学びながら動き
動きながら学ぼう!
希望の哲学を
大確信で語れ!
平左衛門尉頼綱への御状 P171
『併ながら貴殿は一天の屋梁為り万民の手足為り争でか此の国滅亡の事を歎かざらんや慎まざらんや』
◇希望の明日へ
若き日の誓いを、生涯、貫ける人は偉大である。幸福である。学会員は広宣流布という最高の誓いがある。そして自分には自分の、尊き使命がある。世界は広い。未来は洋々と開けている。この広大な世界のなかに、また二十一世紀という新世紀のなかに、一人一人が扉を開けられる"黄金の世界"がある。人類のために、光を放つ日をもっている。それは何か。誓いを果たしぬこうとする自分自身の精進である。
☆随筆 人間世紀の光 No.051「御書を心肝に染めよ」
御書は、「永遠の経典」である。
御書は、大聖人の魂の叫びである。
この魔性に覆われた悪世末法に、法華経を修行する我らのために——
「勇敢に戦い、絶対に退転するな!」
「人生を勝ち飾れ!」
「断固として悪を打ち破れ!」
と、師子の声、厳然と、大聖人が遺された正義の絶叫である。
ゆえに、我ら弟子一同もまた、御書を拝するたびに、深く自らに問いかけていかねばならない。
汝は、いかに生きるのか、汝は、いかに戦うのかと。
「身で読む」とは、他人事として、また、昔話としてではなく、「自分のこと」として、「現在のこと」として拝し、わが人生の闘争に立ち向かうことだ。
そこに厳粛なる、「師弟一体」となる正しき軌道があるからだ。
たとえ一節でもよい。一行でもよい。「この仰せの通りだ!」「この御書は今の自分にいただいたものだ!」と、深く生命に刻みつけ、厳然たる信心で、新たな広布の戦いを起こしゆくのだ!
それが、「御書を心肝に染めよ」との、日興上人の遺誡を守ることになるのだ。