会合に集えない
友を大切に!
悩みに耳を傾け
励ましを重ねる中で
希望の連帯は拡大!
生死一大事血脈抄 P1337
『日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて仏に成る血脈を継がしめんとするに還つて日蓮を種種の難に合せ結句此の島まで流罪す、而るに貴辺日蓮に随順し又難に値い給う事心中思い遣られて痛しく候ぞ』
◇希望の明日へ
読書について一言えば、"読む"ことも「心を耕すクワ」と言える。じつは、本そのものの中に、知恵や幸福があるわけではない。本来、それらは全部、自分の中にある。しかし、読書というクワで、自分の心、頭脳、生命を耕してこそ、それらは芽を出し始める。"文化"すなわち「カルチャー(culture)」の語は、"耕す"すなわち「カルチベイト(cultivate)」からきていることは有名である。自分を耕し、自分を豊かに変えていく。そこに文化の基本がある。あらゆる賢人が読書を勧めている。人生の"実りの秋"に、大きな精神の果実をつけるために、今こそ、あらゆる良書に挑戦してほしい。
平1・10・10
☆名誉会長と共に新時代を開く 第18回 堂々と絶対の安穏の道を
新しい広宣流布の開拓をするのは今だ。皆、本当に頑張っている。なかんずく婦人部の皆様に一段と光を当て、心からの感謝を捧げたい。全ての同志を最大に賞讃したい。
広布の功労は不滅だ。妙法の功徳は無量である。
御聖訓には仰せである。
『国中の人々に、一人から二人へと妙法が広がり、やがて千万億の人が題目を唱えるようになれば、思いもよらぬほどの功徳が、あなたの身に集まることでしょう。その功徳は、あたかも露を集めて大海となり、微塵を積んで須弥山となるようなものです』(P1241、通解、「妙密精進御消息」)
信心一筋に生きる皆様を、諸天が護らないわけがない。
もうすでに、絶対の安穏の軌道に入っているのだ。何があろうと負けないで、堂々と広布へ進む。生老病死の苦しみも、信心を強める糧にする。その姿自体が、偉大な勝利だ。私は、一人一人と握手を交わし、讃え、ねぎらいたい気持ちでいっぱいである。
人生には、つらいことや悲しいこと、絶望の淵に沈むこともあるかもしれない。
無数の尊い命が奪われた戦時中、正義の獄中闘争を貫かれた戸田先生は、ありとあらゆることで苦しんだからこそ、今、大勢の人を励ませるのだ、大衆のリーダーとして、人の心が分かる人間になれたのだと語っておられた。
煩悩即菩提である。妙法は、「煩悩の薪」を焼いて幸福前進の智慧の炎に転じていける究極の大法である。
題目をあげれば、わが年命に太陽が昇る。自分が太陽になれば、全ての闇は消える。亡くなった人も、題目の光りで救っていける。いわんや、生きている人を幸福にできないわけがない。信心は、生き抜く力の源泉である。「変毒為薬」の希望の大道なのである。