2018年4月17日火曜日

2018.04.17 わが友に贈る

環境の変化などで
疲れがたまる時期。
皆で健康を祈り合い
互いに声を掛け合おう!
頑健な生命力で前進!

四条金吾殿御返事 P1143
『法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし現世安穏後生善処とは是なり、ただ世間の留難来るともとりあへ給うべからず』

【通解】
法華経を受持する以外に遊楽はない。法華経薬草喩品第五にある「現世は安穏にして後に善処に生ず」とは、このことをいうのである。ただ世間の種々の難が襲ってきても、とりあってはいけない。

〈寸鉄〉 2018年4月17日
「無上道とは南無妙法蓮華経是なり」御書。地道に勝るものなし。祈り強く
各地に新リーダー誕生。勝負は最初の3カ月だ!励ましの最前線へ颯爽と
山形県婦人部の日。地域に対話の花は満開!広布の理想郷建設へ朗らかに
7年連続の人口減。少子高齢化も益々。故に一人を大切に!皆を人材に!
東北への外国人宿泊客、震災前から倍増と。復興は世界の希望。頑張ろう

☆創価学園入学式への創立者・池田先生のメッセージ 2018年4月10日
◇英知の宝を見つける冒険を
◇民衆に価値創造の光を贈る人たれ
◇負けじ魂は最後に勝つ
一、私の執務室には、大きな地球儀があります。今朝も、わが学園生の「負けじ魂ここにあり」の歌声を聞きながら、地球儀を見つめました。
創価教育の父である牧口先生は、20世紀の初めに、いち早く「世界市民」というビジョンを示されました。そして、私の師匠である戸田先生は、第2次世界大戦後、「地球民族主義」という理念を高らかに掲げられたのです。
この両先生の願いを受けて、大きく地球上に友情を広げ、人類の平和へ貢献していくリーダーを育てゆく学舎が、わが創価学園です。
晴れ晴れと創立50周年を飾った、この誉れ高き世界市民の大城に、今年も最優秀の英才たちを迎えることができました。
縁も深く集い合った、東京校は第51期生の皆さん、関西校は第46期生の皆さん、入学おめでとう! 私が創立した学園に来てくれて、本当にありがとう!
送り出してくださったご家族の皆さま方に、心より感謝申し上げます。

◇学園の伝統は「学ばずは卑し」
一、西暦2067年、創立100周年へ、希望の第一歩を踏み出す「栄光のパイオニア1期生」たる皆さんと、今日は「三つの光」を決意し合いたいと思います。
一つ目の光は、開かれた「学びの光」です。
わが学園は、日本、さらには世界の教育界から大きな期待が寄せられている「スーパーグローバルハイスクール」です。
先月も、東西の学園生が「スーパーグローバルハイスクール甲子園」や、アメリカでの核兵器廃絶問題に関する国際会議などに出席して、英語を駆使して堂々と研究成果を発表しました。学園には、語学をはじめ、最高の学力を鍛えられる教育環境が整っています。先生方も、職員の方々も、皆さんの学ぶ大情熱に全力で応えてくれます。
どうか、思う存分、英知の宝を日々発見する探究の冒険を進めてください。
私の大切な友人で、わが学園生を愛してやまないアルゼンチンの平和と人道の闘士・エスキベル博士が命に刻まれている英雄の精神があります。
その英雄とは誰か? 有名人ではありません。歴史上の偉人でもありません。無名の庶民である、博士のお祖母さんです。このお祖母さんは、"人を尊敬し、どんなことからも学ぼう!"という精神に漲っていたというのです。
皆さんのお祖父さんやお祖母さん、また、お父さんやお母さんも、きっと同じ心で、皆さんの勉学を何よりの喜びとし、応援してくれていることでしょう。
学園の伝統は、「学ばずは卑し」であります。
今、皆さんが、一日一日、真剣に学んで力をつけた分だけ、身近な家族はもちろん、日本そして世界の民衆に、幸福の光、価値創造の光を贈れることを、どうか、忘れないでいただきたい。

◇語学の力で世界中へ!
将来、お父さんやお母さんを、みんなの案内で、世界中へ連れて行って差し上げられるような語学力も磨いてほしいと、私は願っています。
一、二つ目の光は、負けじ魂の「挑戦の光」です。
エスキベル博士が大事にしている古代中国の箴言があります。
それは——
「千里の行も足下に始まる(千里の旅も足もとの一歩から始まる)」と。
青春の道も、結局、一歩また一歩、地道な挑戦の歩みを、粘り強く繰り返す以外にありません。前に進めば、つまずくこともある。壁にぶつかることもある。転んでしまうことだってある。しかし、その時に、また立ち上がって、新たな挑戦の一歩を歩み出せるか、どうか。それが、青春の勝負です。
この負けじ魂を、たくましく生命に秘めた青年こそが、最後は勝つのです。

◇生涯の学友と朗らかに前進
一、三つ目は、笑顔輝く「友情の光」です。エスキベル博士は、人権の闘争のゆえに命にも及ぶ迫害を受けた勇者です。
だからこそ、同じように正義の信念を貫き通してきた創価の師弟に、絶対の信頼を寄せてくださっているのです。この博士ご夫妻は、人間の本当の美しさは、どんな苦難にも負けず、何があっても絶望しない「笑顔の輝き」にあると語られています。
わが学園生は、「正義の誇り」に胸を張りながら、大変な時こそ、明るい笑顔で励まし合い、仲良く支え合って、共々に大成長していってください。
この学園で結ばれた一生涯のスクラムが、やがて必ずや、友情と平和の光で未来の地球を明々と照らしてくれることを、私は確信してやまないのであります。
さあ、今日から、私と一緒に、「希望の太陽」「勇気の太陽」「努力の太陽」を燃え上がらせて、楽しく朗らかに前進しよう!
結びに——

不思議なる
 世紀の使命の
  学園生
 不屈の青春
  強く明るく

と贈り、私のメッセージとします。どうか、健康第一の聡明な学園生活を頼みます。本当におめでとう!(大拍手)