2014年11月15日土曜日

2014.11.15 わが友に贈る

異体同心こそ
広布勝利の要諦だ!
「一人立つ」実践から
真の団結は生まれる。
先駆の勇者たれ!

白米一俵御書 P1596
『いのちと申す物は一切の財の中に第一の財なり』

◇人生の座標
人間の「心」を知らないでいては、どんな分野のものでも、本当にはわからない。奥義はわからない。人間の文化はすべて、人間の「心」から生まれたものだからです。

☆未来の翼〜世界が君を待っている〜 第8回 シンガポールのビル群
その指揮を執ったのが、初代首相のリー・クアンユー氏です。各国のリーダーがアドバイスを求める人物です。私も、88年の初訪問の折にお会いし、世界の未来を展望して語り合いました。
リー首相は、若き日、学びに学びました。しかし、日本の占領によって学校は閉鎖され、学業を中断せざるを得ませんでした。
戦後、イギリスの名門ケンブリッジ大学に留学し、「一番を目指す」と宣言し、猛勉強を開始しました。その通り、最後の試験で、最優秀の成績を収めて卒業したのです。
留学したカレッジの校長は、リー青年を温かく励まし、「人間の生き方」を語ってくれました。
「過去は過去だ。過去の事実は事実とふまえ、未来を展望せよ。人生の価値観は未来に置かれるべきだ」と。
この恩師の言葉を胸に、リー青年は未来を見つめ、粘り強く挑戦を重ねました。
やがて首相に選ばれ、生まれや立場にかかわらず、誰にでも成功のチャンスがある社会を目指していきます。平和と安定を重視し、教育に力を入れて、多くの人材を育て、一流の企業、人材を世界からも引きつけました。シンガポールの人々が団結して築いた「人材立国」は、有数の経済大国へと発展していったのです。