2017年11月27日月曜日

2017.11.25 わが友に贈る

不屈の地涌の菩薩は
自らの苦悩と戦いながら
他者に尽くし抜く。
偉大な誓願の人生に
幸の光彩は輝き光る!

曾谷入道殿許御書 P1038
『此の大法を弘通せしむるの法には必ず一代の聖教を安置し八宗の章疏を習学すべし』

☆女性に贈ることば 十一月二十五日
生きる喜びがほしい、と嘆いている人を、時々、見かける。
しかし、本当の喜びは、人から与えられるものではない。自分でつくり出すものだ。

☆今日のことば365 十一月二十五日
指導者としての資格は、責任感の有無にある。その大きさ、深さが、人格の偉大さを決定づけるものであろう。

☆11・18「創価学会創立の日」記念 世界広布新時代第28回本部幹部会 SGI総会から 原田稔会長 2017年11月17日
◇明「世界広布新時代栄光の年」へ前進 弘教と人材の新たな拡大を
一、創立の日を記念する「世界広布新時代第28回本部幹部会」ならびに「SGI総会」の開催、誠におめでとうございます(拍手)。
SGI秋季研修会で来日された70カ国・地域、280人の皆さま、ようこそお越しくださいました。心から歓迎申し上げます。
一、さて、10月22日に行われた衆院選で、学会が支援する公明党は、比例区21議席、小選挙区8議席の計29議席を獲得することができました。
台風などによる悪天候が続くなか、ずぶぬれになりながら、最後の最後まで、対話拡大に奔走してくださった同志の皆さまに、心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました(拍手)。
史上まれに見る短期決戦にもかかわらず、多くの地域で得票増を果たすことができました。全ては学会員による献身的な支援のたまものであります。
公明党は全議員が、この支持者への大恩を心底から、かみ締め、立派な仕事を成し遂げて、恩返ししてもらいたい。
学会員は信心一筋——手弁当で、祈り、歩き、語り、歯がみをする思いで戦っている。そのおかげで自分は、議員として働かせていただいている。この一点は、誰が見ていようが、いまいが、一瞬たりとも断じて忘れるなと、声を大にして訴えたいと思います。

◇異体同心の団結で出発
一、さて、9月に制定された創価学会会憲について、昨日、各国の代表に賛同の署名をしていただき、世界教団の創価学会として異体同心の新出発を切ることができました。
いよいよ明2018年は、目標点である広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」を迎えます。さらに「3・16」60周年、池田先生による小説『新・人間革命』の執筆開始から25周年という佳節を刻みます。
栄光の2018年「11・18」は、私たち一人一人の「栄光の歴史」で飾りゆくものです。そこで明年は、テーマを「世界広布新時代 栄光の年」と掲げ、前進していきたい(拍手)。
池田先生は、9月の本部幹部会へのメッセージで、「不思議なる『大法弘通』の時を迎えた今、一人でも多くの新たな地涌の友を誕生させながら、『慈折広宣流布』という幸福と平和の大潮流を起こしていっていただきたい」「さあ、共々に『地よりか涌きたる我なれば この世で果たさん使命あり』と胸を張り、人間革命の栄光の暁鐘を打ち鳴らしていこうではないか!」と呼び掛けてくださいました。
折伏・弘教と訪問激励で、明年、一人一人が、わが地涌の使命を果たしゆく、栄光の1年にしていこうではありませんか(拍手)。
一、いまや全世界が、学会の栄光を祝賀する時代が到来しています。
例えば、ブラジルでは10月だけでも、サンパウロ州のジュンジアイ市から名誉市民称号、インダイアトゥーバ市から顕彰状が、それぞれ池田先生に授与。ピンダモニャンガーバ市には「平和主義者・池田大作博士広場」が誕生し、さらにジアデマ市、サンビセンテ市、ベルチオガ市では慶祝議会が開催されました。
この慶祝議会を開いたジアデマ市のマルシオ・パスコアル・ジウジシオ副市長は、8月に私がブラジルを訪問した折に挙行された、バレンサ大学からの池田先生への名誉博士号授与式にも参加していました。
副市長は「池田博士の偉大さを、よりいっそう実感しました」と、授与式の感想を語っています。そして、慶祝議会を発議した市会議員は、この副市長のご子息です。
一つの出来事から、新たな出来事へ。一人の人から、新たな人へ——。重層的に織りなされるブラジル広布の現在は、「地域貢献」即「広宣流布」のモデルであります。

◇苦労した人が必ず強くなる
ブラジル大発展の原点は何か。それは1974年、学会に対する偏見からビザがおりず、池田先生のブラジル訪問が中止となった瞬間にあったと、私は確信します。
当時、先生に随行していた私が、ブラジルのリーダーに電話で中止の決定などを伝えるや否や、すぐさま先生は、私が手にしていた受話器を取られ、こう指導されました。
「辛いだろう。悲しいだろう。悔しいだろう……。しかし、これも、すべて御仏意だ。きっと、何か大きな意味があるはずだよ。
勝った時に、成功した時に、未来の敗北と失敗の因をつくることもある。負けた、失敗したという時に、未来の永遠の大勝利の因をつくることもある。ブラジルは、今こそ立ち上がり、これを大発展、大飛躍の因にして、大前進を開始していくことだ。また、そうしていけるのが信心の一念なんだ。長い目で見れば、苦労したところ、呻吟したところは、必ず強くなる。それが仏法の原理だよ」と。
ブラジルの同志の生命を全身で抱き締め、全霊で揺さぶらんばかりの、あの時の先生の大激励は、今なお忘れることができません。
広布の遠征においても、また人生の旅路においても、全てを「信心の一念」で、大発展、大飛躍の因にしていく。否、必ず因にしていくことができる。まさにブラジル大勝利の姿は、その偉大なる大前進の実証なのであります。
さあ、まず目指すは明年の「1・2」。先生の卒寿をお祝いすべく、新たな拡大へ、総立ちとなろうではありませんか(拍手)。