ鮮烈に放ちゆく時だと、私は報恩の誓いに立ち上がった。
戦災の傷痕が残り、深刻な経済難や病苦が絶えない時代である。あまりに厳しい宿命の壁に、皆がぶつかっていた。
新任の蒲田支部幹事の私は、今こそ、妙法の大功力で、支部の全員に幸せになってもらうのだと祈りを定め、訴えた。
「戸田先生の弟子として、この闘争で、悩みを乗り越える突破口を開き、宿命転換の実証を断じて示していこう!」と。
一人一人が「よし!自分も」と、勇んで唱題と折伏に挑戦する中で、地涌の闘士に生まれ変わった。弘教は勢いを増して進み、病気や失業の克服など体験が次々に語られていった。
この功徳の連鎖、歓喜の連鎖から、月に二百一世帯という飛躍が果たされ、師の願業の成就へ突破口が開かれたのだ。
常勝関西がこの息吹とともに出発したことも、懐かしい。
ともあれ、師弟不二の信心で突破できぬ壁などないのだ。
二月闘争から七十年の今再び、わが青年部を先頭に、世界中の宝友が広布と人生の新たな跳躍に励んでくれている。
日蓮大聖人は、「深く信ずる者は、満月の闇夜を照らすがごとし」と仰せである。我らの深き祈りと行動と団結で、冴え光る満月のごとく、勝負の一年を照らしゆこうではないか!

金色の
 歴史を創る
  時は今
 師弟の舞に
  友を誘い

☆2022年2月の学会史
◎「二月闘争」70周年
1952年(昭和27年)2月、24歳の池田大作先生が蒲田支部の支部幹事として指揮を執り、当時の支部の限界を打ち破る「201世帯」の弘教を達成。本年は70周年の節目。最前線の組織単位である「組」(現在のブロック)に焦点を当て、第2代会長・戸田城聖先生の誕生月を拡大の金字塔で荘厳した。
※参考資料=小説『人間革命』第5巻「驀進」、『新・人間革命』第3巻「平和の光」

◎2・8「沖縄の日」
1974年(昭和49年)2月8日、池田先生は沖縄広布20周年記念総会に参加。席上、「沖縄を幸福と平和建設の模範の島に」と力強く語った。
※参考資料=『新・人間革命』第19巻「虹の舞」

◎2・11 戸田先生の生誕の日
戸田先生は、1900年(明治33年)2月11日、現在の石川県加賀市塩屋町で生まれた。苦学して北海道の小学校教員となった後、上京。初代会長・牧口常三郎先生に出会い、牧口先生と共に創価教育学会(現在の創価学会)を創立した。戦後、学会を再建し、51年(昭和26年)5月3日、第2代会長に就任し、75万世帯の弘教達成など、広布の永遠の基盤を築いた。
※参考資料=『仏法入門 任用試験のために』『新会員の友のために——創価学会入門』

◎2・11「戸田記念国際平和研究所」設立
1996年(平成8年)2月11日、戸田先生の生誕96周年を記念し、戸田記念国際平和研究所が発足した。

◎2・11「国際部結成の日」
国際部は1971年(昭和46年)2月11日、国際舞台で活躍していた代表50人で発足。2002年(平成14年)に国際本部へと発展し、本年で20周年となる。
※参考資料=『新・人間革命』第16巻「対話」

◎2・17 戸田先生の「地球民族主義」宣言から70周年
1952年(昭和27年)2月17日に行われた青年部の研究発表会の席上、戸田先生が「地球民族主義」を自身の思想として宣言された。
※参考資料=『人間革命』第5巻「驀進」

◎2・17「農漁光部の日」
45年前の1977年(昭和52年)2月17日、学会本部で開催された農村部(当時)の第1回勤行会を記念して「部の日」が制定された。同部はその後、農漁村部に発展。2011年(平成23年)に農漁光部となった。
※参考資料=『新・人間革命』第24巻「灯台」