「仏は文字に依って
衆生を度し給うなり」
広布は聖教と共に!
本紙を支えてくださる
全ての方々に感謝!
松野殿御返事 P1386
『退転なく修行して最後臨終の時を待って御覧ぜよ、妙覚の山に走り登つて四方をきつと見るならばあら面白や法界寂光土にして瑠璃を以つて地とし金の繩を以つて八の道を界へり、天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり』
◇希望の明日へ
"利害の時代"から"芸術の時代"への転換−−そのためには、芸術が、"万人に開かれる"ことが必要である。宗教にせよ、科学にせよ、"万人に開かれた"ものであってこそ、大きな価値を生む。限られた特権的な人々の独占物であった時代は、過去のことである。
平4・6・29
☆勝利の人間学第51回 わが地域を「幸福の楽土」に
◇近隣こそ広布の最前線
日蓮大聖人は、信頼する門下に、『其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ』(P1467、「高橋殿御返事」)と励まされている。
「其の国」とは、どこか──それは、まず自分たちの住む地域から始まる。わが近隣こそ、御本仏から任された広布の最前線である。私も若き日から、自らのアパートをはじめ、地元の方々を大切にしてきた。顔を合わせるたびに声を掛け、心を通わせた。
元気な挨拶一つでも、「いい青年がいるな」「感じのいいお嬢さんだな」と、安心してもらえるものだ。皆さんは、誠実な振る舞いで心を開き、使命の地域に「信頼と希望の絆」を織り成していただきたい。
誠実に聡明に善友の連帯を
大聖人は南条時光に『友達の一日に十度・二十度来れる人なりとも千里・二千里・来れる人の如く思ふて礼儀いささか・をろかに思うべからず』(P1527、「上野殿御消息」)と仰せになられた。親しい間柄であっても、遠来の友を迎えるような礼儀と真心で、誠実に接していくことを教えられている。
とともに、『悪知識を捨てて善友に親近せよ』(P1244、「日女御前御返事」)とも戒めておられる。仏法は最高の人間学である。真実の友情を結び、崩れざる連帯を聡明に広げる道である。
◇地区が広宣勝利の起点
広宣流布の前進の鍵は「地区」にある。
一歩また一歩、活力あふれ、人材光る「地区」を築いていく──最も尊い闘争である。
わが後継の青年部も、自身の「地区」から勝利のドラマを創っていくのだ。
仕事が忙しくて、地区の活動に間に合わない時も、参加できない時もあるだろう。
しかし、その場に行けなくても、報告・連絡はできる。智慧を使い、連携を取り合っていく。その呼吸の一致から、波動は生まれる。
力ある人材とは、責任をもつ人のことだ。
君が、貴女が、「わが地区の広布の主役なり。太陽なり」との自覚と誇りをもって、颯爽と、広布の新風を起こしてくれ給え!