真剣勝負で
育てた所が勝つ!
新しき力で
未来へ船出だ!
千日尼御前御返事 P1318
『日蓮願つて云く日蓮は全く〓なし・設い僻事なりとも日本国の一切の女人を扶けんと願せる志は・すてがたかるべし』
◇希望の明日へ
信心の世界は幸せになるための世界である。本来、最高に自由な、最高に楽しい集いである。だれ人も人を叱ったり、苦しめる権利はない。叱られて、いやな思いをしなければならない義務もない。
たとえば、弘教ができようができまいが、実践していること自体が、じつは無上に尊い。法を説ける喜びを心から感じ、その喜びを語り合っていけば、さらに福徳は広がっていく。"楽しい弘教""楽しい活動"が仏法の精神なのである。
◇今日のことば365
海外への憧れも、その底流にはなんらかの確固たる目的観があって然るべきだと思う。それなくしては、青春の輝かしい思い出になるひとときも物見遊山で幻影におわってしまう場合もあろう。
☆民主主義の父 リンカーン
政治の目的は、「個人の幸福」と「社会の繁栄」との一致にあるとは、恩師・戸田城聖先生の慧眼であった。
その理想を実現するためには、どんなに時間がかかろうとも、どんなに苦労があろうとも、人民の大地から、人民の手づくりで、リンカーンの如き哲人指導者を育て上げていく以外にない。これが、戸田先生の結論であった。
「なんぴとにも悪意をいだかず、すべての人に思いやりを示し」と(同)。
それは、道徳を基盤とした政治こそ真の民主政治であるとの信条に裏打ちされていた。リンカーンは、一党一派の利益や一部勢力の便宜のために働くのでなく、国家百年の大計、さらには全世界的視野に立っていたといってよい。
彼は北部の出身であった。しかし、常に連邦全体の発展に焦点を当てていた。
リンカーンは言った。
「私の哲学に、偶然はない。すべての結果には、原因があるものだ。過去は現在の因であり、未来の因は現在にある。
すべては、有限から無限へと続く終わりなき鎖のようにつながっているのだ」
要するに、坐して黙しているだけでは、何も開けない。
リンカーンは、一貫して言論で民衆を力強く鼓舞していった。