2014年11月30日日曜日

2014.11.29 わが友に贈る

「師子の心」燃える
中国方面の同志よ
今こそ未来を開く
誉れの開拓闘争を!
平和の大連帯を築け!

十如是事 P411
『秋のいねには早と中と晩との三のいね有れども一年が内に収むるが如く、此れも上中下の差別ある人なれども同じく一生の内に諸仏如来と一体不二に思い合せてあるべき事なり』

◇人生の座標
人間の生命は不可思議である。たとえ肉体的に病気の状態にあっても、心が強く、心が健康であれば、必ず身体にも良い力を及ぼしていくことができる。
病人の心にとって、最良の薬は、人生への「希望」であろう。

☆御書とともに� 第36回 無上の哲学を学ぶ誇り
『予少量為りと雖も忝くも大乗を学す蒼蠅驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』(立正安国論、P26)

◇通解
私はとるに足らない身ではあるけれども、かたじけなくも大乗の教えを学んでいる。青バエは、驥(一日に千里を走るという名馬)の尾に止まっていれば万里を渡り、緑のつたかずらは、松の枝先にかかっていれば千尋の高さにまで伸びることができる。

◇同志への指針
かの大歴史学者トインビー博士も「大乗仏教」の英知を真摯に探究されていた。
大乗の真髄を学ぶことは、どれほど深き宿縁であるか。
永遠の生命尊厳の哲理とともに、永遠の幸福の大境涯を開くことができる。究極の立正安国の法理とともに、究極の平和の大連帯を築くことができる。
我らは無上の哲学を実践し、万里を悠然と進むのだ。