風邪・流感に注意。
うがい、手洗い
マスク着用や加湿など
予防と対策を万全に。
健康第一で快活に前進!
持妙法華問答抄 P467
『寂光の都ならずは何くも皆苦なるべし本覚の栖を離れて何事か楽みなるべき、願くは「現世安穏後生善処」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞後世の弄引なるべけれ須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』
☆女性に贈ることば 十一月二十九日
大教育者ペスタロッチは、「家庭は、道徳上の学校である」と言った。
知識や技術を身につける所はたくさんあっても、人間としての正しい生き方を学ぶことができる場は少ない。家庭こそが、人間を磨く第一の学舎である。
☆今日のことば365 十一月二十九日
長い人生の間には
必ず 落胆することもあろう
このような時でも
僕は 口笛を吹くことを忘れぬ
余裕ある人生でありたいと思うのだ
☆御書と歩む 第95回 妙法は"世界第一の良薬"
『敵と申す者はわすれさせてねらふものなり、是より後に若やの御旅には御馬をおしましませ給ふべからず、よき馬にのらせ給へ』(四条金吾殿御返事、1185ページ)
◇通解
およそ敵というものは、(その存在を)忘れさせて狙うものである。今後もしも旅に出られる際は、馬を惜しんではならない。良い馬にお乗りなさい。
◇同志への指針
門下の無事を願い、乗る馬のことまで案じられる。これが御本仏のお心である。
油断と慢心に魔は忍び寄る。「信心即生活」とは観念ではない。惰性を排して、具体的に勝ち取るものだ。
張りのある勤行と教養ある生活リズムで健康管理を! 交通事故や火災に注意し、悪縁を寄せ付けぬ鋭き用心を!
栄光の人生を飾りゆく創価の賢者たれ!
☆12月度男子部「御書活動者会」研さんのために 一念三千法門 2017年11月25日
「一人も残らず」勝利者に
悔いなく掉尾飾り栄光輝く明年へ!
12月度の男子部「御書活動者会(御書活)」では、「一念三千法門」を研さん。如説修行の実践で、「一人も残らず」勝利の人生を開くための信心の姿勢を学ぶ。
◇御文
『法華経の行者は如説修行せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し、譬えば春夏田を作るに早晩あれども一年の中には必ず之を納む、法華の行者も上中下根あれども必ず一生の中に証得す』(御書416ページ)
◇通解
法華経の行者は如説修行するならば、必ず一生のうちに一人も残らず成仏することができる。例えば、春、夏に田を作るのに、早稲・晩稲の違いがあっても、一年のうちには必ず収穫するようなものである。法華経の行者も上根・中根・下根があっても必ず一生のうちに証得する。
◇背景と大意
本抄は正嘉2年(1258年)、日蓮大聖人が37歳の時に鎌倉で執筆されたと伝えられている。
本抄では、法華経には一念三千の法門が明かされているため、他経より勝れていることを示される。
続けて、大聖人は、「一念三千の観念も一心三観の観法も妙法蓮華経の五字に納れり」(御書414ページ)と、唱題行が成仏への要諦であることに言及。さらに、題目を唱える声に触れることが、下種につながることを示され、「娑婆世界は耳根得道の国」(同415ページ)と述べられる。
そして、一切衆生とは有情だけでなく、非情の草木も含むとされ、如説修行の人は必ず一生成仏できると、妙法の功徳の大きさを教えられている。
◇解説
私たちが日々、実践している信仰の目的は「一生成仏」にある。つまり、この一生のうちに仏の境涯を築き、自他共の幸福を開いていくことだ。
法華経以前の経典(爾前経)では、いくら仏道修行をしても、この一生のうちに成仏することはできず、何度も生まれ変わって修行を重ねなければならないとされていた。
そのような考え方に対して、法華経では誰もが今世で成仏できることが強調されている。成仏とは、「仏という特別な存在に成る」ことではなく、わが身に「仏界の生命境涯を開く」ことにほかならない。
今回の拝読御文では、一生成仏について、稲の収穫に例えながら説明されている。
稲作においては、早稲・晩稲の違い、つまり、成熟の早さに差があっても一年の内に必ず収穫することができる。
同様の原理が「法華経の行者」にも当てはまる。たとえ機根(衆生が仏法を理解する能力)の違いがあったとしても、大聖人の仰せのままに御本尊を信受し題目を唱え、弘教に励んでいくことにより、誰もが必ず一生成仏を遂げることができるのだ。
池田先生は、今回の御文を通して指導されている。
「いかなる人も必ず成仏が約束されている。『一人も残らず』と仰せである。時として、直ちに結果が出なくても、絶対に人生を勝ち開いていけるのだ。一切が修行だ。すべては、いっそう強い人間となり、深い人生を歩むための御仏意といってよい」
広布の旅路も、人生も、多くの難が待ち受ける長い道のりであろう。しかし、途上に何があろうとも、恐れることはない。法華経には万人成仏が説かれている。如説修行の実践を貫くならば「一人も残らず」勝利者になることは間違いないのである。
激闘の連続であった本年も、いよいよ総仕上げの師走を迎える。各人が掉尾を飾る戦いをしていきたい。
悩める友への仏法対話や、同志への訪問激励。さらには、自身が抱える仕事や家庭における課題の克服——真剣に祈り抜き、挑戦する中で、必ず活路は開かれる。また、最後まで戦い抜く、その信心の姿勢があってこそ、何ものにも左右されない不動の境涯が開かれよう。
明年は「世界広布新時代 栄光の年」。「3・16」には、広宣流布の記念式典60周年、さらに、「11・18」には、広宣流布大誓堂完成5周年を迎える。
栄光を開く新たな戦いの開幕へ。一人一人が本年を最後まで戦い切り、悔いなく「勝利の総仕上げ」を!