新入会の同志と共に
御書を拝そう!
たゆまぬ教学の研鑽が
強固な信心をつくる。
挑戦と成長の日々を!
三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏になるみちは善知識にはすぎず、わが智慧なににかせん、ただあつきつめたきばかりの智慧だにも候ならば善知識たいせちなり』
◇希望の明日へ
若い時代に良書に触れ、その中から「自分の友達だ」「少年時代の親友だ」と呼べる書物や登場人物を見つけることが大事である。胸の中に、そうした"心の友"が生きている人は幸福である。人生が豊かになるし、楽しい。また、いざという時に強いし、人格にも味わいが出てくる。たとえば、優れた外国の本の登場人物と対話を交わし、"友だち"になる。そうすれば、その国の心を深く知った人ともいえる。また世界中の人々に通じる普遍的な人間性を磨いたことにもなる。その人は、単に語学力を鼻にかけただけの倣慢な人になるより、よほど"心の国際人"であるといえる。もちろん語学は絶対に必要である。大事なことは語学を身につけながら、同時に、その国の人の考え方を知り、心を学んでいくことである。
平1・10・10