「いつかやろう」では
永遠に「時」は来ない。
「よし今、やろう!」
決意即行動の人が
栄光への突破口を開く!
御衣並単衣御書 P971
『物たねと申すもの一なれども植えぬれば多くとなり』
☆女性に贈ることば 三月二十六日
恩を知り、恩に報いていくことが、人間の歩むべき道である。
親を愛し、親に心の底から感謝できるようになっていくことが、人間としての深まりであり、成長の証と言ってよい。
そのように人間として成長していってこそ、自らもよい親となり、和楽の家庭を築いていける。そうした心が、子育てにも大きな影響を与えていく。
☆今日のことば365 三月二十六日
たとえ苦手な科目があったとしても、自分の輝かしい未来を築くための勉強、財産だと思って、真剣に取り組んでいくことが大切です。
☆ワールドリポート 中米・ハイチを訪ねて(下) 2017年3月15日
◇愛する天地に平和と繁栄を
カリブ海に浮かぶ中米・ハイチ共和国。そこには、多くの社会的な課題にも負けず、妙法を抱き締めて闘う同志の姿があった。この国を、平和と繁栄の楽土に!——開拓精神を燃やし、生活革命や境涯革命に挑むメンバーの声を紹介する。
◇人に尽くした分 目の前が明るく
私は3児の母です。現在は、システムエンジニアをしています。
信心を始めたのは2007年。その頃、私は、大学で情報工学を学んでいました。しかし、経済的な理由から、仕事を探さなければならなくなりました。育児をしながら働き口を見つけるのは容易ではありませんでしたが、公共事業運輸通信省に会計担当として就職することができました。
平日は地方で働き、週末は首都ポルトープランスの家に戻るという生活でした。そんな中、働き始めて3カ月後に、大好きだった母が急性虫垂炎で倒れ、手術の末に他界。心にぽっかりと穴が空いてしまいました。
同時期に、仕事では、職場の人から妬まれ、嫌がらせを受けるように。仕事で評価を上げた私を陥れようとする動きが起きたのです。
度重なる苦難に押しつぶされそうになっていた時、職場の同僚から信心を教わりました。その日から少しずつ題目を唱え始めました。
母を亡くして以来、不安な日々を歩んできましたが、SGIの会合に参加するようになり、新たな"人生の道しるべ"を得ることができました。
ともすれば足を引っ張り合うような競争社会だからこそ、「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(1598ページ)との御書の一節を胸に、友人のために尽くしていこうと決めています。
信心を教えてくれた同僚のように、私も友人の幸せを願い、仏法を語ってきました。今では、二つのグループができるまでにメンバーを拡大。4年前に家を建てて、広布の会場として提供しています! 苦しかった職場環境も改善されました。
常に励ましを送ってくださる池田先生への感謝を胸に、これからも頑張っていきます。
(カティア・フランソワさん)
◇自宅で仏法の勉強会を開催
私は、電気工事士をしながら、大学で経済学を勉強しています。
以前は、他の宗教をやっていたことがありますが、自分の変化を感じることはありませんでした。しかし、この信心を実践するようになって、周囲への思いやりや感謝の心を持てるようになりました。こうした精神的な変化が、私にとって一番の功徳だと思っています。
"友達にも仏法の魅力を知ってほしい"と、信心を始めた3年前から継続して、自宅で仏法の勉強会を開いてきました。最初は6、7人からスタートし、今では15人ほどが集まるようになりました! そのうち3人は御本尊を受持して頑張っています。
(ピーターソン・セヴェールさん)
◇今いる場所で幸福の花を!
小さい頃、母から信心の話を聞き、私も始めました。真剣に題目をあげて臨んだ学校の卒業試験で、優秀な成績を得られたことが、最初の信心の確信になりました。
私は父を11歳で亡くし、母が女手一つで育ててくれました。
少しでも早く働きたいと祈り、2009年に赤十字に入社。同時に大学にも入学することになり、午前中は働き、午後は勉強という生活がスタートしました。
経営学部を卒業した現在は、コミュニケーション学部でさらに勉強をしています。広宣流布のために、この思想をたくさんの人に分かりやすく伝えていく力を磨きたいと思っています。
高等教育を受けたハイチの若者は、外国に行きたがる傾向があります。その方が仕事もあり、家族を養っていけるからです。
しかし私は、ここで働き、ここで幸せになることが大切だと思っています。この場所を仏国土に変えていくのが私たちの使命ですから。
池田先生はたびたび、創価の女性を"花"に例えて励ましを送ってくださいます。風雪に耐えて咲く花が野原を美しく彩るように、私自身が幸福の花を咲かせることで、ハイチの大地を変えていきます。
(カティアナ・ジュールさん)
◇信心を始めて夢ができた!
14歳の時、病気で母を亡くしました。父や弟と暮らしてきましたが、心の傷は癒やされませんでした。家族との確執などから大学を中退。母を失ったことで、どんどん自信をなくしていった私は、昨年4月に信心と出あい、12月に御本尊を受持しました。
この信心を始めて変わったところは、夢を持てたことです!
これまでは、事務や調理場など、さまざまな仕事に挑戦するも、長続きしませんでした。
SGIの先輩の温かな励ましを受け、共に祈る中、自分を見つめることができました。繊細で傷つきやすい性格が、実は人に寄り添える長所なのだと気付き、ジャーナリストになるという夢が見えてきたのです。
目標を決めて祈ると、私の人生は大きく転換していきました。
まず奨学金の試験に合格し、語学の学校に通えるようになりました。また、ボランティアでラジオ番組のパーソナリティーも務めています。
希望が見えず、学ぶことを諦めた私が、目標を持って再び学校に通うようになるなんて、思ってもみませんでした。
今、私は本当に幸せです! 何より、自分の生き方に誇りを持てるようになりました。
SGIでは、自身の人間革命によって環境を変えていけることを学びました。長年、弟といがみ合ってきましたが、今は弟ではなく、自分が変わることで解決しようと祈っています。
ハイチの若い女性は多くの問題に直面しています。そうした人たちにこの人間革命の哲学を語っていきたいです。
(タフィカ・ポリカさん)
◇強き祈りで会社の経営が軌道に
首都ポルトープランスで知り合った人に折伏されました。その日から早速、唱題を開始し、数カ月後に御本尊をお受けしました。
当時の課題は、仕事がなかったこと。信心に励む中で、妻と共にカルフール市で会社を立ち上げることができました。
先輩から"実際に働く姿をイメージして祈るんだよ"と言われ、実践してみたところ、その2週間後に会社に投資をしたいという人が現れ、経営を軌道に乗せることができたのです!
仕事を持てたことで、4人の子を養いながら、学校に通って語学を学べるようになりました。
生活で葛藤することも多くありますが、池田先生の書籍を読んで祈りを深めています。
目標は、ハイチ一のビジネスマンになることです!
(フィリップ・デルファンさん)