リーダーの使命は
率先垂範の行動だ!
広布の最前線に飛び込み
拡大の渦を起こそう!
確信と情熱の名指揮を!
祈祷抄 P1352
『法華経の行者を諸の菩薩人天八部等二聖二天十羅刹等千に一も来つてまほり給はぬ事侍らば、上は釈迦諸仏をあなづり奉り下は九界をたぼらかす失あり』
【通解】
法華経の行者を、もろもろの菩薩・人界天界の衆生・八部衆等・二聖・二天・十羅刹女等が、千に一つも来て守護しないことがあるならば、上は釈尊等の諸仏を侮り、下は九界の衆生をたぼらかす罪科を犯すことになる。
〈寸鉄〉 2018年5月30日
池田先生の初訪中の日。友誼の金の橋を万代へ。新しき青年の交流さらに
任用試験へ研鑽の波広がる。最高の幸福学学ぶ喜び!教える側も共に成長
「言わずんばある可からず」御書。まず自分が勇気のひと声を。心の扉開け
「ごみゼロ」の日。地球的に考え足元から行動。環境保全へ善の連鎖起こせ
防災に関して家族の話し合い「ない」が4割と。気付いた時にすぐ実践!
☆新時代を進む 第29回 学ぶ誇り! 生命の大歓喜を
先師・牧口常三郎先生が誕生した6月が巡り来る。先生が57歳の年(昭和3年)に、広布の戦いを開始されて、今年で90周年となる。
仏法対話の折に、先生がよく語られた一言がある。「信仰に入るのではない。信仰の世界へ出るんだよ」
すなわち、正しい信心とは、狭く堅苦しい形式に閉ざされることではない。苦しみの流転を断ち切って、心も広々と、歓喜と福徳の世界へ自由自在に羽ばたいていくことなのである。
この希望と幸福の価値創造の翼を、万人が広げてもらいたい——これが、牧口先生の願いであった。みずみずしい青葉の季節、教学部任用試験へ研鑽する友の姿を、先生も笑顔で見守られているに違いない。
— ◇ —
「生老病死」の苦悩は、誰人も免れない。どう向き合い、どう打開していくか。
この人類の最も本源的な探求から、仏法は生まれた。ゆえに全ての人に開かれた生命の哲理といってよい。
私が対話を重ねた世界の知性も、トインビー博士をはじめ皆、生死という根本課題を真摯に見つめ、解明の智慧を求めておられた。だからこそ、仏法の生命観に深い共鳴を寄せられたのだ。
今、「仏法入門」と銘打たれた任用試験には、新入会の友はもちろん、多くの会友の方々も、多忙な中、勇んで挑戦される。内外を問わず、「十界」「宿命転換」の法理や「日蓮大聖人の御生涯」などへの感銘の声を、うれしく頂く昨今である。
御義口伝には、「喜とは自他共に喜ぶ事なり」「自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり」(御書761ページ)と仰せである。
共に学び、教えてくれる方々にも、感謝は尽きない。受験する方も応援する方も「生命尊厳」と「人間尊敬」の最極の哲学を学ぶ誇りに胸を張っていただきたい。智慧と慈悲のスクラムで、「常楽我浄」という生命の大歓喜を地域に社会に漲らせていくのだ。
— ◇ —
98年5月、念願の韓国SGI本部を訪問した私は、世界に先駆して「21世紀の仏法ルネサンス」を進め、社会に奉仕し、人間性を広げゆく韓国の宝友を讃えた。
満20年になる今月、韓国と日本の青年部が意義深い交流を刻んでくれた。妙法で結ばれた若き地涌の連帯こそ、平和の希望だ。
生涯、正義を貫かれた牧口先生の如く、我らは、太陽の仏法の光で世界を照らしゆこう!